K UPCIPLEARNING!サービス創造学部の4年間を通して、何をどのように学び、どのような目標を抱き、自分らしい進路を見出していくのか。「学問から学ぶ」「企業から学ぶ」「活動から学ぶ」の「3つの学び」のスパイラルにより、社会に求められるサービス創造人材としての実践的な力が養われます。ここでは「3つの学び」を通じて自分が進みたい道を明確にし、未来に一歩踏み出す先輩たちの姿をご紹介します。大田尾 沙耶68から学ぶ様々な組織が抱く課題とその解決方法について、バーナードやドラッカーの考え方をもとに、経営組織論の観点からグループディスカッションを通して理解を深めています。その中で特に印象的だった学びは「コミュニケーションによって組織は成り立つ」ということです。良好な人間関係を構築することは、良い組織を作りあげていく上で欠かせません。そこで、経営組織論を学ぶ石井ゼミでは良い組織をつくるためのコミュニケーションや、リーダーシップ、フォロワーシップについても学んできました。また、より良い組織のあり方を研究する上では、座学で得られた知識をプロジェクト活動で実践することにより、身をもって組織への理解を深めていくことができました。辻 凌馬から学ぶ外部講師の中村聡宏先生のもと「尊重・勇気・覚悟」から構成されるスポーツマンシップについて具体的なエピソードをもとに理解を深め、人生においてその行動や姿勢を実践できる人材をめざす講義です。一般的にスポーツマンシップとは、スポーツ競技の対戦相手や審判、味方への敬意と感謝を忘れない精神等を意味します。しかしそれはスポーツだけではなく、日常生活を送る上でも同じこと。友人や知人等の自分と関わる人をリスペクトすること、困っている人や傷ついている人を助けること、より良い社会を作ろうと努力すること等もスポーツマンシップに共通し、ビジネスパーソンとしても欠かせない精神であること(=ビジネスパーソンシップ)を学びました。現在は中村先生が代表理事を務める日本スポーツマンシップ協会でインターンをしており、その精神が広く社会に浸透するよう努めています。すべての組織に通じる「コミュニケーション」を、より良い組織づくりのために活かしていく。学問企業ビジネスパーソンシップ論関わるすべての人に敬意と感謝を持つ。スポーツマンシップの精神を世に広めていく。経営組織論
元のページ ../index.html#70