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247015年9月、米国ニューヨークで開催された国連サミットにおいて、全会一致で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)(図1)は、現代社会を生きる我々一人ひとりが果たすべき責任として、近年大きな注目を集めている。SDGsは「1.貧困をなくそう」、「2.飢餓をゼロに」、「3.全ての人に健康と福祉を」、「4.質の高い教育をみんなに」といった17のグローバル目標と169のターゲット(アクションアイテム)からなり、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っている。発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)な目標として広く認識されている。企業活動においても、SDGs達成は主要なビジネス課題として位置付けられている。地方自治体やNPO・NGOも、持続可能なまちづくりと地域活性化、生活環境の向上などを目指し、SDGsを積極的に推進している。学術分野でも、SDGs実現のための技術開発や支援活動が大きなテーマとなっている。SDGsの社会的認知度向上のためには、メディアの役割も重要となる。そこで今回の『CUC View & Vision』は、「SDGs最前線」をテーマとし、企業、メディア、地方自治体、大学、NPOといったさまざまなステークホルダーが取り組んでいる、最先端のSDGs活動を多彩な識者によ特 集SDGS最前線2

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