国際教養学部の教育方針は以下の通りである。国際教養学部の目的は、これからのグローバル社会で活躍する人材の育成である。グローバル社会に適応し、活躍する人材には、異文化を理解し、協働しながら目的を実現するような資質が求められる。異文化理解のためには人文科学、社会科学、自然科学などの幅広い教養を横断的に学ぶ必要がある。協働のためのスキルとして、論理的思考、文章作成、プレゼンテーション、チームワーク、問題解決スキル、情報リテラシー、数量的リテラシー、横断的に知識を統合するスキルを身につける必要もある。海外留学経験は語学スキルを伸ばす機会になるだけでなく、それまでの生き方や考え方を書き換えるような刺激をもたらすだろう。グローバル社会を構成する一員として、責任ある行動をとり、倫理的思考を研ぎ澄まし、生涯を通じて学習を続ける態度を有するべきであることは明らかである。これらの教養、スキル、経験、態度を身につけるという教育方針に共感し、学修意欲のある入学者を広く募集する。1. 学校推薦型選抜学部の教育方針に共感し、<求める学生像>を満たすかどうか総合的に評価する。面接、志望動機書、修学計画書などを重視する。英語民間試験等の検定資格(英検準2級以上程度)を有することが望ましい。2. 総合型選抜学部の教育方針に共感し、<求める学生像>を満たすかどうか総合的に評価する。面接、志望動機書、修学計画書などを重視する。英語民間試験等の検定資格(英検準2級以上程度)を有することが望ましい。上記に加えて、プレゼンテーション型ではプレゼンテーション、探究学習評価型では口頭試問、活動評価型では活動を証明する書類、適性試験型では適性試験も重視する。3. 一般選抜学部の教育方針に共感し、<求める学生像>を満たすかどうか総合的に評価する。高等学校での教育内容に準拠した学力試験(本学独自または共通テスト)と、調査書などの書類審査を重視する。一部の学力試験では英語民間試験等の検定資格はみなし得点として評価する。求める学生像入学者選抜の基本方針2023年度入試の講評22◆ グローバル社会に適応し、活躍する意欲がある。◆ 異文化理解、相互理解に関心を持ち教養を深めるために、人文科学、社会科学、自然科学を横断的に学ぶ意欲がある。◆ 英語や中国語などの実践的な運用能力を修得する意志や実績がある。◆ 留学のために、語学や現地での研究の準備を確実に実行する意欲がある。◆ 論理的思考、文章作成、プレゼンテーション、チームワーク、問題解決スキル、情報リテラシー、数量的リテラシー、横断的に知識を統合するスキルを身につける意欲がある。◆ 意見や立場の違いを超えて相互に尊重し、人格や品位を育むことができる。◆ 高等学校での主要5教科を中心とした基礎学力と学習習慣を有する。◆ 好奇心や独創性があり、挑戦する心を持つ。グローバル社会で活躍できる人材として、異文化を理解し、文化や考え方の違いを超えて協働しながら目的を実現することができるようになるために、教養、スキル、経験、態度を身につけるという教育方針に共感し、学修意欲のある入学者を広く募集しています。大学案内を読んだり、オープンキャンパスの学部説明や個別相談に参加したりして、学部の教育方針についてよく確認してください。特に研修や留学などについては、内容をよく理解してください。学校推薦型・総合型では、将来の進路、本学部で学びたいこと、外国語を学修する意欲、希望する留学先、高校で力を入れたこと、グローバルな話題についての関心について具体的に説明する受験生が高い評価を得ています。英語で自己紹介や志望動機を説明する受験生は学習意欲が高いと感じています。留学に備えて英検準2級程度以上を取得していることも高く評価しています。総合型選抜の給費生のプレゼンテーションでは、統計やニュースなどを効果的に活用した論理的な発表で、高い評価を得た受験生もいました。面接審査では面接官からの質問に窮してしまう受験生もいました。受験生の説明に対して、面接官からの質問があることも想定して準備してください。一般選抜(個別、共通テスト)では、英語のみなし得点を活用する受験生が多数含まれました。また、調査書を通じて高校時代の成果が高得点に結びついた場合もありました。入学後の学生の動向からも、高校生活の最後まで、英検などの資格取得など明確な目標をもって学習を継続することは、基礎的な知識を身につけるという意味でも、学習習慣を身につけるという意味でも、高く評価できると考えています。国際教養学部のアドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)
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