千葉商科大学 入学案内2024
84/112

82楠 真拓1年千葉県立四街道高校出身小出 詩織2年千葉県 松戸市立松戸高校出身受賞2年連続留学生との国際交流を目的としたプロジェクトで、各国から来日した留学生たちと共に、古きよき街並みが広がる京都に3日間滞在し、日本の文化や歴史を体感しました。そして楽しみながら、語学力やコミュニケーション能力の向上に挑みました。清水寺、建仁寺、三十三間堂、八坂神社等、歴史ある地を巡りながら英語だけの会話に挑戦したり、着物の着付け等の日本文化を英語で説明したりと、盛りだくさんのコンテンツを学生が自ら立案し、おもてなしの心を大切に、留学生の方々に日本の魅力を発信し、交流を楽しみました。地元の新聞メディアである千葉日報社が主催する、新聞制作体験プロジェクトです。様々な情報が氾濫する現代社会において、新聞制作を通じて「メディアの情報を見極めて活用する力(メディアリテラシー)」を高めると共に、情報発信力の強化につなげます。学生は新聞制作に必要な研修を受け、自ら取材活動を行なって記事を執筆し、紙面を完成させます。2022年度は「ウクライナとアフガニスタンからの避難民支援」をテーマに、支援団体等を取材したチームが優秀賞を受賞する等、社会から高い評価をいただきました。優秀賞国内グローバル異文化交流プロジェクト千葉日報 新聞制作プロジェクト留学生と共に京都の街並みを巡り、自らおもてなしをする喜びを体感。海外から観光客がたくさん訪れる京都で、観光業に携わる方々はどのようなおもてなしをしているのか。実情を知り、自身も直接そのおもてなしを学びたいと思い、プロジェクトに参加しました。チームに分かれて、訪れる場所の歴史や情報を事前に調べ上げた上で、留学生の方々を迎えました。留学生から質問をされることも多く、その答えを自分なりに伝える経験を重ねたことで、徐々に語学力に自信がついていきました。また、話していくうちにシンプルに単文で伝えた方が理解してもらいやすいという発見があったほか、自らのリスニング力が足りないことを痛感する等、今後の大学生活に活かせる学びを得ることができました。そして、何よりも、留学生が京都を満喫している姿を見られたことがうれしかったです。現地に足を運び直接お話を伺うことで、インターネットでは得られない真実が見えてくる。私たちのチームは、刻々と変化し続ける国際情勢とそれを取り巻く現状を、より多くの方々に知ってもらいたいと考え、「ウクライナとアフガニスタンからの避難民支援」をテーマに選びました。読み手の心を動かす紙面を作成するため、メンバーと役割を分担しながら、取材と執筆に取り組みました。アポイントを断られる等、すべて順調に進んだわけではありませんが、困難を乗り越え仲間と協働する大切さを学びました。ウクライナ避難民を受け入れている学校や飲食店、アフガニスタンからの留学生等、様々な方々に直接お話を伺ったことで、インターネットでは得られなかった真実が見えてきました。それらを多くの方々に発信できたことは、とても貴重な経験だと感じています。これからもメディアリテラシーを高め、様々な形で情報発信に携わっていきたいと思います。実社会で課題発見・解決力を磨くアクティブラーニング

元のページ  ../index.html#84

このブックを見る