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第一部開催趣旨説明・プログラム案内 …………【総合司会】千葉商科大学名誉教授 齊藤壽彦開会の辞  ………………………………………………千葉商科大学副学長/経済研究所所長 商経学部教授橋本隆子わが国では、少子高齢化の進展にともない、2020年頃には団塊世代の中小企業経営者の大量引退期の到来が見込まれている。当研究所は、このような社会情勢を背景とした重要な課題と認識する「事業の承継」「生産性の向上」のソリューションに向けて、本日、公開シンポジウム「大廃業時代の中小企業支援のあり方~事業の承継・引き継ぎ・譲り渡し支援~」を開催する。第一部として、プッシュ型事業承継支援高度化事業全国事務局プロジェクトマネージャーの魚路様より基調報告を、千葉県事業引継ぎ支援センター統括責任者の梅澤様より事例報告を、日本政策金融公庫総合研究所主席研究員の井上様より調査報告をいただき、また、第二部として、元有限会社かずさ企画代表取締役の監物様と株式会社経営承継支援でM&Aコンサルタントの山川様より第三者承継(M&A)の成功事例報告を、さらには、パネルディスカッションでは、各報告者にパネラーとして登壇していただくこと、大変光栄であり感謝申し上げたい。本日、ご参加いただいた皆さま方とともに、事業承継支援のヒントを学び、そのアイデアを共有し、今後の中小企業支援に繋げていけることを期待したい。シンポジウム・レポート平成30年12月1日、千葉商科大学1号館1101教室で、千葉商科大学創立90周年記念事業として、経済研究所主催のシンポジウム「大廃業時代の中小企業支援のあり方~事業の承継・引き継ぎ・譲り渡し支援~」が開催された。当日会場には、中小企業を取り巻く様々な厳しい社会情勢・社会環境における事業承継支援のあり方に関心を持たれた金融機関や商工会議所等の支援機関の職員、研究機関の研究者、中小企業診断士や弁護士、各種事業関係者、現役の大学生等、各分野から70名程のご参加をいただいた。本シンポジウムの概要は以下の通りである。大廃業時代の中小企業支援のあり方~事業の承継・引き継ぎ・譲り渡し支援~中小企業の事業承継支援の考え方基調報告事業承継における第三者承継(M&A)の成功事例の紹介事例報告千葉県事業引継ぎ支援センターの事業承継支援事例報告経営資源の譲り渡し支援~廃業時の課題解決~調査報告パネルディスカッション第一部第二部8中小企業支援研究

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