「千葉商科大学メガソーラー野田発電所」が完成。4月から東京電力への売電事業を開始

お知らせ

2014年4月1日

竣工式東日本大震災に伴う福島第一原発の事故発生以来、日本ではエネルギー政策の転換が求められています。そうした中、本学でも大学としての地球温暖化対策など環境保全の観点から、昨年10月より工事を進めていた「千葉商科大学メガソーラー野田発電所」がこのほど完成し、3月28日午後、関係者の出席のもと、竣工式を行いました。

同発電所は、昭和53年以降、硬式野球部の他、体育の授業でも使用していた野球場の移転に伴って昨年9月末で閉鎖した野田グラウンド(千葉県野田市上三ヶ尾)の敷地約4万6781m2を有効活用するため、総工費約7億円をかけて設置したものです。今後は敷地内に設置された1万32枚のパネルによって一般家庭777世帯が1年間に使う電気量に相当する年間279万4519kWhの発電を行ない、発生させた電気は東京電力に売電して年間約1億1700万円の収益を見込んでいます。

竣工式太陽光発電は太陽電池を用いて太陽光を直接的に電力に変換する発電方式です。「発電時に温室効果ガスを排出せず、環境に優しい」、「発電部(パネル)に可動部分がなく、故障が起こりにくいため、通常のメンテナンスの必要がほとんどいらない」などの多くのメリットがあることから、エネルギー自給率を向上させるシステムとして、今、社会的にも期待が寄せられています。現在、国もその推進と普及に力を入れており、2013年度からは太陽光など再生エネルギー発電事業者に対して、電力会社が発電された電力を買い取る「固定価格買い取り制度」が開始されたことに呼応し、環境省が環境対策に取り組む企業などを支援する「グリーンファイナンス促進利子補給金制度」がスタートしました。

今回の「千葉商科大学メガソーラー野田発電所」は本学の提出した事業計画が環境省によって採択され、文部科学省から収益事業として開始することが正式に認められたことから実現の運びとなったものです。

竣工式本学は2003年に千葉県内の大学として最も早く国際環境規格ISO14001を取得、さらに2010年には本学1号館屋上に太陽光発電設備を設置し、そこで発電した電気で1号館内の一部を賄うなどすでに「環境に優しい大学」としての評価をいただいています。
本発電所の稼働もこうした「環境に優しい大学」をさらに推進する事業の一環として位置づけていますが、日本の大学が単独でこれほど大規模な太陽光発電設備を建設するのは本学が初めてのことであり、その点でも、今回の取り組みは多くのマスコミにも取り上げられています。
また、今回の本学の事業を受けて、施工を担当したシャープ株式会社様にも、他の大学からの引き合いがいくつも来ていると聞きます。売電事業は大学としてはいわば異質な事業ではありますが、本学の新しい取り組みが新たな大学経営の一つのケーススタディとなるかもしれません。その意味でも、本事業は大きな注目を集めそうです。

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