研究基礎最終発表会を開催しました

国際教養学部

2018年2月6日

2月1日(木)、国際教養学部では研究基礎最終発表会を開催しました。
1年次の第3、第4クォーターに開講する「研究基礎I・II」は、研究活動の入門科目として、研究とは何かを知り、データ解析などの基本的な手法を学びます。少人数のグループで取り組む研究活動は、政治、経済、文化、自然など幅広いテーマの中から選択し、教養を深めると共に、各テーマに関する情報の収集・分析、文章作成、発表をグループワークで行うことによって、コミュニケーション力、協調性や積極性を養います。

今年度は、「大学授業料無料化の是非」「労働時間の国際比較」「ダークツーリズムの功罪」「人間はなぜ笑うのか」など9つのテーマに関連した研究を各クラスで編成されたチーム別に取り組みました。
最終発表会では各クラスから選抜された全9チームが研究の成果を発表し、教員の審査による上位3チームと、学生の投票による学生賞1チームを決定しました。
各チームともアンケートやインタビューで集めたデータを使用し、会場を湧かせる趣向を凝らしたプレゼンテーションを行いました。

審査の結果、「馬の鼻先に人参をぶら下げる」というテーマで「労働時間の国際比較」について研究したチームが優勝。GDPと労働時間を国別に比較し、残業に対する各国の考え方をわかりやすくまとめながら、実際に企業の労働組合委員にインタビューをするなど正確性とアクティブな活動が評価を得ました。

入賞テーマ

  • 第1位・学生賞
    タイトル:「馬の鼻先に人参をぶら下げる」
  • 第2位
    タイトル:「世界の悲宝 -THE SAD TREASURE OF THE WORLD-」
  • 第3位
    タイトル:「笑わせ隊」

学生の声

情報を集めれば集めるほど、自分たちの立てた仮説からずれていってしまったり、すべての情報をまとめきれずに思い切って方向転換してみたりと、わかりやすく簡潔な発表になるよう工夫をしました。労働に対する意識を国別に調査したときは、メンバーで分担し、期日までに資料を作成するなどチームワークを意識して行動することができました。

臼澤 岬(盛岡中央高校出身)

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