千葉商科大学 入学案内2024
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国際教養学部粕谷 六花1年千葉県立富里高校出身川本 泰地2年北海道芽室高校出身小谷 桃萌3年千葉県立千葉南高校出身81人々に恐れられる生物である一方、島内では神聖視されるという奄美のハブに対して、現地の方々は、実際にどのような印象を持っているのか調査を実施しました。地域住民の方々を対象にインタビューを行い、現地の生の声を収集したところ、古くから神として崇められている反面、人を脅かす生物という意識は強く、現代における共生は難しいという意見が多く見受けられました。現地でしか得られない情報がたくさんあることを知り、これからは国内外問わず様々な場所へ赴き、自分の目と耳で経験しながら多くのことを学びたいと決心しました。多様性に富んだオーストラリアは、世界の中でもLGBTQに理解のある国のひとつです。現地の学生との交流を通して、性的マイノリティの方々に対するポジティブな意見をたくさん聞くことができました。コミュニケーションを取る上で大切にしたのは、相手の価値観を否定しないことでした。身振り手振りを交え積極的に会話に参加しましたが、自身の言葉のボキャブラリーが少ないことを痛感する経験となりました。今後はさらに語学力の向上に力を入れ、世界各地のリアルな情報をたくさん学び、ツアープランナーになる夢をかなえたいと思います。これからのグローバル社会に必要な力を身につけることを目的に、計5日間にわたって開催されたプログラムで、海外の留学生を交え、ディスカッション、プレゼンテーション等に挑戦しました。その中で最も印象的だったのは、チームに分かれ「ポジティブシンキング」について議論したことです。パキスタン出身の留学生から「洪水等の甚大な災害によって困難な状況に置かれようとも、日本で土木工学を学び、母国の発展に貢献したい」という力強い想いを聞いたことが、自らも前向きに生きていこうと考えるきっかけになりました。奄美に暮らす方々と、恐れと共に神聖視される「ハブ」の関係性を調査。世界各地のリアルな情報をたくさん学び、ツアープランナーになる夢をかなえたい。予測不可能なグローバル社会を生き抜くため、変化に柔軟に対応する能力を養う。フィールドワークin 奄美オーストラリア(サザンクロス大学)でのオンライン留学エンパワーメントプログラム国内外の場所を問わず、異文化理解を深める学び“世界を知り、日本を知る”

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