学生自主防災会が「非常食炊き出訓練」を実施

学生活動

2014年4月28日

学生自主防災会炊き出し本学在校生で組織する「学生自主防災会」が企画・運営した「非常食炊き出し訓練」が4月23日12時から6号館下ピロティで行われました。

これは「非常食の調理・試食という体験を通して、学生の防災・減災意識を高めること」、「災害発生時には、互いに協力し合う共助の精神を持って自らが大学や地域を守るといった意識を醸成すること」などを目的として、市川市災害ボランティアネットワークの協力を得て実施したものです。

学生自主防災会炊き出し当日は非常用アルファ米(わかめごはん)と味噌汁50食分の他、飲料水や乾パンなどの防災用備蓄食料を配布、参加した学生たち自らの手でアルファ米にお湯を注ぎ、非常時に備えての炊き出し訓練と試食を体験してもらいました。

学生ボランティア自主防災会は学内の有志が集い、これまで宅配サービスなどのお年寄り支援、ゴミ拾いなどの地域環境保全活動、お祭りやイベントのお手伝いを通じての地域文化の振興支援などを行なってきましたが、非常食の炊き出しを学内で行ったのは今回が初めてのことです。自主防災会のメンバーの呼びかけに応じた一般の学生たちも神妙な面持ちで参加していました。

同会の代表を務める関谷優太さん(政策情報学部4年生)は、「これからの少子高齢化社会では一人ひとりが助け合わなければなりません。そして、安心安全で暮らしやすい街づくりに貢献していくことが求められています。ボランティア活動は、近い将来に社会人となる若い僕たちだからこそ参加する意義があるのではないかと思っています。自主防災会のメンバーはこの春4年生が卒業して、現在は3人になってしまいました。今日の活動を通じて興味を持った人がいれば、1人でも多く参加して力を貸してほしいですね」と語っていました。

学生自主防災会炊き出し一方、市川市災害ボランティアネットワークは平成14年に組織された団体です。約130人のメンバーが日々、市民に向けて防災活動の重要性を啓蒙する活動を行っています。今回の訓練に参加した同ネットワークの代表、福田孝至さんはこうした千葉商大生たちのボランティア活動に関して、「実際に災害が起きた時、いかに迅速に、そして、いかに適切に活動ができるかどうかは、普段の備えがどこまでできているかにかかっています。ですから、日頃から今日のような訓練をしておくことがとても大事なのです。さらに言えば、災害時の活動には大学生の若い力はひじょうに大きな戦力となります。その意味で、大学生の皆さんがボランティア活動に関心を持ち、自分もやってみようと思ってくれれば嬉しいですね」と期待をかけていました。

平成23年3月11日の東日本大震災は、多くの人たちに防災への備えを持つことがいかに大切であるかを教えてくれました。災害はいつどこで起こるか分かりません。それだけに自主防災会の活動は極めて重要といえるでしょう。同会を通じて学内にボランティアの輪が大きく広がっていくことを願うばかりです。

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