千葉商科大学 入学案内2024
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国際教養学部Message fromGraduate79慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。千葉商科大学商経学部専任講師、同助教授を経て2005年にイギリスに長期推薦在外研究員として派遣され、帰国後に商経学部教授、同大学院経済学研究科教授、サービス創造学部教授、国際教養学部教授を経て、2021年4月に国際教養学部長に就任。専門:応用経済学主担当科目:ミクロ経済学、マクロ経済学、統計学演習高校時代から海外への憧れがあったことに加え、自らの意思によって様々な挑戦ができる国際教養学部の風土に惹かれ、CUCへの入学を決めました。2年次には、イギリスへの留学を経験し、当時欧米で注目されていた「置き配」をテーマに、各国における流通業界の動向に関する研究を行いました。留学における一番の学びは、自分の意見を明確に伝えた上で、相手の意思を尊重することの大切さです。他者の意見に流されてしまうことが多かった私ですが、ホストファミリーとの対話を重ねるうちに、自分ならではの意見を発信することができるようになりました。この学びは、何よりもお客様との信頼関係が重視される今の仕事にも活かされています。現在は、ソーセージの「香薫」をはじめとした加工食品事業に強みを持つプリマハムの東北支社で、スーパー等の量販店を対象とした営業活動に従事しています。東北という縁の無い土地にはじめは戸惑いましたが、しっかりと自分の意見を持つことで、今ではお客様から相談を持ちかけられるほどになりました。今後も相手を尊重する姿勢を忘れず、より多くのお客様からの信頼を得られるよう精進していきたいと思います。国際教養学部では、グローバル社会で活躍する能力として、幅広い教養、語学や論理的思考、情報リテラシー等のスキル、留学等の経験、責任感や倫理感を学び、身につけることができる教育を提供しています。パンデミックや国際情勢の影響はあるものの、グローバル化は今後も広がっていくでしょう。たえず変化するグローバル社会にあって、卒業後も自分を高めるために学び続ける基盤を修得することができます。学びは座学だけではありません。国際教養学部が重視するアクティブラーニングの中には、双方向型講義、グループディスカッション、フィールドワーク、留学、学生が教え合うペアラーニング等が含まれます。教員と学生、学生同士が相互に尊重し、一緒に課題に取り組み、切磋琢磨することを通じて、世界を学ぶことができるのです。2022年度からは海外留学を再開しました。語学を学び、異文化を経験し、日本にはない日常を経験することができます。留学中の楽しい経験や可能性や視野を広げる経験だけでなく、困難に直面し乗り越えることも、学生自身の成長を促します。国際教養学部での学びを携えて、卒業生も様々な分野で活躍しています。2021年卒業新潟県立長岡向陵高校出身卒業生メッセージ学部長メッセージ自分の意見を伝え、相手の意思を尊重する。たくさんの信頼関係を築き、企業成長に貢献したい。山田 武 学部長・教授大平 健介 さんプリマハム株式会社思考力、情報リテラシーの修得日本と世界を知り、教養を深めるカリキュラム異文化を理解して、国内外を問わずグローバルに活躍し続ける能力を育みます。世界各地での必修留学コミュニケーション能力を重視した語学教育多様なキャリア実績LEARNING POINTS12345

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