cuc_V&V_第53号
42/56

4053トピックス「ホシノ薬局のれん」「ホシノ薬局きおくうた」全文むかしは どぶっ田だった この町防空壕も 水びたしまともに使えた ことがない五井にあった ホシノ薬局の支店を出した 昭和の十年町の唯一の 薬局に急な病気で お客さんが「こんばんは」ちびちび酒飲む親父が 応える夜ふけ遅くまで 開けているのはいつでも誰かを 診られるように薬学部を出た私親父の店を 引き継いで最初にしたのは お店の改築段差を すべてなくしてお客の目線で 話せる店に「松の家きおくうた」全文就職列車で 東京へ老舗料理屋 修行の青春親父もせがれも たどった道です三代つづく 老舗の誇り四代目も 修行中お座敷料亭から みんなの寿司屋へ味は神田 名店仕込みの お墨つき地域に支えてもらっているから 自分も地域を支えます何を言われても へのかっぱ たたき上げですからPTAの会長から 観光協会会長まで 務めてきました暮らしの場所は 自分たちの手で おこさなきゃ未来へのバトンを この地でつなぐ消防団と 牛久ばやしも リレー中せがれも孫も ここに根づいて自分のことは 自分で決めてみんなの街は みんなで守る目に見えない 活性化その姿が 頼もしい「松の家のれん」

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る