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5748ル・ディグリープログラムについても、近い将来において受入、相互のダブル・ディグリープログラムとしたい。これについては立信と新しい日中協同コースについて引き続き議論をしていく。(4)高校生への周知、広報オープンキャンパスや本学ホームページなどでのダブル・ディグリープログラムの広報は以前より多く行っており、ダブル・ディグリープログラムを知って受験し入学する学生も出ている。入学式での周知もあって説明会には20名近くが参加している。今後はさらに周知する機会を増やして、ダブル・ディグリープログラムに参加することを前提に入学する高校生を増やしたい。【…7. おわりに…】本学のダブル・ディグリープログラムは6年目を迎え、今年度で3期生が卒業する。厳しい卒業要件を満たすためにより多くの時間を勉学に割き、慣れない海外の大学で中国語を駆使して留学に取り組む学生の努力は計り知れない。忙しい中でも、現地でさまざまな人たちと出会い、多くの交流を行い、人生の宝としていることは、プログラムの付加価値、付帯効果として、今後も推進したい。まだ発展途上のプログラムであり、彼ら学生とともに課題の解決と改善を繰り返してより優れたプログラムに成長させ、学生を育成し、卒業後に日本と中国の双方で活躍できる人材を輩出していきたい。本学と立信の長い友好関係と交流のおかげで実現できている部分も多く、本プログラムの成長を両大学の発展につなげたい。謝辞本稿執筆にあたっては、本学教務課でダブル・ディグリープログラム担当の蘇潔主任、日中交流学院副学院長の施敏准教授に多大なるご協力をいただいた。感謝を申し上げる。参考文献1 「我が国の大学と外国の大学間におけるジョイント・ディグリー及びダブル・ディグリー等国際共同学位プログラム構築に関するガイドライン」, 中央教育審議会大学分科会大学のグローバル化に関するワーキング・グループ, http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/__icsFiles/aeldle/2016/03/23/1353908.pdf, 平成26年11月14日2 「第5期・中央教育審議会大学分科会の審議経過と更に検討すべき課題について」, http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/015/attach/1319069.htm, 中央教育審議会 大学分科会大学教育部会第12回, 平成23年1月19日3 「大学における教育内容等の改革状況について(平成27年度)」, http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigaku/04052801/__icsFiles/aeldle/2019/05/28/1398426_001.pdf, 高等教育局大学振興課大学改革推進室, 平成29年11月21日

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