大学日本一(自然エネルギー発電容量・導入率)!!政策情報学部とNPO法人エコ・リーグの研究結果

政策情報学部

2014年9月4日

大学日本一(自然エネルギー発電容量・導入率)!!政策情報学部とNPO法人エコ・リーグの研究結果 本学では、2014年4月より野田市に建設したメガソーラー(千葉商科大学メガソーラー野田発電所:以下、野田発電所)が発電を始めています。出力2.45MWで、年間発電量は約280万kWh(一般家庭約770世帯分に相当)が見込まれ、全量を東京電力へ売電しています。本学では、2010年より学内の1号館屋上にも出力12kWのソーラーパネルが設置されており、年間発電量は2013年度で1,757kWhとなっています。

このたび、省エネ/創エネの調査と研究を進める、鮎川ゆりか・政策情報学部教授らの研究グループである「千産千商エネルギー」が、これら本学で発電する自然エネルギーの状況を調査したところ、本学が消費する年間電力量の62.7%に相当することがわかりました。
本学の電力消費量は、2013年度で合計4,472,460kWhでしたが、野田発電所ならびに学内設置のソーラーパネルの発電量の合計が年間予測約280万kWhとみなせ、これにより消費電力量に対する自然エネルギーの発電率は極めて高いことがわかります。

大学日本一(自然エネルギー発電容量・導入率)!!政策情報学部とNPO法人エコ・リーグの研究結果今回のこの結果を受け、同学部学部長・原科幸彦(専門:環境計画・政策研究)は、「学内で消費電力を自給しているわけではないが、本学の持つ施設で、学内の消費電力量の6割以上に相当する電力を賄えるという社会的な意義は大きい。全量売電であっても、各事業所がこのように自然エネルギー発電により、その消費電力量を賄っていくようになれば、社会全体として自然エネルギーの比率が高まっていくからです。その結果、温室効果ガスの削減とともに、化石燃料や原子力という枯渇性のエネルギー源への依存が減り、持続可能なエネルギー社会へと転換していくことになります。」としています。
また、NPO法人エコ・リーグの調査によると、野田発電所は大学単体としては日本一の規模で、また、大学として自然エネルギー導入割合としても日本一になるとしており、同研究グループの一員、島崎辰也さん(政策情報学部4年)は、「ただ単に大学の経費削減が見込めるだけではなく、温暖化等の環境問題と折り合っていくために環境負荷の少ないエネルギーで地球環境に貢献しているということを多くの方々に知ってもらいたいです。」と調査を振り返っています。

大学日本一(自然エネルギー発電容量・導入率)!!政策情報学部とNPO法人エコ・リーグの研究結果学外から同研究グループに加わっている、同法人エコ・リーグの小竹舞氏は全国の大学の自然エネルギー導入度を調査しており、この結果について、「昨年暮に、千葉商科大学が2.45MWの設備容量のメガソーラーを導入し、2014年4月から稼動を始めると言うプレスリリースを目にした時、非常に驚きました。これまで弊団体が行った調査結果では、日本で最も大規模な再生可能エネルギー発電設備を有する大学でも設備容量は528kW(太陽光523kW、風力5kW)でした。また、学内の消費電力と再生可能エネルギー発電設備による発電量を比較した際、その割合は(以下導入率)6%台であり、その他の大学においても、導入率が一桁を越える大学はわずか十数校。それが、今回の千葉商科大学のメガソーラー発電設備による発電量が実績値となれば、6割以上の導入率となるので、これまでの大学における再生可能エネルギー導入の流れを一気に覆すことになると考えます。これまで日本で『自然エネルギー100%』 により大学の電力消費量を賄うことは難しいと感じていましたが、千葉商科大学のように、ISO14001の努力などから、電力消費量を減らしてきた大学においては、実現することも不可能ではなくなると考えています。」と期待の声を膨らませています。

鮎川は、「今後、残りの37.3%をいかにして省エネによりカバーできるか、学生とともに研究を進めていきたい」と語っています。原科も鮎川らの研究に大いに期待しており、自然エネルギー発電量が、消費電力量の100%となる大学を、国内で初めて実現させたいとしています。

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