開かれたキャンパスへ
千葉商科大学は千葉県の国府台に位置し、とても美しいキャンパスをもっています。緑が豊かで、春には日本でも珍しい緑の桜も咲いて、まるで桃源郷のようなキャンパスです。
2008年から、正門から図書館までの通りの両側にある植え込みを開放して、広くくつろげる場所にしました。また施設面においても、本学には50m公認プール、サッカー場などが整っていますが、さらに、ピッチングレーンやゴルフのアプローチショット練習場もつくりました。
そのほかにも、千葉商科大学では、次世代ネットワークサービスを実現するための情報インフラを整備しています。デジタルスタジオでの番組収録、作品づくりのための機材やソフト、そして全国でも15程度の大学にしかない10G(ギガ)bpsの高速ネットワークで高品質な放送もできます。またいつでも使える約600台のコンピュータは、さまざまなシーンで活用できるでしょう。
学生だけでなく、みなさまに親しまれるキャンパスへ―憩いの場、学びの場、コミュニティの場― さまざまな形で活用される開かれたキャンパスをめざします。
地域に愛され、地域に貢献する大学
千葉商科大学にとって2008年は記念すべき80周年であり、5月にはその締めくくりとなる記念式典が盛大に執り行われました。地元の市川市とは、以前からさまざまな分野で連携しながら地域活性化に向けた取り組みを行ってきており、記念式典が挙行された今回、これまで個々の部門で行われていた連携を再編し、さらに充実した取り組みを実現させるために包括協定を結びました。このうち、ICT分野については、数年前から市川市と多様な取組みを行い、すでに実績を挙げています。包括協定に先立ち2月に「ICT分野における人材育成と地域活性化に関する協定」を締結しました。他の分野についても検討が進んでおり、地域の文化資産の共同研究、スポーツ施設の相互利用や人的交流の支援、市の環境問題・災害時対策の協力など、さまざまな取組みが計画されています。
また2007年は、80周年記念行事の先端を切って、千葉マリンスタジアムで「CUCマッチデー」の始球式が行われました。学長・島田晴雄が球を投げ、バレンタイン監督がそれを打つ。翌年7月もCUCマッチデーを開催し、多くの高校生や高校の先生方、本学を応援してくださる実業界のみなさまにご参加いただき、たいへんすばらしいお祭りになりました。
さらに千葉商科大学は、江戸川区、小岩駅前通り美観商店街、との連携により、地域の核としての商店街の新たなモデル像を企画研究・フィードバックし活性化を図っています。
千葉商科大学は、文化、国際交流、まちづくりなどで夢のあるプロジェクトを地域のみなさまとともに推進させ、地域活性化に向けて取り組みます。
地元と深い協力関係を持ちながら、地域に愛され、地域に貢献する大学としてこれからも進化していきます。
企業との密接かつ深い協力関係を築く
本学では、企業の方々とネットワークを組み、ともに相互理解を深め、学生が入学時から職業に興味をもち、働くことの意味を理解できるような環境を整備する試みを「CUCアライアンス企業」という名称で組織しています。 2008年6月のCUCアライアンス企業発足フォーラムからスタートし、2009年3月には、本学と連携・協働いただける企業は300社を超えました。本学開催の会社説明会やユニバーシティ・アワーでのCUCアライアンス企業フォーラム、Webサイトなどを通じて、本学とCUCアライアンス企業との常に密接な交流の仕組みづくりは、今後さらに発展し活性化されていきます。
CUCアライアンス企業の主な連携・協働内容は、(1) CUCの原田嘉中理事長、島田晴雄学長の主導による交流会・勉強会 (2) 業界説明会や会社説明会等による企業から学生への情報提供・教育支援等 (3) 本学Webページを利用した企業と学生との情報共有(業種業界情報・希望就職先情報・採用情報等) (4) その他、大学・企業の発展に寄与するための連携などです。ぜひ本学学生を応援していただける企業のみなさまに、ご賛同いただきたく思っております。
ユニバーシティ・アワー
2008年秋から、学生に知的な刺激、感動や喜びを共有できる機会を提供し、皆で共通のテーマや問題を考える時間を作ることでユニバーシティ・アイデンティティを共有することを目的に、金曜日2限目を「ユニバーシティ・アワー」として、学内外に向けた特別企画を開催してきました。
2009年春からは、全学部及び研究科共通で水曜日3限目を「ユニバーシティ・アワー」として、いよいよ本格的にスタートします。
具体的には、各界より素晴らしい講師をお招きして講義を聴く、あるいは各学部がそれぞれの特徴を活かした企画の場として活用する。もちろん、学長自身も講義します。また、就職活動支援として、アライアンス企業の方と情報共有をします。さらに、学生の表彰や学生団体の発表会も開く予定です。
「ユニバーシティ・アワー」は、このような活動を通じて、本学学生と共に多くのみなさまが密度の濃い知的刺激を共有することで一緒に進化しようというプログラムですので、みなさまもどうぞご参加ください。
新たな歴史を刻む、サービス創造学部の開設
千葉商科大学に、新たな歴史が始まりました。2009年4月、「サービス創造学部」の新設です。
世界の先進経済および成熟経済が急速にサービス化の傾向を強めています。そうした状況において日本も高齢化・経済成熟化が進み、人々も企業も社会も多様で豊かな選択肢やサービスを求め続けています。しかし、これまでの日本は人口が若く大量生産型輸出志向の国であったことから、成熟化社会のニーズを満たすようなサービスの展開が他の先進諸国に比べて著しく遅れてきました。さらに日本では、これまでサービスの本質的な理解が進んでいないばかりでなく、そうしたサービスを担う人材を育成する基盤が弱かったと言えましょう。
わが国が質の高い成熟生活社会を実現するためには、多様な技能や知識を持った優れたサービス人材、さらに革新的なサービスを生み出し、それを起業化する人材を育成する必要があります。
こうした現状認識のもと千葉商科大学では、ファッション、デザイン、スポーツ、エンターテイメント、観光、交通、健康支援、病院や健康施設管理、資産の運用や管理、小売流通、飲食、ホームサポート、経営サポートなどのサービス業界において優れた能力をもった人材を育成します。
サービス経済化社会を先取りする多様なサービス分野で活躍し、将来、管理者や経営者になり得る人材,サービス分野で社会が求める新たなサービスを創造し、それを起業化する人材、―このような人材に対する社会の要望は強いものがあります。本学では、既存の商経学部、政策情報学部も含めて、新しいビジネスを起こしたい、つまり起業したいという気概をもった学生には、ふんだんにそのチャンスを提供しています。学外から優れた実業家や実務家を招き、一緒に学んでいきます。また、このサービス創造学部は公式サポーター企業として、各サービス分野を代表する約30社の先進企業とともにカリキュラムを作っていきます。
知の発信基地として
東京・丸の内には、サテライトキャンパス「Galleria 商.Tokyo」があり、会計専門職大学院をはじめ、定期的に各界のオピニオンリーダーを招き、リーダーシップをテーマにしたプログラムを実施しております。
また、「学びを楽しみ、学びを活かす」というコンセプトのもと、千葉商科大学と株式会社シニアコミュニケーションが提供する生涯学習の場として、入学を50歳以上に限定した生涯現役大学を開設し、シニアの方々が学びを楽しむことはもちろん、その学びを就労・社会参加につないでいくよう全面的にサポートしています。
これからも、さまざまな取り組みをもとに広く社会へ向けて、知の発信を実現していきます。
※「生涯現役大学」は文部科学省認可の大学ではなく、千葉商科大学と株式会社シニアコミュニケーションが提供する生涯学習の場です。
日本を支え、社会に羽ばたく「進化する大学」
私たち千葉商科大学が育てたい人間像は、青白き秀才ではなく、「明るく、人に優しく、たくましい若者」です。そういう若者たちを育て、社会に送り出していきたいと思っています。現在、日本の社会が求めているのは、たくましさをもった若者たちであり、そういう人たちがいればこそ、楽しい家庭も、明るい社会も、力強い企業も成り立ちます。まさに千葉商科大学はみなさまとともに“日本を支える”大学なのです。
また、千葉商科大学では350人もの留学生が活躍しています。中国の上海立信会計学院をはじめ、アメリカや韓国の大学と交流協定を締結し、千葉商科大学のキャンパスを活性化してくれています。千葉商科大学は、同時に国際社会に大きく羽ばたこうという大学なのです。
さらに2007年から、私自ら「学長ゼミ」を行い、学部・学年を問わず、学長とともに学びたい人には門戸を開放しています。この学長ゼミは、英語でディスカッションし、海外にも積極的に出かけていきます。2008年は「アジア学生交流会議」(GPAC)ソウル大会にも参加して、8月28日、29日の2日間にわたって学術討論会を行い、学生はその2日前にソウルに集まって、スポーツイベントを一緒に楽しんだり、大いに学生交流をしました。そして、30日、31日とソウルで企業見学したり、近くの観光リゾートで特に浜辺で泳いだり、楽しい時間を各国の学生たちと過ごしました。世界各国の学生が、それぞれの問題意識を出発点としながらインターネットでの議論や実際に会ってからの議論を積み重ねる中で何が本質的に重要なのかを探り当てて、そして皆で意見を調整して、百何十人の世界の人が見守る中で発表するというこの体験は、若い学生諸君にとってかけがえのない貴重な刺激になったのではないかと思います。学長ゼミは2007年の暮れから、熱心に学生たちが主体的に勉強をしてきましたが、このソウル大会でめざましい活躍をみせ大成功を収めました。私は学生たちが少ない期間で見事に成長していく姿を目撃し、各国の先生方とも共通ですが、このGPACがもっている教育効果が素晴らしいことを再確認した次第です。
2009年、GPACの開催国は日本で、8月25日から30日まで本学が会場となって開催されます。開催期間中は、日本文化に触れるツアーや、バーベキューなどを行って交流を深めるとともに、前回同様、熱のこもったディスカッションも行います。
学生のますますの国際活動を期待していますので、奮って参加してください。
千葉商科大学について、もっと詳しく知りたいと思われる方は、私「島田晴雄の学長ブログ」をご覧ください。ブログにはこと細かに千葉商科大学の“いま“や、進むべき方向を書いています。ブログを読んだら、ぜひ、私にコメントをいただければと思います。コメントは必ず読みますし、返事も書きます。
千葉商科大学は、若いみなさんに希望と勇気とやりがいと、そして社会に貢献する手がかりを提供する大学です。すばらしい環境のキャンパス、80年を超える伝統や、同窓会、学生たちの笑顔に支えられて、社会や地域に大きく貢献する大学に進化させていきます。






