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■会社概要会社名…………………株式会社日立金型技研           (主要事業:プレス金型及びプレス加工品の設計・製造・販売)代表取締役社長………小田島 猛 氏本社……………………茨城県那珂市東海村村松3115-12 平原(ひばら)工業団地内資本金…………………300万円従業員数………………36名 (2017年9月現在)事例報告54中小企業支援研究人の成長が必要であり、例えば不具合品の発生について、再発防止を目指して、真の原因の追究、ばらつきの要因などの認識を持てるように支援し、それによって企業の品質管理、経営管理レベルの向上を目指し支援している。 それによって、現状まで慢性的であった不具合を、想定外の不具合として問題認識して頂き、技術では解決できない問題の解決力の向上によって安定製造につながることに支援の重点を置いている。価値を伝える営業政策 本企業は、現状の分野に限定せず、顧客の期待、ニーズに応える製品の開発に向け、会社一丸となって取り組んでおり、金型設計から複雑形状を有したプレス製品に至るワンストップの生産力及び開発品の価値を既存顧客から新規顧客に至るまで伝達している。今後の支援に向けて ISO 9001は改訂前より、経営的な視点、経営者のリーダーシップに結び付ける考え方が強くなった。 本企業の社長のリーダーシップ、スタッフの方々のエネルギーは、今年(平成30年)1月に実施された初めての定期サーベランスを乗り超えた。今後、温かく迎えて頂いた皆様のモチベーションに応え、筆者が経験した様々な失敗、成功例、これまでの中小企業診断士としての経営支援の経験を総動員することで本企業の経営力の向上を目指す支援を継続していきたい。初サーベランスが終了してホットしたスタッフの方々「めぶきFG ものづくり企業フォーラム2018」に出展、お客様に説明する小田島社長(2018年2月 茨城県つくば市:つくば国際会議場にて)現場でのサーベランス

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