千葉商科大学 入学案内2024
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政策情報学部地域政策コースメディア情報コース宇野 伶音3年千葉県 私立千葉商科大学付属高校出身齋藤 仁菜3年栃木県立栃木商業高校出身安原 璃臣3年茨城県立水戸商業高校出身39戸川ゼミでは、鎌ケ谷市の防災の実状を事前学習し、現状を把握した上で、地域住民の方々へのヒアリングを実施。そしてそれらの情報をまとめ、「防災かるた」のプロットを制作し、吉羽ゼミとの綿密なコミュニケーションのもと、デザインの制作を依頼しました。プロットをつくる上で大切にしたことは、誰にでもわかりやすい内容であること。「防災かるた」が一人でも多くの方に伝わるよう、今後も活動を継続していきたいです。個性的な授業で学びを深める専門科目私はこれまでに、Web開発に関する言語やデータ解析、人工知能で利用される言語を学んできました。そしてその知識を、よりよいまちづくりに活かしたいという想いで授業に参加。現在は、鎌ケ谷市にご提供いただいた環境データ白書のWeb化を終え、河川の水質データの数値解析と可視化に取り組んでいます。先端技術を身近なテーマに応用する市民データサイエンスの面白さに魅了され、より深く学びたいと考えています。世界各地で発生する、地震や台風、洪水等の自然災害。これらは、適切な危機管理がなされないことにより、被害をさらに拡大させます。そのような事態を招かないために、子どもから高齢者まで、楽しみながら災害時の心構えや事前の備え等を学べるアイテムとして注目されているのが「防災かるた」です。政策情報学部では、一般社団法人「鎌ケ谷マネジメントラボ」ご協力のもと、地域政策コースの戸川ゼミと、メディア情報コースの吉羽ゼミが連携し、千葉県鎌ケ谷市の地域住民の方々に向けた「防災かるた」を制作しました。「読み札」と「絵札」の両方から、災害に関する基本的な知識をわかりやすく紹介。日本にしかない文化を通して、一人ひとりの防災意識を高めてもらうことが目標です。2つのコースが密に関わり合う作品づくりに魅力を感じて参加を決めました。吉羽ゼミとして大切にしたことは、戸川ゼミからもらったプロットをただ形にするのではなく、意図を理解した上で、どう表現できるかを考え抜くこと。防災意識の向上という最大の目的を実現するために、意見をすり合わせて制作を進める過程に大きなやりがいを感じました。防災かるたをたくさんの人に手に取ってもらうのが、今からとても楽しみです。鎌ケ谷市の防災に対する実状を調査し、「防災かるた」のプロットを制作する。鎌ケ谷市の防災かるた制作特別講義データビジュアライゼーションAプロットをただ形にするのではなく、意図を理解し、どう表現できるか考え抜く。コースを横断して、多角的な視野を身につける学び

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