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Python >> Panda3D Install
■Windowsの場合のインストール
☆Panda3Dのダウンロートとインストール
Panda3DのSDKのバイナリファイルをhttp://panda3d.orgよりダウンロードする。
これを記述している時点での最新版は、1.7.2版。
Panda3D SDK Windows 1.7.2版。
☆WindowsでのIDE開発環境のセットアップ
Windowsで標準のIDEを使う場合
標準のPythonのIDEなどを使いたければ、
C:\Program Files\Panda3D\libをC:\Program Files\Python\lib\site-packages\の下にコピーする必要がある。
WindowsでエディタをPyScripterを使う場合
Panda3Dのバイナリファイルをインストールしたあと、code.google.comから、PyScripterをダウンロードしてインストールする。できれば、32bit版が良い。
PyScripter
PyScripterの「実行」メニューから、「外部実行の設定」を選び、
でてきたダイアログ上で、
「コマンド」のグループの中の「アプリケーション」の項目の
参照をC:\Panda3D-1.7.2\python\ppython.exeに設定する。
以下、Panda3Dを使ったPythonのスクリプトを実行させる際には、「実行」メニューの
「外部実行」を選んで実行させる。
☆サンプル・サードパーティのライブラリのインストール
Windowsの場合は、1.7.2版のPanda3D
Windows Software Downloadsから、以下のファイルをダウンロードして
展開する。
- panda3d-1.7.2-samples.zip (23 M)
- panda3d-1.7.2-tools-win32.zip (42 M)
■Mac OS Xの場合のインストール
☆バイナリ版から始めるか、ソース版からコンパイルするか
CgやX11などが既にインストールしている場合は、バイナリのSDK(Panda3D-1.7.2.dmg)がhttp://panda3d.orgよりダウンロードできる。これを記述している時点での最新版は、1.7.2版。
Panda3D 1.7.2 Mac OS X版
そうでない場合は、以下のように、ソースからのダウンロードとコンパイルを必要とする。
1. Freetypeライブラリのダウンロードとインストール
ライブラリとしてfreetypeが必要なので、freetype.orgより、freetypeをダウンロードする。
freetype-2.4.8.tar.bz2
以下は、/Developerフォルダの下にあるとしたmakeの仕方
cd /Developer/freetype-2.4.8
./configure 'LDFLAGS=-arch i386' 'CFLAGS=-arch i386' 'CPPFLAGS=-arch i386'
make
sudo make install
PowerPCの場合は、上記のLDFLAG以降の指定はいらない。
Intel CPUの場合は、Panda3Dが32bitで動いているので、上記の指定が必要。
Panda3Dは、Pythonは2.6版(32bitだけで稼働する)の方が相性が良いだろう。
2. Panda3Dのライブラリのダウンロードとインストール
Panda3Dのソースファイルをhttp://panda3d.orgよりダウンロードする。
これを記述している時点での最新版は、1.7.2版。
Panda 3D 1.7.2版
tar xvj panda3d-1.7.2.tar.gz
cd panda3d-1.7.2
makepanda/makepanda.py
ppython makepanda/makepanda.py --everything --no-nvidiacg --no-x11 --installer
--no-x11は、X11 Window Systemをインストールしていないので、入れている。
.dmg形式でディスクドライブとしてマウントできるファイルができるので、そのファイルを開いて
マウントし、その中にあるインストーラからインストールを行なう。
ライブラリは、/Developer/Panda3Dの下に展開される。
Cgのライブラリがある場合は、ライトを使ったシェーディングやバンプマッピングなども
きちんと表示されるようになるので推奨している。Cgは、nVidiaの開発サイトから、
Cg Toolkit
をダウンロードする。
Cgのライブラリがある場合は、上記の記述の最後のmakepandaを以下のようなオプションで実行する。
ppython makepanda/makepanda.py --everything --no-x11 --installer
3. Panda3Dのデータやサンプルのダウンロードとインストール
これを記述している時点での最新版は、1.7.2版なので、そこから、以下のファイルをダウンロードし、解凍する。
- panda3d-1.7.2-samples.zip (23 M)
- panda3d-1.7.2-tools-mac.tar.gz (44 M)
標準では、サンプルは/Developer/Examples/Panda3Dの下に置かれる。
サードパーティのツールは、Cgなどのライブラリが梱包されているので、
これらを所定の位置にインストールすれば、自動的にそのライブラリが参照される。
☆Mac OS Xでの開発環境
外部から/usr/bin/ppythonを指定して起動できるIDEが必要となる。
Editraは、そのような指定ができるエディタの1つ。
Editra
Editraでは、ToolsメニューからPlugin Managerを選び、
出てきたダイアログでLaunchのプラグインを選び、Configureボタンを押す。
「+」ぼたんで、ppythonを登録する(aliasもExcutable Commandsも「ppython」を入力するだけで良い)。
登録後、Default:のメニューで起動されるPythonの指定を「ppython」に指定する。
■リファレンス・マニュアルのインストール
Windowsの場合は、1.7.2版のPanda3D
Windows Software Downloadsから、Macintoshの場合は、
1.7.2版のPanda3D
MacOSX Software Donwloadsから、以下のファイルをダウンロードして
展開する。
- manual-1.7.2-python.zip (8 M)
- reference-1.7.2-python.zip (7 M)
- reference-1.7.2-cxx.zip (45 M)
1.7.2版では、pythonのリファレンスにすべてのクラスが書かれていないので、
cxx(C++)版もダウンロードする必要がある。