開催レポート
OB社長講演会
2018年7月17日
7月11日(水)、小松川信用金庫理事長 髙橋桂治氏(昭和52年商経学部経済学科卒)をお招きし、本学創立90周年記念事業の一環としてOB社長講演会を開催しました。
前半は、髙橋理事長ご自身の学生時代について、大学を受験するきっかけとなった1971年当時の日本経済、世界経済の状況も交えながらお話ししていただきました。
後半は、小松川信用金庫が誕生した経緯や、どのような時代背景の中で100年の歴史を刻んできたのか、大正から平成に至る時代の動向と重ね合わせ、ていねいにご説明くださいました。
また、信用金庫の特色や対外活動のほか、金融機関に携わる立場から学生に期待することや学生時代に学んでほしいことについて、ご自分のこれまでの経験を踏まえながら、わかりやすい言葉で語ってくださいました。
50分という短い時間でしたが、地域と共に歩む会社の発展に真摯に取り組まれる髙橋理事長の熱い気持ちが伝わる、とても印象に残る講演でした。
髙橋理事長は、平成30年度の小松川信用金庫の心構えとして、「先義後利」を掲げております。企業の利益は、お客様・社会への義を貫き、信頼を得ることでもたらされる。つまり、人が守るべき道徳を一番に考える。これは、本学が創立90周年で掲げる「高徳の実業人を創る」に通ずるものがあります。
講演の内容は千葉商科大学同窓会情報誌『きずな』に掲載し、多くの方々に読んでいただけるよう配慮いたします。
本講演は、特別講座(第13回ユニバーシティアワー)を受講する500名を超える学生を対象として、盛会に行われました。