千葉商科大学 入学案内2025
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58経済学や財政学、統計学の考え方や分析手法を用いて、社会課題を俯瞰的に捉え・解決する方法を学ぶ。どんな成長ができる?どんな成長ができる?どんな成長ができる?一般企業(金融、広告、小売、商社、製造、情報通信等のサービス・情報系産業)、公務員(地方自治体、特別区、国家)、非営利団体(社会福祉法人、学校法人、生協等)、自営業、家業の継承 等社会でどう役立つの?社会でどう役立つの?社会でどう役立つの?経済政策とは、財政や金融、労働等の各市場に対して、政府が経済の側面から関与することです。税や金利、最低賃金等の各制度による市場への関与に対し、経済学の考え方と現実経済の理解を深め、望ましい経済政策を考えます。例:新型コロナウイルスが流行した2020年、国民一人あたりに10万円が給付されました。このような政策は経済学において「財政政策」と呼ばれ、景気対策に役立ちます。人々が幸せに豊かに暮らせているのか等、規模の大きい問題を理解するためにはデータが不可欠です。経済学や統計学の知識をもとに、社会課題をデータに基づいて把握・分析し、解決していくための方法を学びます。例:地方を中心に鉄道路線の廃線が増加している日本。運行本数や駅数を減増する等の「データ」を収集・分析することで、経営赤字を解消するための現状把握と課題解決が実現されます。社会課題の解決は、政府や自治体だけでなく企業にも求められます。ミクロ経済学やマクロ経済学等の基本的な知識をもとに、企業や産業、地域に関わる諸問題を経済学の観点から分析し、解決していくための方法を学びます。例:2016年の電力自由化により、電力を販売できる会社が増えました。このような政策を経済学では「規制緩和」と呼び、住民の暮らしや電力業界、環境問題への影響等の効果を分析・検証することができます。周辺領域との関連をふまえながら、経済や社会の問題を把握し解決する力が身につきます。企業や官公庁、NPO(非営利団体)の一員として、よりよい経済社会をめざす等の進路が想定されます。経済や社会の問題をデータに基づいて把握し、課題解決を図る力が身につきます。一般企業や官公庁に就職して、各種データに基づく戦略の立案に挑戦する等の進路が想定されます。企業の立場から産業、地域の諸課題を理解し、経済学的な課題解決を考える力が身につきます。一般企業に勤める、起業する等、ビジネス全般の進路が想定されます。経済政策コース経済データ分析コースビジネス経済コース想定される進路学びの分野経済学科

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