【海外短期研修レポート Vol.6】ハイランド&アイランド大学パースカレッジ(英国)

国際教養学部

2017年12月25日

「海外短期研修」は2年次の必修科目として、本学の海外協定校に約8週間留学します。4年間の大学生活前半のメインイベントと位置付け、入学から約1年半、語学や異文化理解を深めると共に、海外に伝える日本の文化についても学んできた学生たちは、この研修でその成果を試します。

今回のレポートは研修先の一つである、イギリス・スコットランドのパースにあるハイランド&アイランド大学パースカレッジです。パースカレッジでは、留学前にクラス分けテストを実施し、現地で6クラスに分かれて授業を行います。授業では、さまざまな国々からの留学生と一緒に英語を学ぶため、授業を通して異文化も学ぶことができます。週末には、大学主催のアクティビティがあり、ゴルフの聖地セントアンドリュースや古都エディンバラなどを巡ります。2ヶ月間の間、ホームステイ滞在し、ホストファミリーとのコミュニケーションを通して英語力を磨き、日々の生活から異文化を体験から学びます。

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学生の声

ハイランド&アイランド大学では、他の国の留学生と共に授業を受けることができます。初回の授業の際は、緊張したもののクラスメイトがフレンドリーに話し掛けてくれたおかげで、すぐその場に馴染むことが出来ました。主にヨーロッパ圏からの留学生が多く、皆英語を話すのが上手です。授業は、1コマ1時間40分と少し長く、また私たちのクラスでは、毎週のようにテストが実施されます。課題もあるため気を抜く暇がなく、毎日必死に食らいついています。クラスメイト、先生方、ホストファミリーは皆とても優しく、わかりやすくゆっくり話しをしてくれるため、少しずつではありますが、コミュニケーションを取ることに慣れてきました。ジェスチャーをしたり、片言でも話してみると意外と伝わることがわかり、わからなくても、伝える努力をすることが大切だということを学びました。

兵藤 日菜(若松高校出身)

人とすれ違うたびに「Hi! there!」で始まるコミュニケーションは教科書には載っていない活きた英語を聞いてるんだなと感じています。学校では、文法の授業や、他の国の人とのペアワークが中心で、ほぼ毎週木曜日にはテストがあるという生活を送っています。また金曜日には現地の学生と同じ教室でアカウンティングの勉強をしています。クラスの人達は、明るく親しみやすい人ばかりで毎日楽しく過ごせています。ホストファミリーはとても優しく、2人の娘さんとその家族が頻繁に家に来て、家族みんなでご飯を食べたり、犬の散歩に行っています。日曜日にはパースの近郊の場所ヘ連れて行ってくれました。毎日がとても良い経験になっています。

菅野 良太(本学付属高校出身)