税務プロフェッションコース:Vol.4

静岡県で独立開業。論文で税理士を目指すと想像以上に深いところまで学べます。

梅原和久さん

梅原 和久さん
税務プロフェッションコース 2017.3月修了

会計ファイナンス研究科を選んだきっかけやポイントはなんですか?

税理士試験3科目合格した後も試験勉強を続けていましたが、年齢を重ね勉強時間の確保が難しい状況になっており、短期間で集中的に勉強して税理士になる道が最善だと思い、大学院に進学することを決めました。自宅は静岡ですので土日のみの通学で単位を修得できるのは大変ありがたかったです。

学んでみて、気づいたことや変化したことはなんですか?

税理士試験には「租税法」という科目がありません。仕事でも租税法に触れる機会がなかなかありませんでした。大学院では租税法の授業があり、また判例研究の授業では判例を読む機会が多く、大変勉強になりました。従前は慣習で判断していたことが多かったのですが、修了後は立法趣旨を考えながら判断するようになりました。

修士論文の執筆で大変だったことはなんですか?

論文を書くことが初めてで注釈や改行のルール等、基本的なことがわかっていませんでした。まず、ルール通り書くことに苦労しました。仕事ではExcelばかり使っていてWordはほとんど使っていませんでしたので、Wordに慣れるのも苦労しました。書き始めた後は文章構成に苦労しました。文章校正を考えずに書いているとボリュームだけが増えてしまい内容が薄くなってしまいました。また、こういう結論で書こうと思って書いていても、書いている途中で自分の考えが変わってしまい何度も書き直しました。 文章構成を考えて書くことがとても苦労しました。

先生方のご指導はどうでしたか?

山本先生にはきめ細やかなご指導をしていただきました。私の考え方を尊重していただき、自信を持って執筆することができました。

在学中は、仕事や時間のやりくりなど、どんな工夫をされていましたか?

平日は仕事が終わってから次の授業の準備と課題のレポートを作成していました。税理士試験を受験していた時も仕事が終わったら毎日勉強していましたので、それほど負担に思うことはなかったです。講義は土日については多数の科目を受講できますが、必ず1限分を空けて受講していました。1限分空けておくと、その空き時間にいろんなことができますのでおすすめです。

修了後、院生同士で交流はありますか?

毎年、税理士試験が終わったころに同期の仲間で飲み会を開催しています。また、私は趙先生のゼミの飲み会にも参加させて頂いております。飲み会以外にも日常的に連絡を取り合って税務判断の相談をしたりしています。相談できる仲間の存在は私にとってかけがえのないものです。

修了後、キャリアに変化はありましたか? (大学院での2年間は現在の仕事につながっていますか?)

修了後は勤務していた税理士法人を退職し、静岡県静岡市で独立開業しました。開業後はお客様の経営相談をメインに税理士業務を行っています。

今後、受験を考えている方へのメッセ-ジをお願いします

論文によって税理士を目指すと想像以上に深いところまで学べます。税務、会計以外の講義も受講できますので、税理士業界で役立つ知識を幅広く習得できます。お勤めの方は2年間休みがなくなりますが、是非ともチャレンジしていただきたいと思います。