cuc_V&V_第52号
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9また、2020年度は回答者の74%、2021年度春学期は85%が、授業を受講する前と後とで考え方や行動に「変化はあった」と回答した(質問4:図2)。質問2では、質問1で「とても役に立つ」、「ある程度役に立つ」と回答した人に「どのような点で役に立つと思ったか」を尋ねた。なお、質問3は役に立たない理由を尋ねるものであったが、そのように回答した者がいなかったのでデータはない。質問5では、質問4で受講の前後で考え方や行動に「変化はあった」と回答した人に「どのような変化があったか」を尋ねた。紙面の制約があるので2021年度春学期のコメントのみを表1、表2に記した。必ずしも質問に直接回答する表現になっていないものも多いので、表1、表2を合わせて授業のねらいごとに関連したコメントをいくつか見てみよう。(P.11・12参照)一つ目のねらいである「日々の仕事が倫理的判断と密接に関わっていること」に気づいてもらう意図は、「今までは他人事のようにニュースなどを見ていましたが、実例なども見て身近な物であったため今後は改善点を考えながら暮らしていきたい」、「ノンフィク図1 履修学生へのアンケート結果(有用性)図2 履修学生へのアンケート結果(考え・行動の変化)52特 集CUCの倫理教育

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