佐藤哲彰ゼミナール(未来の自営と現在の雇用)

21世紀後半に「いい思い」をするために(やる気・好きなこと・出会いを重視)

研究テーマ紹介

このゼミでは、2050年に活躍できるために、何を今すべきかを考えます。
今の大学生は、21世紀「後半」を牽引する人材です。将来は雇用が縮小し、自営業的発想が重要になります。ゼミでは第一に、外に出て人や分野と出会い、事業構想を育て、そのため定期的個人面談、ボランティア先・授業の紹介を行います。小さなプロジェクトを一から行うことを目指します。第二に、若年時の労働での護身を考えます。働き方改革などを学びますが、早く有能になる必要性、過労等ではかかりつけ内科を早めに受診などの知恵も知ります。第三に、2050年の世界に関する著作やライフシフトを読み議論します。就活支援と卒論作成はその一部と考え、かなり徹底して行います。

活動紹介

やる気が何より大切です。そこで第一はカードをもとにした面談を何度も行います。過去も掘り起こしてやりたいことを複数見つけ、そこからライフワークと研究テーマを発見します。
第二は団体戦です。創造性等を育む目的で、学生有志が一から駅前商店街活性化や育児支援等を企画をする学生団体SCOを紹介し、私はその活動を支援します。
第三に、長時間労働について、講義とディスカッションをします。
第四に、2050年等をテーマとする書籍を読み、メガトレンドを考えます。
就活指導や卒論はそれらと一体と考え、徹底して行います。

佐藤哲彰ゼミナール
佐藤哲彰ゼミナール

学生の声

人見 翼さん
佐藤ゼミで、私は主に、AIが社会に与える影響について学んでいます。秋学期には佐藤先生が主催する木曜AI昼食会に参加し、医療介護への応用可能性や、ニューラルネットについて学びました。また、苫米地英人著書「2050年の衝撃の未来予想」やNHKの「ネクストワールド 私たちの未来」という連続番組を観て、未来の日本はどうなっているのだろう? と意見交換やディスカッションを行いました。今は、子どもにプログラミングで音楽を教えるという構想を立てて進めています。

屋代 凱さん
佐藤ゼミでは、労働経済のことを中心に学んでいますが、自分の興味がある事も学ぶことができます。私は子どもについて興味があり、子ども食堂をどう発展させたらいいのか、考え調べています。また今の2、3年生は子どもに関する学びをしたいという学生が多いため、ゼミ内に「子ども部」というのを作ろうとしています。子どもが参加するボランティアやイベントに参加したい、子ども関係のことを学びたいという学生にはいいゼミだと思います。

朝比奈 武さん
私は佐藤ゼミに入って、「福島もーもープロジェクト」というプロジェクトに参加しました。2年生のリーダーだったので不安だったのですが、直接現地に行って、プロジェクトの方たちと話を進めていく中で、「あ、こんなことも自分はできるんだ」と気づくことができました。福島で復興のお手伝いする中で、コミュニケーション能力だけでなくリーダーシップも養うことができました。これから沢山の経験とゼミでのプロジェクトに励んでいこうと思っています。

吉野 雅也さん
佐藤ゼミでは、50年後の社会考えるということをテーマにリーダーシップやモチベーションを学んでいます。それ以外にも、ゼミでは福島のもーもープロジェクトや子ども関係など様々なことにも取り組んでいます。自分は地域活性化に興味があり、どうしたら地域を盛り上げられるかを考えています。プロジェクトに参加して実際に現地で参加すると、テレビやメディアでは最近取り上げていないこともあり、全く違う現状が見えてきました。その現場をどのように知ってもらい、広げていくか、みんなで試行錯誤しています。もっとこの福島のもーもープロジェクトを知ってもらえるようにいろいろなことに挑戦していきたいと思います。

担当教員