RSS中小企業支援研究創刊号
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ともなり、各店舗への相乗効果が期待できる。館山市の最も歴史・文化要素の高い街区にそれらを設置することで街の魅力度の向上に繋がる。(右:施設イメージ)(3)西口街区の整備構想西口については、鏡ヶ浦通りが整備され館山夕日桟橋も完成し、渚の駅も平成24年3月に完成するなど観光のメッカとしての存在感を増しつつある。館山駅西口から夕映え通りを通り海岸に出ると、そこは鏡ヶ浦通りと呼ばれ館山のシンボル道路として整備された。こうした南欧的色彩をおびた海岸線は、スペインの“コスタ・デル・ソル(太陽海岸)”にも匹敵し、素晴らしい景観を呈している。西口整備の可能性が高まる中で、館山駅西口街区を構成する渚銀座の対応課題も増加しつつあり、東西道路の利便性の確保と併せて対応が急がれる。■里見八犬伝美術里見市ゆかりの文化財や八犬伝にちなんだ版画などを展示。夕映え通りシンボルロード”渚の駅”たてやま■館山駅西口の整備構想●食と散策の道・南欧風界隈づくり���観光交流客が気軽に立ち寄れる散策の道&南欧風、食のゾーンづくり●ホテル&コンベンションゾーンの開発�人的・情報・交流拡大に対応出来る会議場、及び宿泊施設を鏡ヶ浦通りに面した街区に確保する●館山駅東西道路の利便性の確保����東口の来客を西口に、西口の来客を東口に呼び込むための連絡通路の拡充、駅東西の階段にエスカレーターを設置する施設イメージ千葉商科大学大学院商学研究科(中小企業診断士養成コース)客員教授大塚マネジメント研究所所長 大塚 愼二33中小企業支援研究 Vol.1

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