時論

内田茂男学校法人千葉学園理事長(元日本経済新聞論説委員)による時論です。ときどきの社会経済事象をジャーナリストの視点で語ります。

2015年度

2016年3月11日

打つ手は限られているのか

2月下旬にG20(主要20カ国・地域の財務省・中央銀行総裁会議)が上海で開催されました。年初来の世界的な金融市場の混乱を受けて開かれただけに、どん…

2016年2月12日

大波乱の金融・株式市場を考える

日本はもちろん世界のマーケットは年初から予想もしなかった大波乱を演じています。荒れるといわれる申年とはいえ、あまりの激動ぶりに唖然とし…

2016年1月22日

「中国経済をどうみるか」—急速な構造変化が進む

正月明けから世界のマーケットは激震に見舞われています。世界中の株価が大きく動揺し、原油価格は底が抜けたような急落を続けています。震源地は中…

2015年12月7日

「中国経済をどうみるか」—中成長経路への移行過程か

中国経済は2010年までほぼ年率10%の高度成長を維持していました。2011年の成長率は9.3%でしたから、高度成長は2011年まで続いたとみてよいでしょう…

2015年11月9日

「中国経済をどうみるか」—ハン・スーインと50年の軌跡

今回はハン・スーインという女性の話から始めたいと思います。そういっても若い人にはまったくなじみがないかもしれません。新聞のコラムに書いたこ…

2015年9月29日

「中国経済をどうみるか」—中国との出会い

ことしの8月は日本に限らず世界各地で記録的な猛暑となりましたが、経済の世界では肝を冷やすイベントがありました。中国・上海市場の株価が暴落し、…

2015年8月28日

原子力発電をどう位置づけたらよいか(続)

6月のこの欄で原子力発電問題をとりあげました。東日本大震災による福島第一発電所の激甚災害以降、どのように政府の原子力発電政策が変わったか、原…

2015年7月27日

日本経済の生産性引き上げと財政改革は不可分

先日、日経新聞の紙面で、本当に久しぶりにハーバード大学のデール・ジョルゲンソン教授の論説を拝見しました(7月21日付け「経済教室」)。ジョルゲン…

2015年6月22日

原子力発電をどう位置づけたらよいか

2011年3月の東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第1原子力発電所の激甚災害によって日本のエネルギー状況は一変してしまいました。日本の電力供給…

2015年5月25日

ホームメイド・デフレは終了か

アベノミクスの第一段階は所期の成果をあげつつある、という点については多くのエコノミストに異論はないようです。ただデフレから抜け出したかどう…

2015年4月24日

なぜフランスの出生率は回復したのか

日本の人口減少問題については、以前この欄でふれたことがありますが、今回は、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に生むと推測される子供の数)が2007年…