各階級の区間を定めるときの参考にするために,最大値・最小値・範囲(最大値−最小値)を求めます。 下図のように,E2, E3, E4 にそれぞれ最大値,最小値,範囲を求めておきましょう。
それぞれのセルには下のような式を入力します
階級数が多すぎると,各階級の度数が,0,1,1,0,1,0,0,... のように1や0ばかりになってデータの特徴を把握することができません。少なすぎても,度数が100,100のようになって,やっぱり面白くありません。
階級数はスタージェスの公式を参考にきめるとよいでしょう。スタージェスの公式は,データ数を N として,階級数 n を次の式で定めるものです(階級数の参考にします)。
階級幅は,範囲/n を参考にして,きりの良い値にしましょう。
下図のように,E5, E6, E7 にそれぞれ階級数,階級幅,平均値を求めておきましょう。
それぞれのセルには下のような式を入力します
上の値を参考に,区間の幅を3に決めます。
区間の幅を3にすると,平均値(168.6)を含むような階級として, 「166〜169」,「167〜170」,「168〜171」という候補があるのですが, 平均値が中央あたりにくるように「167〜170」を選択しましょう。
最小値と最大値が含まれるように,「155〜158」〜「182〜185」という階級を作ります。
身長がぴったり167cmの人は「164〜167」と「167〜170」のどちらの階級にカウントすべきでしょうか?
これはあなたが決めて構いません。今回は「164〜167」という階級は,164より大きく167以下と解釈することします。 すなわち,ぴったり167cmの人は「164〜167」の区間に入れることにします。
まずは,下図のように,F列に各階級の下限,G列に上限を入力します。
次の手順で表を完成させます。