藤野奈津子ゼミナール(市民社会と法)

社会あるところ法あり(ubi societas ibi ius)
— わたしたちの身近にはどんな法律があるのだろう? —

研究テーマ紹介

「民法」という法律について勉強しています。民法の「民」はわたしたち市民の「民」ですから、民法とはわたしたち市民のための法律だということになります。
たとえば、あなたがデパートで買い物をします。すると、あなたは「売買」という「契約」をしたことになって、その契約のルールを決めているのも「民法」です。もし買ったものがどこか壊れていたら?代金を払ったのに品物が届かなかったら?「民法」はこういったトラブルを解決する手助けもしてくれます。
「民法」という法律がいったいわたしたちのためにどう働いているのか、ゼミではこの「民法」という法律を中心に、法が社会で果たしている役割についてゼミ生全員で考えています。

活動紹介

ゼミは、毎回、新聞記事の紹介からスタートしています。学生ひとりひとりが、その1週間に興味をもった内容を教室で話します。はじめは慣れない作業に苦労しますが、徐々に記事を見つけること自体が楽しくなってきます。自分の関心が他の人々を驚かせたり、感心させたりするからです。新聞を読むことはニュースを仕入れるだけではありません。その記事を通じて、今わたしたちが考えなければならないことは何かを教えてくれます。小さな記事にも大きな意味があることを知ります。そして、自然と自分が生きている社会に対する関心が広がっていくことになるでしょう。

担当教員