千葉県山武市ふるさと納税特典「山武和牛(100%)ソーセージ」人間社会学部生が商品開発に協力!

人間社会学部

2017年10月10日

人間社会学部では、勅使河原隆行准教授のゼミナールが商品開発に協力した「山武和牛(100%)ソーセージ」が、千葉県山武市の「ふるさとさんむ応援寄附金」(ふるさと納税)の特典に採用されました。

ポイント

  • 2016年度から人間社会学部は山武市をフィールドとした活動をスタートし、学生たちは、同市の田んぼアートなどさまざまな地域交流・活性化のイベント、市民活動への参画を通じて、地域課題の理解とその解決方法を実践的に学ぶとともに、東日本大震災による同市への避難者支援を行ってきました。
  • 「山武和牛」は黒毛和牛の一種です。生産者の小林将男氏は、震災により福島県飯舘村から同村のブランド牛「飯舘牛」142頭とともに山武市に避難し、その血統を引き継ぐ「山武和牛」の育成に取り組んでいます。勅使河原ゼミでは、避難者支援の一環として、「山武和牛」の認知を広げるために「山武和牛デビューイベント」の開催や、山武市内外のイベントへの出店などPR活動を続けています。
  • 今回の商品開発は小林氏の提案から企画され、山武市の地域活性化事業(エコノミックガーデニング推進事業)の一つで地域産物による地産地消を考える事業として、地元生産者と地元企業がタッグを組み進められたもので、勅使河原ゼミは味、パッケージデザイン等の検討に関わり、2016年秋から約半年をかけて完成。パッケージには人間社会学部3年内藤冴香(ないとうさやか)さんによる、山武市の特産品「山武杉」の組子細工を取り入れたデザインが採用されました。なお、商品開発は継続し、今後は山武和牛ハンバーグの販売(12月頃)を予定しています。
  • 勅使河原ゼミは、これまでに被災地の食材を使って開発した「復興支援丼」「サバサンド」、震災後の福島県で暮らすママたちと共同開発したコーヒー「CUCブレンド」の販売などによる復興支援にも取り組んできました。一連の活動は、学生たちが被災地や被災者・避難者の環境、心の変化に応じた支援、風化の防止について考える機会となっています。

「ふるさとさんむ応援寄附金」特典内容

内容 「山武和牛(100%)ソーセージ」4袋入り(1袋:25g×5本)
※300セット限定
対象 寄附金1万円以上2万円未満

※「山武和牛(100%)ソーセージ」は、フードショップいちはら(千葉県山武郡横芝光町木戸1337-2)で取り扱っています。
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