安藤崇ゼミナール(会計学の理論と実践)

活動的なゼミで「実学」(生きた学び、活かす学び)を学ぶ

研究テーマ紹介

会計学は「実学」です。「実学」とは分かりやすく言うとイキイキとした実際の話を研究するということです。それを研究することによって、学生の皆さんはどのように成長することができるのでしょうか?答えは簡単です。“実際の社会にうまく適応できるようになる”のです。
特に私が研究している「管理会計」という分野は、企業システムの根幹をなす研究領域です。
皆さんには、鋭く企業活動の根本原理を見抜く力を身に付けてほしいと思います。

活動紹介

安藤ゼミでは皆さんが1年次に授業で身に付けてもらった知識を「どう活かすか?」について、一緒に考えていきます。

  1. 事例企業へのインタビュー
    基本的に各自が自分の興味を持った企業に、自分でアクセスし、生のデータをもとに卒業論文を執筆します。また多くの企業に共通する動向などについても、皆で共同研究していきます。
  2. インゼミ(他大学ゼミとの交流)の展開
    千葉商科大学内だけでなく、他大学のゼミ生との交流も計画しています。他大学の先生からの指導も通じて、より幅広い知識や能力を付けることができます。
  3. 基本はマンツーマンの指導
    安藤ゼミは学生と先生の距離が近いことが特長です。コミュニケーションの中で自分の問題意識に気付き、卒業論文のテーマを自分で納得の上で決めることができます。
安藤崇ゼミナール活動紹介

学生の声

商学科 鵜澤 和馬
ゼミ活動の一環で3年次にパナソニック本社にインタビューに行きました。僕の研究テーマは、「パナソニックの強み」です。文献資料の再検討からは、同社の強みは経理部にあると捉えていました。
ただ、実際に経理部が1.どのような場面で、2.どれほどの権限を持っているかは文献ではよく分かりませんでした。そのためインタビューで実際の経営戦略の展開をうかがうことができ、大変勉強になりました。またインゼミではインタビュー内容をプレゼンし、今までになかった考え方や価値観を知ることができました。

経営学科 山本 茅穂
安藤ゼミでは、主体的に動く力が身についたと感じています。2年次春学期では、ゼミのメンバーで1冊の教科書を読んで勉強しました。プレゼンテーションすることで、要約する能力や話す力が身についたと思います。2年次秋学期では、メンバー各自が面白そうな企業をまずはネットで調べていました。そこで身についたものが、主体的に動くことによる自分の興味の気づきです。特に私が取り組んでいるテーマは「理念経営」で、従業員が生き生きとした働き方ができ、企業も長期的にみて成長し続けることのできる経営スタイルです。何でも自主的に取り組む姿勢を育てるスタイルは研究テーマだけでなく、安藤ゼミの指導方針にも似ているところがあります。

担当教員