進路・就職 Vol.3

リサーチ会社に内定

木下源起さん

木下源起さん
(八千代東高校出身)

12~13社でのインターンシップを経て、営業職に限定し数社に応募。ネットリサーチ、アンケート調査、海外調査、学術調査などの事業を手がける株式会社クロス・マーケティンググループに内定。

チームで課題解決に取組んだ経験を生かして

国際教養学部の学びでは、グループワークに取組むことが度々ありました。出された課題に対して、まずはチームで調査をし、その調査結果や考察を資料にまとめてプレゼンするという、一連の作業をメンバーと一緒にするのは貴重な経験でした。進行を管理したり、文献を読み込んだり、課題解決の本質にどのように迫るか悩んだりとグループワークを進める難しさも体験しましたが、大変なことを乗り越えて、チームで課題解決に近付けた時は、この上ない喜びを感じました。

この、「チームで課題解決に取組む」という体験が私の就職活動の原点でした。内定先である株式会社クロス・マーケティンググループの営業部門では、クライアントが求めるデータを提供し、クライアントとチームを組んで業績アップをめざします。ぜひ、そのチームの一員になりたいと思っています。また、選考中に10回以上も個人面談の機会をいただき、さまざまな部門、年代の方とお話ししました。そこで、知りたいことや不安に思っていることをすべてお聞きできたことで、自分がこの企業で働くイメージが掴め、十分に納得した上で入社を決断することができました。

社会に出てからも引き続き貪欲に

短期研修

大学生活の中で、自分自身に大きな影響を与えたものの一つにハワイでの「海外短期研修」があります。短期研修ということで期間が決まっていたので、遠慮や言い訳はせずに、より多くの人とコミュニケーションを取り、さまざまな体験をしたいと考え実行しました。最初は聞き取りも話すのも苦労しましたが、クラスメイトや地元の人に積極的に話しかけるようにしたことで、格段に英語力がアップしました。初めての海外滞在で、周りに頼る存在がいない状況の中、ピンチを切り抜ける経験を積み、貪欲になれたことが就職活動にも生かされたと思います。

今後、社会に出てリサーチ業界に身を置くのであれば、世の中のモノやカネの流れ、トレンドなど社会の最先端にいなければなりません。貪欲にアンテナを張って、何にでも挑戦し、第一線で活躍できるように頑張りたいと思います。

就職活動に役立った授業

「現代社会解析」 鈴木恒雄 教授

読売新聞元デスクの先生が、ニュースの表面上の意味ではなく、裏に潜んでいる意味を教えてくれて、ニュースの見方が変わりました。毎日、新聞の見出しを書き写す「見出しノート」の作成のおかげで時事ネタに強くなりました。