公開シンポジウム「人工知能(AI)やロボットは百寿社会を幸福にするのか?」
- 主 催:日本学術会議 情報学委員会 環境知能分科会
- 後 援:一般社団法人情報処理学会、一般社団法人電子情報通信学会、IEEE東京支部
- 日 時:平成30年9月13日(木)13:00~17:00
- 場 所:日本学術会議 講堂(1階)
(※東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5番出口 徒歩1分)
- 開催趣旨:2007年に日本で生まれた子供の50%が107歳まで生きるとの海外研究がある。官邸主導の人生100年時代構想会議にて超長寿社会におけるリカレント教育や人材採用、社会保障などの政策論議も始まっている。百歳を超えるセンチナリアン(百寿者)も含めた社会システムをデザインするには、人材を中心とした政策だけでは十分ではない。センチナリアンの体力・知力を補完し、かつ次世代若手のコミュニケーションを活性化させる医学的・工学的支援のための科学・技術研究の進展と、若者と100年を超える人生を送るであろう子供達のQOLを支えるコミュニティ形成が不可欠である。特に、若者と子供の100余年に渡る睡眠から覚醒までの日常生活と経済的・精神的なライフスタイルのデザイン、それらを支える社会生活とエコシステムのデザインを統合的に行うには、日本学術会議を横断して取り組む必要がある。
上記を踏まえ、この度日本学術会議 情報学委員会 環境知能分科会では「人工知能(AI)やロボットは百寿社会を幸福にするのか?」というシンポジウムを開催する運びとなった。子供からセンチナリアンまで多様な世代から構成される百寿社会において、人工知能(AI)やロボットが幸福をもたらすことができるのかについて、現場で活躍されている識者、人工知能(AI)やロボットの研究者を交えて熱く議論する。
- 次 第:
- 開会挨拶 萩田紀博(株式会社国際電気通信基礎技術研究所 知能ロボティクス研究所・所長)
- 講演1 「AIやロボットは仕事を奪うか」 土井美和子(国立研究開発法人情報通信研究機構・監事)
- 講演2 「勝手気儘に生きたい -支えるのは、AI? ロボット? 福祉用具? それとも?-」 伊藤健三(一般社団法人日本福祉用具評価センター・理事,株式会社ニチイ学館・参与)
- 講演3 「病や老い -当事者の視点から見えてくる世界-」 小松浩子(慶應義塾大学看護医療学部・学部長・教授)
- パネルディスカッション
コーディネーター:土井美和子(国立研究開発法人情報通信研究機構)
パネリスト:伊藤健三(ニチイ学館),小松浩子(慶應義塾大学),後藤真孝(産業技術総合研究所),西田眞也(日本電信電話株式会社),萩田紀博(株式会社国際電気通信基礎技術研究所)
下記のサイトから参加をお申し込みください
問い合わせ窓口
- 橋本 隆子 takako@cuc.ac.jp (千葉商科大学)
日本学術会議 情報学委員会 環境知能分科会 幹事