人間社会学部Message fromGraduate65豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士（工学）。千葉商科大学商経学部専任講師、サービス創造学部准教授、人間社会学部教授を経て、2020年4月に人間社会学部長に就任。趣味は自動車レース。専門：情報工学、情報メディア学座学で学んだ知識を活かし、地域の多様なセクターと協働しながら人を動かし、社会に新たな価値を生み出す人財をめざします。大学時代は、「地域プロデューサー養成プロジェクト」等のアクティブラーニングに積極的に参加。地域住民の方々とのディスカッションを通じて、その地域ならではの課題を住民の方々と一緒に解決していく面白さや難しさを痛感しました。理想的なビジョンを伝えるだけではなく、具体的な数値や事例を提示することにより、相手の納得度が向上するという学びは、社会に出た今も仕事に活かされていると実感しています。また会計学を専門とする吉田ゼミに所属したことで、ビジネスを通じて社会課題を解決する姿勢を養うことができました。現在は市川市役所の福祉部生活支援課に所属し、困りごとを抱えている方々への支援を行なっています。ご自宅を訪問してお話を伺ったり、電話で対応したりと、一人ひとりの要望に合った形で、相手の立場に立ったコミュニケーションを心がけています。悩みを抱えていた方が支援を通じてそれらを解消し、よりよい生活を送ることができるようになった時には、誰かの幸せに貢献する今の仕事に誇りを感じます。今後も市民一人ひとりに適切なサービスが提供できるよう、初心を忘れず、幅広く知識の修得に努めていきたいと思います。社会の課題をビジネスで解決するために、経済学や商学、経営学を学ぶと同時に、社会学や社会福祉学を通じ社会の仕組みや課題に対する理解を深めていきます。ゼミや公募制アクティブラーニングでは、行政や企業、地域の人々と現場で協働しながら実践的な力を身につけます。2021年卒業山形県立鶴岡南高校出身近年は多くの企業・組織で社会貢献の意識が高まっており、社会課題の解決を図りながら、持続可能なビジネスを実践する取り組みが広く行われています。人間社会学部は、多様性が尊重される社会をめざして、グローバル社会や地域社会の課題を解決する強い使命感を持ち、企業・団体に入って「ソーシャル・ビジネス」を提案・実践し、社会課題解決のための新しい価値を創造できる人財を育成します。学問分野は「社会学」「経済学」を柱としており、企業や地域と連携して地域活性化や復興支援に取り組むアクティブラーニングが数多く用意されています。様々な専門分野を学べますが、どの分野でも、幸せで公正な社会を実現するために必要な「ウェルビーイング」の要素を組み入れていることが特長的。様々な社会課題に目を向け、多角的・多面的に理解することで、SDGsを達成するために必要な「ソーシャル・ビジネス」について理解を深めていきます。そして、社会や地域の課題に取り組む「社会性」、その活動を継続していくための「事業性」、それらを両立させてよりよい社会を実現する「革新性」について繰り返し学び、実践していきます。卒業生メッセージ学部長メッセージ市民一人ひとりの困りごとに寄り添い、よりよい地域づくりに貢献していきたい。鎌田 光宣 学部長・教授山田 颯 さん市川市役所人をうごかす。社会をつくる。人にやさしい社会をつくる力を養い、新しい時代を牽引する人財を育てます。ソーシャル・ビジネスアクティブラーニングLEARNING POINTS123
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