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- 2010年3月開設
(修士課程共通コース)
中小企業診断士養成コース - 会計専門職大学院
政策情報学研究科は博士課程への進学や行政関連系、環境関連系、事業関連系のそれぞれの分野の「治道家」として天職を求める人材を育成することを目的としています。
政策情報学研究科の特色
情報技法を駆使する政策プランナー(高度専門職能人)が育つ-新しい知的創造の場
21世紀の今日、人類は大きな課題をかかえています。それは、自然環境、社会、文化、経済、科学・技術と人間との関わり合いを再調整し、あらためてつくり直す作業です。グローバライゼーションのなかでの民族間、文化間、宗教間の対立と紛争問題も忘れてはなりません。いいかえれば、一方で多様性と異質性のなかに「共生と協同と参加」を確保し、他方で「個別の可能性」を開発する、という課題でもあります。
20世紀の科学・技術は、人類に大きな成果をもたらしましたが、同時にいくつものかつてない難問題を生みだすことになりました。今日の複雑かつ多元的な難問題に有効に対処し、的確な問題解決策(政策)を提案し、実行し、評価するためには、これまでのような専門閉塞型の個別科学をこえた、超領域的(Trans-disciplinary)あるいは諸科学横断的(Cross-disciplinary)な「知と方法」の開発・創造が必要不可欠です。本研究科の母体となる政策情報学部は、この新しい「知と方法」の開発・創造と伝達のために構想され、2000年4月に開設されました。そこでは、2つのリテラシー(基本能力)、つまり「ポリシー・リテラシー」(Policy-literacy)と「メディア・リテラシー」(Media-literacy)の習得を狙いとして、実学的で多彩なカリキュラムが組まれています。
本研究科においては、学部における2つのリテラシーが、さらにヴァージョンアップされ、拡充され、2つのコンピタンス(高度専門能力)へと進化・発展することになります。つまり、「ポリシー・コンピタンス」(Policy-competence)と「コミュニケーション・コンピタンス」(Communication-competence)です。カリキュラムは、2つの高度専門能力を柱として、行政関連系、環境関連系、事業関連系の3つの問題領域にゆるやかに分かれています。それぞれの問題領域において、政策プランナー、政策評価者、プロデューサー、コーディネーター、デザイナー、アーキテクト、コミュニケーション・エキスパートなど、新しいタイプの高度専門職能人を育成するのが狙いです。難問をかかえるさまざまな分野で、今日もっとも求められているのが、以上の2つのコンピタンスを兼ね備えた人材なのです。
そのために、さまざまなカリキュラム上の新しい試みと工夫がこらされています。指導に当たるスタッフたちも、多様、多彩なバックグラウンドをもった学部教授を中心に、学外からも優れた専門家を招いています。
本研究科は、新しい実践的な「知と方法」を開発し、共有するための開かれた場でなければなりません。そのため、学部からの卒業生のみならず、広く社会のさまざまな分野からの参加者を求めています。21世紀型の新しい政策をめぐる「知と方法」は、年齢、性別、分野、国籍を問わず、異質で多様な参加者たちのエキサイティングな対話と協働(コラボレーション)のなかから生みだされていくもの、と信じているからです。新しい「知と方法」の創造に意欲的に取り組もうとする人たちの参加を期待しています。
政策情報学研究科の教育方法、科目と指導システム
研究基盤と特色
本研究科は、政策情報学部の理念・方針を基盤としています。政策情報学部のカリキュラムは大きく2つの基本能力(Literacy)の修得に向けて構成されています。1つは「ポリシー・リテラシー(Policy-literacy)」であり、もう1つが「メディア・リテラシー(Media-literacy)」です。
「ポリシー・リテラシー」は従来のような教科書と講義中心の一方知識伝授型の教育では学び難いものです。むしろ社会や生活に関わり合い、問題を発見し、行動計画を立て、実行し、自ら責任を負うプロセスを体験してはじめて身につくものです。そのプロセスでは、関わりあう異質な人々との対話と交渉とが欠かせません。「ポリシー・リテラシー」とは、単なる知識ではなく、身体と人格とをもって修得すべき技法なのです。また、「メディア・リテラシー」とは、新しいコミュニケーション・インフラとして登場し、定着しつつあるデジタル・ネットワークを活用して異文化と交流し、豊富な情報を収集、蓄積、伝達し、かつ効果的な自己表現能力を修得することを意味しています。
カリキュラム
カリキュラムは政策情報学部の表現情報、超領域構成、政策組織の3クラスターで培った2つの基本能力「ポリシー・リテラシー」、「メディア・リテラシー」をヴァージョンアップし、より拡充した2つの高度能力である「コミュニケーション・コンピタンス(Communication-competence)」と「ポリシー・コンピタンス(Policy-competence)」を柱として構成されます。コミュニケーション・コンピタンス系は、情報機器を活用したプレゼンテーション能力、他者、他部署、他組織・機関との効率的な伝達と調整能力、さらに社会の動向に合わせたコンプライアンス能力などを意味しています。ポリシー・コンピタンス系科目は、問題設定および政策・戦略立案、実行、評価のより高度な能力を意味しています。
カリキュラムの特色
2種のコンピタンスは、相互に絡み合い、強化し合い、二重らせんの形をとりますが、その接合・統合を促進するのは、共通科目としてのワークショップ系科目です。
2つのコンピタンス科目関連の諸科目は、通常インストラクターの講義と履修者の報告およびディスカッションの組み合わせで進められます。ワークショップ系科目としては、「演習」、「ケースメソッド」、「プロジェクト」が配置されます。「演習」は、論文指導です。「ケースメソッド」は、事例を中心に履修者とインストラクターとディスカッションで進められ、「プロジェクト」は、ポリシー・コンピタンスの3つのクラスターにそれぞれ対応する実際問題に関して、数名のインストラクターの共同指導の下に、現実的な結果を生み出すように計画されます。
実践的研究を支えるシステム
ワークショップ系科目の充実
コミュニケーション・コンピタンスとポリシー・コンピタンスを融合する役割を果たす「ワークショップ系科目」は、全セメスターを通じて履修します。
- (1)演習(修士論文の作成指導)
- (2)ケースメソッド(実践的な対話・ディスカッションによる事例研究)
- (3)プロジェクト(実際問題をテーマとするグループ指導)
フィールドワークの重視
実践的な教育研究を進めるために、「コミュニケーション特殊研究」(フィールドワーク法)のほか、ケース・メソッド、プロジェクトなどの授業においても企業、地方自治体、NPOなどとの共同研究を積極的に導入・実施します。
研究発表会の開催
学生、インストラクターが全員参加する研究発表会で、プロジェクトおよび演習での成果を発表します。他研究科、学部にも広く公開し、研究の質的指向を図ります。
以上のカリキュラム構成を通じて、本研究科は、超領域指向の実践的研究者を育成するのみならず、次世代のさまざまな難問題の解決に力を発揮しうる新しいタイプの高度専門職能人を世に送り出します。
履修について
履修と修得単位
学生は、ポリシー・コンピタンス系の行政関連、環境関連及び事業関連の3クラスターのうちから、自らの将来進路と研究テーマにもっとも適したクラスターをひとつ選択し、そのクラスター配当科目を中心に、他の2クラスター配当科目、コミュニケーション・コンピタンス系配当科目、およびワークショップ系配当科目から、選択・履修することになります。修得単位は30単位以上です。
修士論文指導
修士論文指導は、第2セメスターから第4セメスターで指導を受けます。論文作成指導では、学生の研究が幅広い視野を持つことができるように、チーフインストラクター(主指導教授)と、複数のサブインストラクター(副指導教授)で構成するグループ(複数教授)指導制を採用しています。
これにより、学生の研究テーマに対し、多面的な指導が可能となり、実践的な研究を行うことができます。
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千葉商科大学 教務オフィス共通教育セクション(TEL:047-373-9754)までお問い合わせください。 - 開講科目
修了の要件および学位の授与
修了の要件
標準修業年限は、2年(4セメスター)とします。修了は2年(4セメスター)以上在学し、所定の単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上で修士論文の審査および最終試験に合格したものとします。
学位の授与
大学院政策情報学研究科修士課程を修了したものには次の学位が授与されます。
- 修士(政策情報学) Master of Policy Informatics



