cuc_V&V_第52号
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12表2 2021年度春学期アンケート結果(履修者の考え・行動変化の内容)質問5:質問4で「変化はあった」と回答した人は、どのような変化があったか教えてください。知識の幅が広がった(今まで知らなかったことを知った)とか物事をより深く考えるようになった、何々をするようになったなど考えや行動の変化を教えてください。今までは自分の考えの中だけで社会に対して正しいと思えることを決めつけていたが、授業内の資料や他生徒の意見を聞き、新たな考え方を知ることができ、知識の幅が広がった。今まで知らなかった企業の常識や世の中の風向きを知ることができた企業の倫理的問題に対しての知識が増えたことで身近な問題の倫理的課題などを考えることができるように変わった社会で生きていくための基本的なことを知れた。倫理的考察の幅が広がったと思う。知識量が増したこともあるが、様々な事例を通して実際に考えること、他の人の考えを聞くことで自身の能力が向上したと感じている。知識の幅が広がり、ダメなことはダメという当たり前のことを改めてやっていこうと思った。内部告発なんかするにきまってると浅はかな考えをしていたことに気づいた。内部告発にもすごく勇気が必要でリスクを伴うことを人生で初めて知った。目の前のことをすぐ飲み込まずに疑いの目でみて自分の中で砕いてから取り込むようになった。今までニュースとかでしか目にしてこなかった企業の不正を、自分がその立場ならどのような行動をとっていたか、社員達はなぜ不正を起こさなければならなかったのか、その立場になって考えると、不正はよくないが、見つかってしまったら、会社が倒産したり、売上が伸びず低迷してしまったり、自分ならどのような行動を起こすかという今まで考えたことのない授業であったため、知識や理解も深められたし、とても変化があったと感じた。今までとは違う判断(選択肢)を考えるようになったどんな会社であっても汚職はあるのだろうなと、ある種諦観的になった。自分的には倫理的な行動だと思っていたことも間違っていることがあった。内部告発後にも段取りがある事を知った。物事の考え方を少し違った目線で考えてみようと思った。今の状況を冷静に判断してこれからどうすればいいのかを考えることが大事だと感じた。倫理的な観点から色んな物事を考えれるようになった。倫理的課題を見つけてステークホルダーにはどのような影響が出るのか、自分が当事者だったらどうするか、と順を追った考察を毎回していたので、普段見るニュースで不正や告発以外のことでも順を追って内容を把握しようと思うことが無意識にありました。バイト中やお店を利用する時に学んだことを意識するようになった普段触れない世界に触れることで、自分は世の中の理不尽なことを知るべきことがもっと知るべきだとかんじた。働くことを甘く見ていた。この講義を受けて、働くことで様々な問題が起きること、現在も様々な倫理的で解決が難しい問題が起きていることが分かった。物事について一つの視点の考えだけではなく幅広い視点で多くの考え方をだし選択できるようになりました。授業であった事例のようなことになった場合に、授業を受ける前の自分だったらこうしたら自分が得であるというような考え方をしてしまっていたと思うが、今では、倫理的に大丈夫なのかということを最初に考えられるようになったと思う。ニュースにでていることだけでなくある程度調べたうえで判断した方がいいと聞き、普段でも噂だけではなくしっかり話を聞き正しいことだと思ったものだけを友達に伝えるようにしています。今まで企業について考えたことはなかったが、自分でどのような点が倫理的によくないか考えるようになった。色々な人の意見を聞くことが出来て、良かった。ニュースを見ている際に世の中で起きている問題を客観的に自分なりに解釈するようになった。今まで不正に対して内部告発さえすれば良いという考えだったが、内部告発をした人の後悔を映像を通して学んだおかげで、そのような甘い考え方では将来通用しないと実感できた。自分が選択した考え方や行動によって生じる結果を前もって考えるようになった。今までは他人事のようにニュースなどを見ていましたが、実例なども見て身近な物であったため今後は改善点を考えながら暮らしていきたいです。内部告発の実際の例を確認することができました。倫理に反した行動の結果、部長クラスの人と部下・従業員にかかる負担の違いが分かりました。部下は、上司の命令を達成しなければならないことと、明らかに不正をしてまで結果を残さなければならないといった葛藤があることが分かりました。52特 集CUCの倫理教育

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