心肺蘇生は、救急隊や救急車等が到着し、適切な処置が施せる状況下になるまで実施し続けなければならない。  そのため、肘を伸縮する腕力まかせのスタイルではなく、肘を伸ばし適切に上体の力を使うスタイルで行うことが肝心である。
1分間に80〜100回のピッチで行う。実施者が2名の時は、口対口の人工呼吸と心マッサージとに分かれ、心マッサージ5回に対し、人工呼吸1回の配分で実施する。  実施者が1名の時は、心マッサージ15回に対し、人工呼吸2回の配分で実施する。その際、下半身(膝の位置)は固定したまま、上半身のみの移動で、心マッサージと人工呼吸を切り替えると効率的である。

[BACK]