千葉商科大学 入学案内2024
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18道三 美穂サービス創造学部3年青森県 私立松風塾高校出身学長からのメッセージ2017年度より学長の掲げる基本戦略の下、学生たちが一丸となり、「会計学の新展開」「CSR研究と普及啓発」「安全・安心な都市・地域づくり」「環境・エネルギー」という4テーマから地域を志向した持続可能な社会づくりに挑戦しています。2020年に発足したCUCエシカル学生クラブは、学生や教職員、地域住民に向けて、人や社会、環境に配慮した消費行動「エシカル消費」を実践してもらえるよう活動しています。その母体であるサービス創造学部のコミュニティカフェ・プロジェクトは、年に2回学内外で期間限定の「学生カフェ」を開き、フェアトレードやオーガニック認証商品を販売するコミュニティスペースを提供。さらに毎年4日間の「CUCエシカルデイズ」を開催し、全国の大学の学生団体と共にフェアトレードの啓発活動について報告会を行う等、学外との連携も積極的に実施しています。よりよい未来をつくるため、エシカル消費を広めるための様々な啓発活動を行なっています。2022年度は、学部の垣根を越えてメンバーを大幅に増員。私自身は幹部の一員として、メンバーのモチベーション管理にも注力しました。今後の目標は、CUCエシカル学生クラブのオリジナル商品を開発することと、CUCを日本にまだ数校しかないフェアトレード大学の認定校にすることです。東京工業大学理工学部卒業、同大学院博士課程修了(工学博士)、国立公害研究所(現・国立環境研究所)主任研究員、マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京工業大学助教授・教授等を経て同大学名誉教授。2012年に本学政策情報学部教授に就任、2014年から政策情報学部長、2017年3月から現職。放送大学でも長期間テレビ講義で「環境アセスメント」を担当。環境計画・政策が専門で住民参加や合意形成研究が中心。国際影響評価学会(IAIA)会長、日本計画行政学会会長等を歴任。IAIAローズハーマン賞、日本計画行政学会論文賞、環境科学会学術賞、国際協力機構理事長賞等を受賞。本学は、創立以来、高い商業道徳を備えた人材を育成してきました。昨今の社会では、サステナビリティ(持続可能性)を理解した上で正しいことを判断し、経営に活かす視点が求められています。さらに、人々への配慮、すなわち「仁」の心を持つ人間に成長する。それこそが、日本社会のモラルの源泉ともいえる「武士道精神」です。本学では、幅広い教養と専門分野の力を身につけ、実際に社会に出て、行動へと移す、そういう学びを実践しています。本学はこれからも、社会が求める大学として進化を続けてまいります。学長Harashina Sachihiko学長プロジェクトCUCエシカル学生クラブ原科 幸彦

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