特別講演会「公認会計士を取り巻く環境について—AIによる監査業務への影響・監査報告書の透明化等—」

2018年12月22日(土)、日本公認会計士協会千葉会会長の田中昌夫氏をお招きし、本学創立90周年記念事業の一環として特別講演会を開催しました。

「公認会計士を取り巻く環境について—AIによる監査業務への影響・監査報告書の透明化等—」と題した本講演は、講演の前に日本公認会計士協会70周年記念映像を映写しました。次代の公認会計士による監査業務の未来像がドラマ仕立てで提示され、その後、田中会長より、AIやICTなどによる監査業務への影響や監査報告書の透明化、近年の会計不祥事などをトピックに、公認会計士を取り巻く環境についてお話いただきました。

本講演は、市川キャンパスで開催し、公認会計士の資格取得を目指す在学生や会計ファイナンス研究科へ入学を希望する受験生、高度専門職業人としての付加価値を高めようとお考えの方々、本学教職員など、学内外から多岐にわたる参加者が集まり、大盛況となりました。また、講演後の質疑応答も白熱いたしました。

参加者の皆様からは、「AI時代の監査業務をわかりやすく説明いただき、大変有意義なご講演でした。」などの感想を多数いただいております。

本学学部および大学院会計ファイナンス研究科は、田中会長のご講演を踏まえ、本学の会計人教育の拠点として今後より多くの会計専門職業人を輩出し、AIを活用し適切な意思決定のできる有為な人材を育成していく所存です。

創立90周年記念事業として、日本公認会計士協会千葉会会長 田中昌夫氏との鼎談を行いました