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XECUTIVE  コロナでテレワークができないと事業がストップするので、どんなビジネスもテレワークでどうやったらできるか考えなければいけない時代となっています。2021年の世界経済のキーワードは「K字型」だと言われています。つまりV字のように全部上へ上がるのではなく、上がるか下がるかの二極化する時代なのです。IT化できないところは下に行くことが確定しています。土橋:手厳しいですね。平塚:気づかない人を説得する段階はすでに終わったと感じています。IT活用が重要だと気づいてもらいたい、というよりは、ITの導入で企業の問題をどう解決できるのだろうと考えている企業になっていただきたいですね。Googleアプリを使えば、現場から自社の問題を解決できるのだ、ということを知ってほしいと思います。土橋:情報セキュリティに関してはどうですか?平塚:情報漏洩事故の80%はヒューマンエラーで、不正アクセスは20%しかありません。80%は自分たちのミスで起きると認識すべきで、不正アクセスよりも個人情報リテラシーを向上させることが必要と考えています。クラウドを安心して活用して、自社の問題を解決してほしいと思います。土橋:御社の顧客はどのような業種でしょうか?平塚:業種は関係ありません。小中学校、大学、建設業、運送業、整体等々色々あります。土橋:次の営業戦略としては?平塚:今後、教育機関への対応を構築して、種々の業種、中小企業にも伝えていきたいと考えていますが、土橋さんの支援している企業への支援内容に加えていただいて、研修に参加してもらうことで、その企業の生産性、課題解決に繋がると思います。 よろしくお願いいたします。土橋:私も勉強させていただきます。ところで、著書が発行されたのですね。平塚:はい。これを一読されて、当社のオンライン講座をコツコツと受講頂ければ、 Google のアプリを自分の事業に活用することができます。ITは自分で触らないと、何が便利かわからないものです。土橋:御社が、コロナ禍の中、中小企業の支援に向けて進まれていることがわかりました。 本日は、お忙しい中、長時間、貴重なお話をありがとうございました。御社のさらなる成長を期待しています。平塚:ありがとうございました。また、おいでください。何かお土産を期待しています。土橋:・・・・はい。【インタビュー後記】 コロナ禍の中、今やIT投資は、どの企業にも不可欠になってきている。その問題意識が重要であるというさらに創造的なマインドが今後必要となってくる。 2回目の訪問で、従業員の方々に「社長について」と尋ねたところ、「社長はパワフル」という返答が得られ、この会社は、社長を中心として、常に意識のバージョンアップを実現している印象を受けた。 今後もイーディーエル様は、『時代の流れにのった事業の再構築!』を図り、多くの企業へ伝えて、さらなる企業の成長を期待したい。■会社概要会社名…………イーディーエル 株式会社 住 所…………〒305-0051茨城県つくば市二の宮1丁目23-9 二の宮ビル1階代 表…………代表取締役 平塚 知真子連絡先…………TEL:029-846-1126FAX:029-307-8543URL……………https://www.edl.co.jp/創 業…………2006年年 商…………10,351万円(第13期/2019年3月)資本金…………930万円従業員…………17名(パート10名)【企業沿革】2006年 出版事業スタート2007年 国立情報学研究所NetCommonsをSaaSにて提供開始2012年 文部科学省より被災地支援について感謝状/茨城県生涯学習情報支援システム受託。2015年 教育機関向けGoogle研修スタート。2017年 Google認定研修パートナー企業となる。2019年 「Google Cloud Partner SpecializationEducation」に取得認定(国内2社のみ)。2020年 ISO/IEC 27001、情報セキュリティマネジメントシステムの認証登録。■インタビュア及び原稿執筆土橋正人……千葉商科大学経済研究所客員研究員中小企業診断士12中小企業支援研究

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