ここは桂林、「桂林山水甲天下」という詩に詠われたように、天下一の風景で世界に自慢できる町です。広西チワン族自治区の東北部にある桂林は、かつて省都となったこともあり、秦の始皇帝が運河を掘ってから、ここは広西地区の中心として繁栄し始め、すでに二千年以上の歴史を持っています。
独秀峰や象鼻山など、市内の観光名所は本当に多いです。しかし、桂林から陽朔までの82キロを船で下る「漓江下り」は、まさに圧巻の観光コースです。なお、終点陽朔の店で売っている観光客向きのお土産は値段がびっくりするほど安いです。ちなみに、このコースだと丸一日かかりますけど、その興奮も丸一日続けますよ。
夜になると、桂林市内の各ホテルには民族舞踊ショーなどが毎日公演されます。その日、私たちはこの「桂山之春」というショーを至近距離で鑑賞し、後に私とほかの何人かのお客さん(アメリカ人と思うが)もステージに登場し、中国風の二人三脚競走に参加しました。
「百聞不如一見」。これは何時だって論破されない真理でしょう。時間があれば、みなさんご自身でも桂林に遊びに行ったらどうですか。