21人間社会学部では、地域や社会の課題に取り組み、これからの社会を支える幅広い能力をもった職業人を養成する。社会の仕組み・課題・可能性を「社会学・社会福祉学」を通して学び、またビジネスの仕組み・課題・可能性を「経済学・商学・経営学」を通して学び、これらの専門知識を活かし地域社会および産業界の発展に貢献する高い意欲がある学生を歓迎する。求める学生像入学者選抜の基本方針2023年度入試の講評◆ 人間社会学部の教育理念に共感し、地域社会および産業界の発展に貢献する意欲を持つ学生◆ アクティブラーニングを通じて積極的に地域社会および産業界と交流する意欲を持つ学生◆ 教室での学びと実社会での学びを活かして、新しいことにチャレンジする意欲を持つ学生◆ 専門知識を活かすための基礎的な知識・学力を持ち、常に学び、成長し続けるという向上心を持つ学生◆ コミュニケーション能力を高め、主体的に活動し、目標の実現に向けて協働する意欲を持つ学生1. 学校推薦型選抜および総合型選抜については、書類審査(志望動機書、調査書等)および面接を重視し、詳しくは次のようになる。1 )学校推薦型選抜では、書類審査および面接等の総合評価により選抜を行う。書類審査では、志望動機書・修学計画書および調査書を重視する。面接では、学業成績、課外活動での成果、また、人間社会学部の教育理念への理解、修学意欲を評価する。大学卒業後の目標、そのために入学後に主体的に学ぶ学修プラン等を具体的に考えていることが重要であり、同時に昨今の地域社会および産業界での仕組み・課題・可能性について幅広い知識を持っているかどうか質問するため、日頃から高い関心を持っておくことが大切である。総合型選抜では、書類審査および面接等の総合評価により選抜を行う。書類審査では、志望動機書・修学計画書および調査書を重視する。面接では、学業成績、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を重視する。学校推薦型選抜同様に、人間社会学部の教育理念への理解等を質問するため、日頃から高い関心を持っておくことが大切である。なお、給費生総合型選抜では、どの選抜も面接を重視するが、プレゼンテーション型は、より高度なプレゼンテーション能力を有し、一層幅広く深い知識を持っているかを評価し、検定資格評価型は、志望動機書・修学計画書および調査書を中心にこれまでの資格取得活動およびそれによる本学部での修学計画を評価し、卒業教員連携型は、調査書および小論文から本学部での学びとマッチングしているかを評価し、探究学習評価型は、探究学習レポートおよび口頭試問から探究学習の過程における主体的な行動や思考力、より高次の学びへの意欲とその実現性を評価する。2 )3 )入試区分ごとに重視する評価は次のようになる。① 学校推薦型選抜共通して調査書、志望動機書・修学計画書と特に面接を重視するが、入試種別により重視する項目は次のようになる。ⅰ.指定校制学校推薦型選抜小論文、推薦書を重視し、高い修学意欲を有していることを評価する。公募制学校推薦型選抜学業評価型―小論文、推薦書を重視し、高い修学意欲を有していることを評価する。検定資格評価型―検定資格、推薦書を重視し、資格取得を含めた高い修学意欲を有していることを評価する。ⅱ.② 総合型選抜共通して調査書、志望動機書・修学計画書と特に面接を重視するが、入試種別により評価する項目は次のようになる。ⅰ.給費生総合型選抜プレゼンテーション型―プレゼンテーション、小論文を重視し、特に基礎学力、思考力および表現力を評価する。検定資格評価型―資格検定、小論文を重視し、資格取得を含めた高い修学意欲を有していることを評価する。卒業教員連携型―人物評価書、小論文を重視し、思考力と主体的な活動を評価する。探究学習評価型―探究学習レポート、口頭試問を重視し、主体的な活動と高い修学意欲を有していることを評価する。併願総合型選抜活動評価型―活動実績資料、小論文を重視し、思考力と主体的な活動を評価する。一般総合型選抜適性試験型―適性試験を重視し、特に基礎学力と高い修学意欲を有していることを評価する。検定資格評価型―検定資格を重視し、資格取得を含めた高い修学意欲を有していることを評価する。活動評価型―活動実績資料、小論文を重視し、思考力と主体的な活動を評価する。文化・スポーツ実績総合型選抜活動実績資料、小論文を重視し、思考力と主体的な活動を評価する。ⅱ.ⅲ.ⅳ.2.一般選抜個別試験型、一般選抜共通テスト型では、基礎的な知識・学力が正しく身についているかに関して学力試験、調査書などの書類審査の評価を重視する。幅広い 知識を身につけ、高い思考力・判断力・表現力等を養っておくことが重要である。また、給費生選抜では、より高い基礎的な知識・学力が身についているかを評価する。人間社会学部は様々な社会的課題を、行政・企業・地域などとの協働のもとビジネス的手法で解決し、誰もが生きがいを持ち、暮らしやすい未来の社会を作ることのできる人財を育みます。学校推薦型選抜、総合型選抜、一般選抜においては、こうした教育理念・内容を理解し、アドミッション・ポリシーに合致する意欲と基礎学力を持っている学生を評価しています。学校推薦型選抜では、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」の評価に必要な面接試験、志望動機書・修学計画書に加え、学業評価型・検定資格評価型、各々によって必要とされる書類により総合的に評価しました。本学部では、これからの時代を先取りしたい進取の気性を持った学生が多いことから、現代社会で課題になっていることは何か、ビジネス的手法により解決するためにどれだけ経済・経営に関心を持っているかを確認し高く評価しました。本学部の特性から社会学関連科目・ビジネス関連科目の学術、実践教育および資格取得、これらを総合的に修得するだけの向学心のある受験生を評価します。一般選抜個別試験型・一般選抜共通テスト型については、学力試験とともに調査書についても評価し、「知識・技能」は無論のこと、高校在学時の種々の活動による「主体性・多様性・協働性」に関しても評価しました。しかし、学修意欲の高い受験生がいる一方で、本学部の理解が不十分・不見識な受験生がいたことも事実です。理解に乏しい受験生ほど面接試験では「アクティブラーニング」の言葉しか出てこず、本学部の教育内容を深く掘り下げていない傾向でした。人間社会学部のアドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)
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