「IT道場」から6名がITパスポート試験に合格!

お知らせ

2018年1月15日

本学学生と本学付属高校生の情報処理技術向上をめざし、2017年5月に発足した勉強会「IT道場」から、1期生6名がITパスポート試験に合格しました。

IT道場には2017年12月現在、1期生65名、2期生30名、合計95名が登録。ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験への挑戦を視野に、知識の修得に励んでいます。中でも今年度は、ITに関する基礎的な知識を証明するITパスポート試験対策を中心に、これまで1回2時間半の講義を16回実施したほか、夏休みには2日間の集中講義も行いました。結果、ITパスポート試験で初めての合格者を輩出しただけでなく、その合格率は85.7%に達しています。これは公表されている今年度の合格率50.6%および大学生の合格率43.6%を大きく上回りました。

講義風景IT師範代

IT道場では、さらなる合格者の輩出と受験者の増加に向けた取り組みとして、講義をサポートする「IT師範代」を採用しました。IT師範代は、すでにITパスポート、基本情報技術者試験に合格している学生で、講義で分からなかったこと、勉強法をアドバイスするなど、受講生が理解を深められるようにフォローします。また、今後は資格試験対策だけでなく、ビットコインやビッグデータ、人工知能などの分野の講義も取り入れながら、情報化社会のめまぐるしい変化に対応できる人材を育成していきます。

「IT道場」ウェブサイト: http://srg.pi.cuc.ac.jp/IT-dojo/

※独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表した2017年12月14日現在の合格率

教員の声

ITパスポート試験で高い合格率を達成できました。一方で、登録する学生数に対し、実際に受験した学生数がとても少なかったことがIT道場の課題として浮き彫りになりました。このことを改善するために導入したのがIT師範代制度です。資格試験への挑戦で大切なことは、モチベーションの維持。IT師範代のサポートは、自らの経験から分かりにくいこと、間違えやすいことに気づいて指導ができ、また、受講生は難関試験に合格した先輩を具体的な目標として、勉強の継続に繋がることを期待しています。

政策情報学部 学部長・教授 大矢野 潤