経営学科アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)2023年度入試の講評18経営学科では、伝統と実績を重んじ、実学の真の楽しさ・面白さを追求し、ディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーの達成のため、本学の学士課程の教育にふさわしい知識・技能を持ち、三言語(自然言語=外国語、人工言語=コンピュータ、会計言語=簿記・会計)および経営学をはじめとした社会科学全般の学びに積極的に取り組む学生を受け入れる。ここにいう「経営学」とは、企業経営、起業、事業承継、経営診断、管理会計などについて研究する学問分野であり、これらの研究を通して、企業組織と経営の在り方を学び、資本・人材・技術力の活用と運営ができる人材を養成することが、経営学科の教育目的である。求める学生像入学者選抜の基本方針学校推薦型選抜・総合型選抜では、商経学部の教育理念と教育方針にふさわしい勉学意欲と基礎的能力を備えているか、特に「思考力・判断力・表現力」および「主体性・多様性・協働性」を備えているかについて、面接を中心に評価しています。具体的には、志望動機・大学での勉学目標・将来の目標などが質問されます。また政治・経済・社会への関心などについても質問することがあります。総合型選抜(給費生総合型選抜(プレゼンテーション型)を除く)の面接では、冒頭に3分間の自己アピールを実施し、給費生総合型選抜(プレゼンテーション型)では、面接とは別に課題テーマに関するプレゼンテーションも実施しています。自己アピール・志望動機などは事前にしっかりと準備をすること、またテレビ・新聞・インターネットなどから情報を得て、社会の動きに関心を持つことが、面接に成功するための有効な対策です。一般選抜では、学力試験に加えて調査書などの出願書類で高校での学習状況や特別活動・取得資格の記録をもとに、特に「知識・技能」および「主体性・多様性・協働性」を備えているかについて、総合的に評価しています。2. 総合型選抜調査書などの出願書類および面接を通じて、「求める学生像」を体現する可能性を測る。大学入学後の意欲を測ることを目的とするため、調査書などの出願書類と比較して面接をより重視する。そして、一般総合型選抜(適性試験型・検定資格評価型)および給費生総合型選抜(検定資格評価型・卒業教員連携型)では「知識・技能」を、給費生総合型選抜(プレゼンテーション型)では「思考力・判断力・表現力」を、給費生総合型選抜(探究学習評価型)、一般総合型選抜(活動評価型)、併願総合型選抜(活動評価型)および文化・スポーツ実績総合型選抜では「主体性」を、より評価する。給費生総合型選抜(プレゼンテーション型)では、面接とは別に課題テーマに関するプレゼンテーションを課しており、課題への理解・表現の明確さ・プレゼンテーションの工夫・質疑応答の的確さ・時間配分の適当さといった点を重視し評価する。給費生総合型選抜(探究学習評価型)では、面接とは別に探究学習レポートおよび口頭試問において、探究学習を通じた主体的な行動力・思考力・知的好奇心といった点を重視し評価する。3. 一般選抜本学の学士課程の教育にふさわしい知識・技能(理解力、読解力、語学力、数理能力、社会的な基礎知識)を持っているかを学力試験、調査書などの書類審査を通じて測る。学力試験では、高校の授業に準拠した内容を問うものとし、高校までに学んだことが正しく理解できているかを評価する。個別試験型および共通テスト型いずれも「知識・技能」をより評価する。個別試験型(給費生選抜)では、学力試験の成績が特に優秀な者を給費生として選抜する。◆ 実社会における諸課題を発見し解決するための専門教育と、幅広い教養教育で知識・技能を学ぶ意欲を持つ学生◆ 実社会の多様な人々との連携とアクティブラーニングにより、主体性・協働性・公平性を身につける意欲を持つ学生◆ 上記の学びを通して思考力・判断力・表現力・倫理観を修得する意欲を持つ学生◆ 経営学をはじめとした社会科学全般の学びに積極的に取り組む学生◆ 日商簿記検定に代表される簿記資格や、中小企業診断士、経営学検定、ビジネス会計検定などの資格取得を通じてビジネススキルを修得する意欲がある学生学力の3要素である「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性」について評価するが、どの要素をより評価するかは入試種別ごとに異なる。1. 学校推薦型選抜学校長の推薦に基づいて出願するもので、調査書などの出願書類および面接を通じて、「求める学生像」を体現する可能性を測る。高校在学時の成果を測ることを目的とするため、面接と比較して調査書などの出願書類をより重視する。そして、指定校制学校推薦型選抜および公募制学校推薦型選抜(学業評価型)では「思考力・判断力・表現力」を、公募制学校推薦型選抜(検定資格評価型)では「知識・技能」を、より評価する。調査書などの出願書類については、高校までの学習状況や特別活動の記録を確認する。また面接は複数の面接者による個別面接を実施し、志望理由、大学での勉学目標、将来の目標などを確認する。
元のページ ../index.html#19