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開会挨拶千葉商科大学　商学研究科客員教授　前田進今回の公開シンポジウムは「中小企業の事業承継～後継者育成と支援施策の着眼点～」というテーマをつけさせていただいている。少子高齢化ということで全国の中小企業は後継者不足で苦労されている現状がある中で、中小企業基盤整備機構の大山様から基調報告を、金融機関勤務の魚路様から後継者の支援事例を、最後に実際に事業承継を現在進行形で取組まれている「（有）酒舗まさるや」の園部様から具体事例の報告をいただく。さらに報告後の質疑応答における参加者の皆さまとの間での活発な議論の展開を期待している。趣旨説明千葉商科大学経済研究所　中小企業研究・支援機構長　商経学部教授齊藤壽彦　千葉商科大学の経済研究所では大学教員と外部の専門家が共同研究をしており、平成24年4月に研究所内に「中小企業研究・支援機構」が設立された。さまざまな困難を抱えた中小企業の支援活動として『中小企業支援研究』や『中小企業支援研究　別冊』の発行、さらには商業等の経済の活性化を図るためにどのようにすればいいのか、また事業の再生をするためにはどのようにすればいいのか等のテーマを取り上げた公開シンポジウムを開催してきた。その一環として本日は「事業承継」についてのシンポジウムを開催する。これからもさまざまな機関とのネットワークを構築し、研究者や業界関係者から情報を収集して、その情報を発信するという重要な役割を果たしていきたい。なお、本日の報告は「行政機関」「金融機関」「実務家」という三者から報告をいただくが、単なる技術的な「事業承継」の話だけではなく「経営そのもの」に関わるテーマについて報告をいただけるものと期待している。「事業承継」の問題はさまざまな分野からの切り口が必要である。したがって、一方的な報告というもので終わることなく、参加者の皆さまとの間での「学問上の交流」というものも図られたら良いと考えている。基調報告ジュピター・コンサルティング株式会社　代表取締役中小企業基盤整備機構　事業承継・事業引継ぎセンター　事業承継コーディネーター大山雅己氏■はじめに本日の基調報告の内容は「中小企業経営と事業承継」についてであるが、①事業の承継、②事業の再編、シンポジウム・レポート中小企業の事業承継〜後継者育成と支援施策の着眼点〜平成27年10月31日、千葉商科大学図書館5階会議場で、経済研究所主催のシンポジウム「中小企業の事業承継〜後継者育成と支援施策の着眼点〜」が開催された。会場には、中小企業の事業承継への取組み等に関心のある中小企業経営者、研究機関の研究者、金融機関関係者、中小企業診断士等、多方面からのご参加をいただいた。本シンポジウムの概要は以下の通りである。中小企業経営と事業承継～知的資産経営の視点を踏まえて～金融機関の支援事例～こうすれば上手くいく事業承継における７つの視点～先代の事業をどう承継するか、私の挑戦基調報告報告１報告28中小企業支援研究

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