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【報告テーマ】買取店フランチャイズ店舗の出店事例中山 琢水千葉商科大学経済研究所客員研究員・中小企業診断士事例報告創業の経緯本稿では、筆者が2018年12月にフランチャイズ加盟店として出店した買取・リユース店の、創業1年目に直面した課題と改善の取り組みについて報告する。スタートアップ期の一例としてご確認いただけたら幸いである。【店舗概要】屋号:銀座パリス横浜天王町店業種:買取・リユース業住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区天王町1-31-11代表:中山琢水開店日:2017年12月URL : https://ginzaparis.com/tenpo/tennoucho/筆者は長年フランチャイズ(FC)本部のスーパーバイザー(SV)、店舗開発として加盟店支援に携わってきた中で、自分自身でもFC店舗を運営したいという希望があった。現在は店舗運営をしながら中小企業診断士として活動しているが、診断士としての支援活動にも、自店の取組みの成功・失敗事例などを共有し活かしていきたいと考えている。ビジネスモデル、店舗紹介当店はジュエリー、ブランド品などの買取店チェーン、銀座パリスのFC加盟店として、貴金属、ジュエリー、ブランド品、金券などの買取と、バッグや雑貨の販売を行う店舗である。買取商品の専門業者、本部、業者オークション、EC市場への販売が、売上と利益の大部分を占めている横浜駅の西側約2㎞、イオン天王町店の向かい、天王町商店街の端に立地し、駅からは距離がある住宅地、商業施設近隣の店舗である。木造2階建ての1Fを店舗として使い、2Fをバックヤードとして活用している。横浜駅の近郊で人口は多いが、競合店の数も多い。店舗外観:オープン時店舗立地:イオン天王町店の向かいに立地している。52中小企業支援研究

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