千葉商科大学 入学案内2025
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総合政策学部59大賀 紀代子 准教授私たちの周りにある商品・サービスには、誕生から現在まで隠された固有のストーリーがあります。そのストーリーには、国・地域が持つ文化・人々の習慣、当時の社会・経済の仕組みや状況等が関わっています。私のゼミでは、自分の興味があるモノ・コトが、どのような経済的・社会的・文化的背景を持ち、またどのような産業と関わりを持ちながら、今のような形になったのかを考察・分析していくことで、現在の「社会経済」が誕生した「道のり」を学んでいきます。江波戸 順史 教授地方において、公務員には地方自治及び地方財政の知識が必要となります。また、近年の公務員試験では集団討論や面接の重要性が高まっています。このような背景のもとゼミでは、地域活性化、災害対策、人口減少、高齢化、デジタル化等、公務員試験で出題されたテーマを取り上げて、集団討論の練習や面接の受け方の訓練を行います。ゼミの進め方としては、報告とQ&A、ゼミ生同士でのディスカッションを繰り返し、思考力、発言力、表現力の向上をめざしていきます。藤田 輔 准教授世界の経済成長を牽引するアジアですが、そこにはリスクも潜み、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に影を落としています。本ゼミでは、そのようなアジアの経済や社会をより良くするための日本の役割に着目し、理論と現状のバランスを捉えながら「日本の開発援助や国際協力」と「日本企業の海外展開」の2点から、双方がwin-winとなる関係のあり方を模索します。また、可能な限り現地へ出向き、人々との交流を通じ、アジアの「今」を肌で感じられるフィールドワークを実践します。佐藤 哲彰 准教授今の大学生は21世紀後半を牽引する人材です。将来は雇用が縮小し、自営業的発想が重要になります。その時代へ向けて、未来の労働政策と個人的準備について学んでいきます。その際、テクノロジー、特に生成AI、予測やバーチャルクローン等にアンテナを張り、また論理的説得のための能力を磨き、時事と背景についても話し合います。学び方としては、講義・グループワーク・ディベートだけでなく、ハローワークの見学、プロジェクト、内外起業塾等に参加します。大賀 紀代子 ゼミナール[日常の中の経済史]江波戸 順史 ゼミナール[地方自治・地方財政の研究]PICK UP ゼミナール藤田 輔 ゼミナール[アジアの持続可能な開発と日本の役割]佐藤 哲彰 ゼミナール[21世紀後半に活躍するために:労働経済・政策とフリーの自営業]

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