企業担当者の声日本政策金融公庫南関東創業支援センター上席所長代理佐藤 俊太さん20活動期間短期イノベーションを起こす意欲を持ち、新規事業創出や起業を担うことができる人材の育成を目的とした短期集中プログラムです。起業家として活躍している卒業生との交流会や実践的な講義を通じて、起業家マインドの形成、市場調査、新サービスの企画方法、事業計画書作成、発表までの一連の流れを学ぶことができます。日本の国際競争力低下、雇用形態の変化等を背景に、自らイノベーションを起こし、グローバル化にも対応できるアントレプレナーシップを持つ人材は、これからの時代にますます求められていくでしょう。学生の皆さんの積極性と行動力が印象的で、試作品の作成等にも果敢にチャレンジする姿勢は素晴らしいと思いました。これからの時代を担う皆さんには、その行動力に加えて深い思慮を兼ね備えることで、あらゆる困難を打ち砕く人材へと成長していただきたいです。選考を通過すること(全学部・全学年対象)応募条件活動期間長期応募条件学生ベンチャー食堂とは、その名の通り、学生自らが経営を担う食堂のこと。CUCでは学生たちに起業のチャンスを提供するため、2011年よりキャンパス内の食堂スペース3店舗を用いて学生に出店権利を与えています。出店を希望する学生は、魅力あるメニューや価格、適正な収支計画、経営体制、衛生管理等を重視した事業計画書を作成し、選考に挑戦。厳正な選考を見事通過した学生は1年更新の出店権利を得て、開店に必要な一連の準備を整えた後、自らがプロの飲食店経営者となって学生や教職員等のお客様に対してサービスを提供します。そして授業で学んだ理論を店舗の運営に活かし、実社会で役立つ経営の知識とノウハウを身につけていきます。開店に必要な一連の準備を整えること(全学部・全学年対象)野々村 青矢商経学部経営学科4年小林 和成岐阜県立岐阜城北高校出身商経学部商学科1年長野県小諸商業高校出身ベンチャー学生食堂CUCアントレプレナーシッププログラム学生に愛されるメニュー開発の経験を活かし、飲食店の経営者として社会で活躍したい。幼い頃から漠然と「自ら事業を展開したい」という目標を抱いており、2023年5月に「彩食彩(いろどりしょくざい)」を新装オープン。出身地の岐阜県で愛される「味噌カツ丼」や、学生のお腹を満たす「オムカレー」等のメニューを新たに開発し、一度も赤字を出すことなく経営を続けています。卒業後は飲食業界でさらなる経験を積んで調理師免許を取得した後、自らの会社を起業したいと考えています。銀行、金融公庫からもアドバイスをもらう。事業計画を実現させ、収益化をめざします。私たちのチームでは、大学内で朝ごはんの販売サービスを行う事業の立ち上げを提案し、現在は事業化へ向けて内容のブラッシュアップや収益等の課題をクリアするために教授や銀行、金融公庫の方から指導を受けています。精度の高い計画の策定は自分だけでは不可能です。多くの人を巻き込み、その力を頼りに、学んでいく姿勢が大事だと実感しています。
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