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特別寄稿

国際教養学部
中嶋 千絢

何事にも挑戦する大切さ

何事にも挑戦する大切さ
国際教養学部
中嶋 千絢

私は2015年に新設された国際教養学部に入学し、入学式直後に海外フレッシュマンキャンプで上海へ行きました。異文化を体験する中でその土地の魅力や人との繋がりを大切にしていきたいと思いました。また、外から日本を見ることができ、改めて日本について考えさせられました。この研修がきっかけとなり、世界中の人と繋がりたいという気持ちが強くなりました。
その後は、海外語学研修や2年次の海外短期研修、CUCサマープログラムなど多くのイベントに参加しました。さまざまな国籍の人とコミュニケーションをとることで語学力の向上と実践的な会話力を身に付けることができました。CUC International Squareでは英会話の練習やイベントやアクティビティを通じて他学部の学生や留学生との交流を図りました。
そして、GPAC(Global Partnership of Asian Collages)に参加した時は、韓国・中国・台湾・ベトナム・イスラエルなどアジア各国の学生と英語で国際的な諸問題に関する研究発表や討論を通して交流を深めました。国際協働チームを組み、テーマごとにチームでディスカッションを行い、限られた時間でプレゼンテーションを作り上げました。達成感をチームで分かち合えたことがとても嬉しかったです。本学では自分がやりたいことに挑戦する機会がたくさんありました。様々な方からの支援や手厚いサポートがあり、何事にも挑戦する大切さを学ぶことができました。

株式会社宮崎太陽銀行
代表取締役頭取
林田 洋二

千葉商科大90周年に寄せて

千葉商科大90周年に寄せて
株式会社宮崎太陽銀行 代表取締役頭取
林田 洋二

この度は、千葉商科大学創立90周年、誠におめでとうございます。
これまで、各時代の激動を乗り越えながら、本学の礎を築いてこられました諸先輩方に敬意を表しますと共に、現原田理事長先生、原科学長先生を始め、日夜、学生と共に歩んでおられる教職員の皆さまに、心よりお祝い申し上げます。
本学は、「実学教育」を建学理念とし、多くの卒業生が、さまざまな産業分野で目覚ましい活躍をされております。昨秋に伺った90周年記念事業「CUC100ワイン・プロジェクト」も、まさに「実学教育」に即した取り組みであり、「クラウドファンディング」「農業」「商業」「地域社会との協働」など、このプロジェクトを通じて学生たちが得た経験は、必ずや社会に出た際に役立つことでしょう。
今後も、「実学教育」という建学理念を脈々と受け継いだ活動を継続いただきながら、社会に貢献しうる人材が一層輩出されることを心より願っております。最後になりますが、次の100周年に向けて、ますます千葉商科大学がご発展されますことを祈念申し上げ、創立90周年のお祝いの言葉とさせていただきます。

商経学部経営学科
陳 子豪

学び続けた大学生活

学び続けた大学生活
商経学部経営学科
陳 子豪

この度は創立90周年おめでとうございます。
90周年の節目に携われる事をうれしく思っています。

私は千葉商科大学の実学の理念の元に大学内の学生談話室(アゴラ)と言うスペースで「学生ベンチャー食堂満腹ダイニング」を起業経営しています。大学内で、経営学を学びながら、学んだ経営学を実際に店舗の経営に生かす事によりデスクワークだけよりも深く学ぶ事ができました。将来多店舗経営を夢見る私に大きな学びのチャンスを与えていただきました。このような学び方ができたのは千葉商科大学だからこそです。

また、このような機会を与えてくださった大学には本当に感謝しています。大学内で2年と半年満腹ダイニングを経営してきました。私にとってこの経験は一生の宝物です。今後も千葉商科大のすばらしい実学を実践していきたいと思っています。千葉商科大学のますますの発展を満腹ダイニングを通して微力ながら助力できればと思っています。この度は本当におめでとうございます。

サービス創造学部2013年3月卒業
吉田 真一

たいそう面倒見のいい大学

たいそう面倒見のいい大学
サービス創造学部2013年3月卒業
吉田 真一

私が入学した2009年はちょうどGPAC(アジア学生交流会議)というイベントを開催するための運営スタッフを募集しており、これといった団体に所属するタイミングを逃した私は、今思えば「なんとなく」参加しました。あの時の私は英語に対して苦手意識が大きく、恥ずかしながら自己紹介でもとまどっている状態でした。軽い気持ちで参加したにも関わらず私のためにトレーニングの時間を設けていただいたほか、他の学部の授業に参加させていただくなどの手厚いサポートもいただきました。

いまでは国内外から北海道を訪れるみなさまをご案内・お運びする仕事をしています。海外からのお客さまに対して自信を持って対応ができるのも母校の面倒見の良さがあったからです。
早いもので母校を巣立ってから6年が経ちました。現在でも多くのプログラムを実施していると聞いています。在学されている方にはぜひ多くのことに参加して、母校の面倒見の良さを感じていただきたいと思っています。

国際教養学部長・教授
宮崎 緑

100周年に向け進化は続く

100周年に向け進化は続く
国際教養学部長・教授
宮崎 緑

90周年の記念式典、記念講演とシンポジウム、そして懇親会と続く一連の行事の総合プロデューサーを仰せつかり、まず最初に考えたのは、この行事そのものが歴史の1ページとして心に残ること、でした。90年は過去と未来を繋ぐ結節点であり、100年に向けた一里塚であってゴールではなく、これから続く長い永い道のりの一コマです。されど、このページが無ければ、次の章は始まりません。

前回80周年からの10年間で大学は目覚ましく進化しました。21世紀の始まりを見据え、加藤寛学長が新しい学問体系をホロニックに編成する政策情報学部を開設したのに続き、島田晴雄学長が時代の要請に応えてサービス創造学部、人間社会学部、そして国際教養学部を創設し、伝統の商経学部をベースとして、名実ともに5学部体制の社会科学系総合大学になりました。並行してグローバル化も進め、世界40か国と姉妹校の絆を築き上げました。研究者交流はもちろん、留学した学生が母校として位置づけられる教育環境も整えました。中でも、中国上海の立信会計金融学院とはダブルディグリー制度も実現させました。

記念講演では、その立信会計金融学院の唐海燕学長が来日し、素晴らしいスピーチをしてくださいました。世界各大学からのメッセージ映像に続き、現役学生のパネルディスカッションを行い、前人未到の簿記大会7連覇を果たした瑞穂会の代表学生やGPAC(Global Partnership of Asian Collages)でソウル大学、北京大学、ベトナム国家大学等々の学生たちと切磋琢磨している者、学生ベンチャー食堂を立ち上げ将来のレストラン王を目指す者、など魅力的な学生たちの姿にとりわけOBの先輩方から賛辞が送られました。

図書館リニューアルに合わせ、卒業生の故サンヨー食品会長からのご遺志で「井田記念ホール」とお名前を冠せた完成したセミナールームもご披露しました。現原科学長が進める「自然エネルギー100%大学」の関連で海外大学の研究者が来学された際には、早速この部屋でセミナーを行いました。

懇親会場となったユニバーシティ・ダイニングは、学会賞などいくつもの栄誉を受けていますが、早稲田大学の学食研究会の調査では全国の大学で1位、ネット上のサイトでは京大に次ぐ2位だったことも紹介されました。ちなみに3位は東大です。100周年には学食だけでなく、全てにわたってこのような順位になれば、と願っています。

日本公認会計士協会千葉会 会長
田中 昌夫

千葉商科大90周年に寄せて

千葉商科大90周年に寄せて
日本公認会計士協会千葉会 会長
田中 昌夫

千葉商科大学創立90周年、誠におめでとうございます。高徳の実業人を創るというスローガンに大いに共鳴いたします。日本公認会計士協会千葉会は、貴大学との連携を図るため、2017年4月に包括協定を調印し、少しずつ連携活動が進んでおります。

2017年10月と2018年5月の「ユニバーシティアワー」において、新入生を対象に公認会計士の仕事を紹介する制度説明会を開催いたしました。2019年2月には貴大学付属高校にて制度説明会を開催、3月にはキッズビジネスタウンに出店し、子どもたちに公認会計士の仕事や会計の魅力を伝えていきたいと思います。

また、会計ファイナンス研究科の教育水準の向上を目的とするアドバイザリーボードに参加し、カリキュラム、授業形式等について意見交換を行いました。アドバイザリーボード・ミーティングにおいては、「公認会計士を取り巻く環境」をテーマに講演を行いました。

地域社会への貢献は、日本公認会計士協会千葉会にとっての基本方針の一つです。これからも会計教育の充実という共通理念の実現に向けて協力関係を築いてまいりたいと思っています。千葉商科大学のますますのご発展を祈念いたします。

千葉商科大学名誉教授
三橋規宏

質の高いCUCブランドを創ろう

質の高いCUCブランドを創ろう
千葉商科大学名誉教授
三橋規宏

大学は真理の追究、人材育成、社会貢献など様々な役割を担っています。90周年を機に本学はこれまでの大学の役割に加えて、実学をさらに深め、実学を通して社会に貢献していくべきだと思います。インターネットやAI(人工知能)に代表されるICT(情報通信技術)革命の進展によって、世の中は大きく変わってきました。これからはもっと大きく変わってくるでしょう。

実学のビジョンとしては、本学発の様々なベンチャー企業を誕生させ、質の高いCUCブランドを世の中に提供することです。そのためには様々な能力、発想力に富んだ学生、教職員、卒業生、さらに地元の人たちとのタテ、ヨコ、ナナメの緊密な知的協力が必要です。本学関係者の「文殊の知恵」がニュービジネスの源泉になります。それを孵化させる場として「文殊の知恵プラットホーム」を大学側が提供すべきです。プラットホームとして、年に何回か、足場のよい丸の内サテライトオフィスを活用する方法があります。大学側がニュービジネス発掘コンクールを大々的に開催し、優勝者を積極的に支援する、学内外のベンチャー企業成功者の特別講義を継続的に実施し、彼らと学生との対話などを深めるのもよい結果をもたらすでしょう。10年後の100周年を目標にいくつかニュービジネスを誕生させ、世に送り出したいですね。

石井会計事務所 所長
CUC経営者会議 会計監事
石井 幸夫

モンゴル留学生の商大での会計学・税法の勉学姿を夢見て。—日本モンゴル友好税理士協会を設立、その事業として—

モンゴル留学生の商大での会計学・税法の勉学姿を夢見て。
—日本モンゴル友好税理士協会を設立、その事業として—
石井会計事務所 所長/CUC経営者会議 会計監事
石井 幸夫

私は今年、平成30年9月3日、日本税理士会連合会(以下日税連と記す)と千葉県税理士会(以下千葉会と記す)の全面的な協力を得ながら、「日本モンゴル友好税理士協会」を、多くの賛同者と共に念願の設立を果たしました。遡ること10年前、千葉県税理士会会長選挙立候補の際のマニュフェスト(公約)の1項目にも「日本の税理士制度」のアジア発展途上国への普及貢献を提唱して当選した経緯もありました。その後、3期6年間の日税連副会長時代も、国際担当としてアジアオセアニアタックスコンサルタント協会(AOTCA)にも毎年派遣され、アジア諸国の税制や、それに関わる職業税理(務)士業界の実情を研究してきました。それらの諸国のなか、モンゴル国は1992年新たな憲法を制定し、社会主義制度を放棄し、市場経済制度に移行しました。結果、民主化が大きく進展し緑の草原と鉱物資源の国として、経済も発展し税理士制度もようやく国家制度として法律化し定着しつつあります。

友好税理士協会設立の一報をモンゴル税理士会に連絡をすると、その報告会が、この9月12日首都ウランバートルで開催が企画されました。会場もモンゴル外務省本館内の国際会議場が用意され、両国の税理士会役員数十名と日本大使館から参事官・書記官数名が列席され、テレビメディア取材もあり華々しく開催されました。そして、今後の具体的な事業展開が重要となる中、情報機関紙の発行やら、モンゴル税理士会の会長が、大学の教授でもある為か、特に若い学生の日本への会計学・税法分野の留学生派遣と同学生の日本の税理士事務所での職場研修(インターンシップ)を強く要請されました。今、千葉商科大学での留学生受入れ、そして千葉会会員事務所での職場研修のプログラムの検討が、私の「夢構想」としてはっきりと浮かんでいます。
(商経学部経済学科1968年3月卒業)

瑞穂祭実行委員会
第69回瑞穂祭実行委員長
伊藤 ふゆ

瑞穂祭実行委員の活動に携わって

瑞穂祭実行委員の活動に携わって
瑞穂祭実行委員会 第69回瑞穂祭実行委員長
伊藤 ふゆ

このたびは創立90周年おめでとうございます。
“千葉商科大学創立90周年記念 第69回瑞穂祭”の実行委員長を務め、過去90年間、そして100周年へ向かっての節目となる歴史の1ページに携わらせていただきました。我々、瑞穂祭実行委員は少ない人数の中、企画、準備、運営…をすべて自分たちの手で行います。苦労や困難も多いですが、当日は努力が実を結ぶといった言葉が相応しいほどの達成感が得られます。恥ずかしながら、私は入学した際に何気なく加入しました。しかし、実行委員として活動していくなか日ごとにやりたいこと、やってみたいことが増え、「千葉商科大学での4年間」の意味を見つけることができました。
新しい事をはじめるにあたり、大学からはたくさんの後押しをいただき、活動をもって学ばせてくれる環境を作って頂きました。瑞穂祭を創り上げるうえで在校生はもちろん、卒業生、教職員、地域の方々、企業の方々…関わってくださるすべての皆さんなくしては完成しないものです。そのため、感謝や繫がりを決して忘れず、千葉商科大学の発展に少しでも貢献できるよう今後とも精進いたしますので、応援宜しくお願いします。

集合写真

株式会社こまつ座
代表取締役社長
井上 麻矢

千葉商科大90周年に寄せて

千葉商科大90周年に寄せて
株式会社こまつ座 代表取締役社長
井上 麻矢

千葉商科大90周年、本当におめでとうございます。
物心ついた時から概ねほぼずっと市川で生活をしてまいりました。そういう意味では私は生粋の市川っ子です。市川で千葉商科大学を知らない人はまずいないでしょう。久方ぶりに訪れた千葉商科大学は知らない間にとてもキャンパスがお洒落になりました。昔は男子ばかりで千葉商科大学と言えばなんとなく泥臭いイメージがあったのですが…いつの間にこんなに素敵な場所になったのでしょうか。今では学生さんたちも華やいで見えます。
あの泥臭い時の千葉商科大学の雰囲気も好ましかったなと思いつつ時代の流れを感じずにはいられません。時代の流れでもっとも大きかったのは何よりも学校が使う電力をすべて自然エネルギーにするという素晴らしいアイデアとそれを実現していることに他ならないと思います。市川の千葉商科大学から日本の千葉商科大学へ、そして世界へと拡がる取組みは地球への優しさと愛に包まれています。こんな素晴らしいことがこの市川で行われていることが誇らしくてなりません。

城南信用金庫 顧問
吉原 毅

千葉商科大学創立90周年に寄せて

千葉商科大学創立90周年に寄せて
城南信用金庫 顧問
吉原 毅

千葉商科大学創立90周年、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
これまで貴学は、創設者の遠藤隆吉先生の理念をしっかりと受け継ぎながら、実社会に役立つ学問である「実学」を通じて、高い理想のもとに現実の天職を完うする人物、総合的視点から個別科学を見ることができる人物、すなわち「治道家」を育成し、社会に輩出することを使命として、さまざまなことに取り組まれてきました。
また、自然エネルギーの普及を通じて、持続可能な社会を実現するために、我が国の大学では初となる「自然エネルギー100%大学」をめざす等、他に先駆けた先進的な取り組みにも積極的に取り組まれております。
今後も、是非、遠藤先生の理念を受け継いだ活動を継続していただきながら、より一層、社会に貢献いただくことを願っております。最後になりますが、さらに10年後の100周年に向けて、ますます貴学がご発展されますことを祈念申し上げ、お祝いのメッセージとさせていただきます。

政策情報学部
杉本 信平

学び続けた大学生活

学び続けた大学生活
政策情報学部
杉本 信平

千葉商科大学に入学して以来、多くのことを学び、成長することができました。入学時に私は、IT企業への就職と応用情報技術者試験の合格という二つの目標を掲げました。それらの目標を達成すべく、好きなことや得意なことをさらに伸ばし、苦手なことは少しでも克服できるよう講義やゼミナールなど、さまざまなことに積極的に取り組んできました。その結果、入学時に掲げた目標はすべて達成することができました。
また、千葉学園全体のIT力向上を目標とした勉強会「IT道場」では、師範代として講義のサポートを務めました。この活動を通して、全学部から集まった先生方との交流や、受講生たちの学ぼうとする熱意に、通常の講義とは違った新たな知識や経験、学び続けるための刺激を得ることができました。
これまでの学生生活から、まず多くのことを経験し、そこから具体的な目標を発見し、するべきことを考え、目標の実現に向けて行動することを学びました。残りの学生生活は学びの集大成となる卒業研究に没頭したいと思っています。
来年春から始まる社会人生活でも常に学び、成長し続けることで自分の理想とする大人に近づけるようがんばります。

教育後援会 会長
佐久間 聖

オール千葉商科大学の一翼を担う

オール千葉商科大学の一翼を担う
教育後援会 会長
佐久間 聖

創立90周年おめでとうございます。歴史と伝統があり社会科学系総合大学として目覚しい発展を遂げられている千葉商科大学で、また熱心にご指導くださる先生方と親身になって相談にのってくださる職員の皆様方のもとで、そして多方面でご活躍されているOBOGの皆様方の後輩として、子供たちが学びを深めていけることを誠に光栄に存じます。全国から集う5学部生の保護者を代表いたしまして、心より御祝いと御礼を申し上げます。
教育後援会は、学生の「学びを深める為の支援」「学内外での諸活動に対する支援」、大学の「教育事業・環境整備の拡充に向けた支援」、保護者への「大学の取り組みなどの発信」を目的に8年前に発足いたしました。以来、千葉商科大学の実践的な教育活動の特長である「やってみる、という学び方。」に当会も倣い、先ずは「やってみる」ことをモットーに発足から間もないものの様々な支援活動と発信を行って参りました。
今後は、オール千葉商科大学の一翼を担う会としまして「学生・大学・OBOGの皆様方・保護者」との連携を更に強固にする役割を果たすとともに、創立100周年に向けて学生・大学への様々な支援活動を展開していく所存です。
千葉商科大学の益々のご発展を祈念申し上げます。

サービス創造学部
千葉ロッテ・プロジェクト代表
中村 哲也

千葉ロッテ・プロジェクトに携わって

千葉ロッテ・プロジェクトに携わって
サービス創造学部 千葉ロッテ・プロジェクト代表
中村 哲也

創立90周年おめでとうございます。
私は、サービス創造学部3年生であり、正課授業科目「プロジェクト実践」のひとつである「千葉ロッテ・プロジェクト」で代表を務めています。
伝統ある千葉商科大学で学べる幸せと、サービス創造学部という学部で、知識や経験豊富な先生方に囲まれ、自ら思考し新たな挑戦を実践する日々に喜びを感じています。挑戦できる環境が整っていることに、私たち学生はやりがいを感じています。
「千葉ロッテ・プロジェクト」では、9月18日に「千葉商科大学スペシャルマッチデー創立90周年感謝祭」として開催される千葉ロッテマリーンズ公式戦に、スポンサービジネスを実践的かつ体験的に学びながら、試合を盛り上げる準備に取り掛かっています。始球式には、国際教養学部特命講師の里崎智也氏に出演していただくほか、来場者の皆さまを感謝の気持ちでお迎えしつつ、本学創立90周年をお祝いする企画をたくさんご用意してお待ちしています。ぜひ、ZOZOマリンスタジアムへお越しください!

株式会社CUCサポート
代表取締役社長
白川 昇

縁の下の力持ち

縁の下の力持ち
株式会社CUCサポート 代表取締役社長
白川 昇

株式会社CUCサポートは、平成18年に千葉商科大学の間接業務をアウトソーシングし業務効率化と経費削減を図る目的で、学校法人千葉学園の全額出資により設置されました。以来、「もっと楽しく、もっと快適なCUC」を経営理念とし、警備・清掃・建物管理をはじめ食堂や自販機の運営、各種事務の受託等を進め、近年ではドキュメントセンターの開設や集中購買の導入により、コストダウンと業務の迅速化、教職員の皆さんの負担軽減を図るほか、オリジナル天然水などCUCグッズの開発も手掛けています。
千葉商科大学は、歴史と伝統の商経学部に後続4学部が加わり、パワフルで行動力に溢れ独特の色彩を放つユニークでチャーミングな実学の場です。キッズビジネスタウンいちかわ、日本初の自然エネルギー100%大学、大学対抗簿記大会史上初の団体戦6連覇! 等々話題は尽きず、明るく力強く未来への躍動を続けています。
その中にあって当社はキャンパスライフをサポートし新たな歴史の1ページを開くお手伝いをするとともに、事業活動を通じて社会に貢献するため、これからもスタッフ一同、日々まい進努力していきます。
千葉商科大学の創立90周年、心からお祝い申し上げます。

政策情報学部2006年3月卒業
蒋 愛琴

三橋規宏先生と内田茂男先生との出会い

三橋規宏先生と内田茂男先生との出会い
政策情報学部2006年3月卒業
蒋 愛琴

私は、2002年4月に千葉商科大学政策情報学部に入学した、上海出身の留学生です。
政策情報学部は、日本の大学の中でも最も早い段階で上海での直接入学試験が行われている、グローバルな学部です。在学中、私は三橋規宏ゼミと内田茂男ゼミという2つのゼミに所属しました。三橋ゼミでは、学生主導のISO14001の取得にあたり、多くのプロジェクトを企画・実行し、「Plan・Do・Check・Action」というPDCAサイクルの考え方を叩き込まれました。
また、内田ゼミでは、金融の基礎である会計学や経済学だけでなく、ケーススタディで経営学の基礎も学びました。 在学中、学費免除プログラム、平和中島財団、文部科学省の国費留学生の奨学金を取得できたお陰で、学業に専念することが出来、卒業後には慶応ビジネススクールにも合格しました。
私は今年で日本での社会人としてのキャリアは11年目になりますが、現在主に世界中のブティック運用会社から日本の顧客に提供できるような伝統資産の投資信託のみならず、PEなどオルタナティブ商品などを発掘し、組成業務を担当しています。卒業後、グローバルな金融機関の第一線で働いて来れたのは、三橋先生と内田先生との出会い、そして、両ゼミで学んだことを今でも生かすことが出来ているからだと思っております。

千葉商科大学 副学長
経済研究所 所長
商経学部 教授
橋本 隆子

社会を支え、社会で活躍する学生を育てる

社会を支え、社会で活躍する学生を育てる
千葉商科大学 副学長、経済研究所 所長、商経学部 教授
橋本 隆子

2009年4月、24年間勤めた民間企業の研究員の職を辞し、私は千葉商科大学の教員となりました。本学に来た当初は、元気でややもすればやんちゃな学生達に戸惑うばかりでしたが、次第に若者特有の繊細な心や、やりたいことを懸命に模索する姿が見えて来ました。「なるほど。こうした学生達が自立するための基盤をしっかりと教育し、社会で活躍できる人材として送り出すことが私達大学教員の使命なのだ」と考えるようになりました。実際、企業との共同活動や、学会発表、資格取得などのチャンスを学生に与えると、彼らは大きく変化します。成功体験が学生を成長させるのだと気づいてから、学生を教育することの喜びを感じるようになりました。
千葉商科大学には、多様な専門分野の講義、時に厳しい資格サポート、アクティブ・ラーニング、企業や地域とのプロジェクト、国際交流、手厚い就職サポートなどがあります。熱意のある教職員によるこうした活動をきっかけとして、多くの学生が自分の道を見つけ、自信をもって社会へ一歩踏み出せるようになることが、千葉商科大学の担うべき役割です。今後もより質の高い教育を学生に与えられるよう努めて行きたいと思っています。

日本FP協会 理事長
白根 壽晴

千葉商科大学創立90周年に寄せて

千葉商科大学創立90周年に寄せて
日本FP協会 理事長
白根 壽晴

千葉商科大学創立90周年、誠におめでとうございます。
日本FP協会は、2017年に創立30周年を迎えましたが、その創立後間もなくファイナンシャル・プランニング(FP)を学問的に研究して頂いた教育機関の一つが、千葉商科大学です。それ以来、長年にわたり国内へのFPの普及啓発にご尽力頂きましたことに協会を代表して改めて深く御礼申し上げます。
わが国は、少子高齢化と人口減少、政府の財政悪化と経済成長率の低下という従来からの課題に加えて、この数年は人生100年時代と第4次産業革命の影響を受けて、個人がライフプランを確立することはますます難しくなりました。
このような背景から専門家の養成を目的に2003年より国家検定試験が開始されて、現在まで延べ190万人を超えるFP技能士が誕生しました。その内、日本FP協会の個人会員数は20万人を超えていますが、どちらも多数のCUC関係者が含まれています。
FPの事業領域は近年、行政機関、金融機関、教育機関、報道機関などとの連携強化により拡大を続けています。今後もCUC出身のFPが各界で活躍され、CUCがさらに発展されますことを心よりお祈り申し上げます。

政策情報学部
大石 果菜

地域とつながり、多様性を実感できる大学として

地域とつながり、多様性を実感できる大学として
政策情報学部
大石 果菜

創立90周年おめでとうございます。
つい先日、大学近隣に住む、幼稚園児の娘さんをもつお母さんがこんなエピソードをお話してくれました。
「最近娘が千葉商科大学に遊びに行きたがるんです。The University DININGと図書館前の噴水が特にお気に入りみたいで。のんびり過ごせる良い大学ですよね。」
この話を聞いて、この大学自体が多様性を受け入れる、ひとつの街のような空間となっているのだと実感しました。親子で過ごす方や、地元のシニアグループの方々が大学内でのびのびと過ごしている光景も当たり前のように感じていましたが、その光景はこの大学が今まで「地域に開けた大学」であることを大切にしてきた結果なのでしょう。こうした多様性の在り方を感じ取ることのできる大学で4年間生活できることを大変嬉しく思います。
私の所属している朽木ゼミナールでは、こうした地域の方々のエピソードを拾い上げ、学生目線「だからこそ」気づける、地域の良さを紹介する冊子を例年制作しています。今回はその目線を忘れぬまま、創立90周年をみんなでお祝いするための記念誌の制作に取り組んでいます。この冊子はOB・OG、在学生、近隣の方々、あるいは今後入学を考えている方が思わず千葉商科大学に来たくなる、話したくなる…「千葉商科大学と、皆様の縁を何度でも結ぶ糸となる冊子」がコンセプトとなっています。完成の際には、ぜひ一冊お手に取ってみてくだされば幸いです。

千葉商科大学名誉教授
齊藤 壽彦

商経学部専任教員時代を振り返って

商経学部専任教員時代を振り返って
千葉商科大学名誉教授
齊藤 壽彦

私は教養教育の充実を図り、学部長として、研究基礎という基礎ゼミナールを半期から通年にしました。「ビジネス倫理」という授業も設置し、建学の精神に沿って、倫理観をもった社会の担い手を養成することに努めました。専門科目では金融論や貨幣金融論のゼミを担当しましたが、証券市場論、外国為替論も講義しました。授業は、学生にとってわかりやすく説明するように努めましたが、その水準は落とさないようにしました。学部長時代には、幅広い専門知識を学ぶための「複数専門制」というコース制のもとで、法学コースを新設しました。問題発見、問題解決、プレゼンテーション能力を養うためのゼミナール活動も重視しました。本学における教育は私にとって楽しみであり、また研究におけるヒントを与えてくれるものでもあり、このような機会を与えられたことは幸せです。
優れた研究環境のもとで研究論文や著書の執筆を行うことができました。学内行政にも学部長、経済研究所長、図書館長、理事などとして従事しました。学会活動としては金融学会理事、証券経済学会理事などを務めました。
ケインズは、「立派なエコノミスト」とは「将来の目的のために過去という光に照らして、現在を研究する人物」であると述べています(『全集』、第10巻)。私はこのような人物となることも目指してきたし、今後ますますそうありたいと願っています。

しのはらプレスサービス株式会社 代表取締役社長
篠原 正幸

千葉商科大学創立90周年に寄せて

千葉商科大学創立90周年に寄せて
しのはらプレスサービス株式会社 代表取締役社長
篠原 正幸

この度は、貴校・千葉商科大学創立90年を迎えられ、誠におめでとうございます。
さて、貴校とは、採用活動を通じての出会いでありました。貴校の学生を採用したいと思えたのは、やはり、学校の方針によるところが大きいと考えます。「実学」を重んじ、その為の方針をしっかりとお持ちであるところの素晴らしさに魅力を感じました。伝統学部である商経学部が掲げている「三言語」は、現代社会において必要不可欠な要素を、的確かつ明確に表現されているのでないでしょうか。自然言語で国際社会への対応力を付ける。人工言語を駆使することで情報発信力ができる。そして、会計言語によって論理感を持った説得力を備える。これら三要素を持つことで、自らが行動できる人材を開発することが可能であるというコンセプトは、企業側からしても最も欲すべき人材と成り得ると考えます。
総合的に広く浅く教育を行うのではなく、専門分野を深く掘り下げる教育こそが、強さを持った人材づくりであり、このスタンスと取組みは、最先端かつ最強そのものであると考えます。
貴校・千葉商科大学の益々のご繁栄を祈念申し上げ、創立90周年のお祝いの挨拶とさせていただきます。この度は、誠におめでとうございます。

千葉商科大学名誉教授
高木 泰典

創立90周年を祝う

創立90周年を祝う
千葉商科大学名誉教授
高木 泰典

千葉商科大学の教育理念は、創設者の遠藤隆吉によれば、「教育の要は、人の大なるを知り、人をしてその大なる所以の者を知らしめるに在り。また人に接するの第一義なり。」とあります。幾多の有用な人材を育てた千葉商科大学の原点は、ここにあります。この大学の良さは、自由に学び自立させ、人の持つ能力の大きさを自ら悟らせ、その能力を社会で生かすことが、大切であると諭すところにあります。そのため、冶道家の育成、それは、高徳の実業人、有能な会計人など多方面で活躍する人材を育てきた実績は高く評価されています。
人の教育は人にあります。幸い、私が赴任してから、良き人材に恵まれました。経営陣では、寛容の人原田嘉中、決断の人東条吉彦、礼節の人髙柳實あり、学長職では、原価計算の神様番場嘉一郎、未来社会の偉大な改革者加藤寛(敬称略)がいました。各分野とも多彩な業績を上げていますが、会計人の育成面では、いち早く、会計教育研究所が開設され瑞穂会とともに、多くの人材を輩出しています。 これだけではありません。加藤寛学長は、会計大学院を開設し、会計人の育成では、一大拠点校になる大きな成果を収めています。
今や、千葉商科大学は、単科大学ではありません。商経学部、政策情報学部、サービス創造学部、人間社会学部、国際教養学部、博士課程、修士課程、専門職課程の大学院からなる社会科学の殿堂に発展しています。私の人生の大半を過ごさせていただいた千葉商科大学をこよなく愛してやまない者として、今後のますますの発展を祈ってやみません。

元学校法人千葉学園・千葉商科大学事務局長
千葉商科大学同窓会相談役
髙柳 實

母校発展の礎

母校発展の礎
元学校法人千葉学園・千葉商科大学事務局長
千葉商科大学同窓会相談役 髙柳 實

母校創立90周年を心から慶祝し、今後の100周年に向けて、ますます充実発展しますことをご祈念申し上げます。
母校に昭和29年4月から平成20年3月まで、中興の祖である第2代学長の森志久馬先生から歴代の学長に、職員として仕えられたことは至福であった。
3期12年学長を務め、母校発展の礎を築かれた番場嘉一郎、加藤寛の両先生の足跡を回顧する。

  1. 番場嘉一郎先生(第4代学長、昭和50年4月~昭和62年3月)
    先生は、「国府台に学問の城を」をスローガンに、千葉商科大学報に「B氏の所懐」、「計画と実現」と題し所信を掲載し、大学が抱える数々の懸案に取組む強い意志を示され、その成果が特任教授制度を設ける等して、商経学部を基礎学部とした商学研究科及び経済学研究科の修士課程を認可設置した。
    1. 昭和40年代は、大学紛争の時代で、本学でも昭和44年5月28日、31日に3号館前で学友会側と全学公開討論会が行われた時代であった。先生は、学長就任直後、速やかに立看板利用の規制、掲示物の指定場所以外の禁止等、学内環境の整備に尽力された。
    2. スライド制による学費改定を昭和51年度入学者から実施すると共に、入学辞退者の学費納付金の返還制度を導入した。
    3. 本学に隣接の日本医科大学所有の土地を昭和53年3月に取得し、球技場を昭和55年4月に完成、西門を設置しキャンパスの整備に務められた。
    4. 同窓会終身会費(現在は「入会金」)の徴収にあたっては、常任幹事の有志が毎年卒業式当日、テントを張り卒業生に呼びかけていた。その努力により昭和52年度入学者から委託徴収が認められ、同窓会の財政基盤が確立した。会員の喜びは一入であった。
  2. 加藤寛先生(第6代学長、平成7年4月~平成19年3月、4月名誉学長)
    先生は、第一級の大学とする信念のもと、学長に就任されると同時にテレビ、新聞社等のマスコミには、政府税制調査会長としてのインタビュー以外は、常に「千葉商科大学長」の職名で取材に応じ、学園関係者に深い感銘を与えてくださった。
    1. 先生は、学生を「未来からの留学生」と位置付け、自然、人工、会計の三言語教育と少人数教育に直ちに取り組まれた。自然言語の授業は、30人未満のクラスで行うとして、6号館(愛称 ロゴス館)を平成9年3月に完成させた。また、情報教育の環境整備にも意を注がれた。
    2. 半学半教(一日先に学んだ者が師、一日遅れた者が弟子)の教えを基にSA、TA制度を、またトワイライトコースを平成8年4月に開設した。
    3. 大学は、UniversityでなくUniver-cityである。よって、「街が大学であり、大学が街である。」として地域との連携は、重視すべき課題であると主張されていた。
    4. キャンパスの24時間開放化のため、平成14年4月から本館1階学生ラウンジ(現在の同窓会サロン)及び瑞穂会館(現・The University HUB)1階のエントランスホールに、それぞれコンピューターを設置し、学生の終日利用に供した。
    5. 番場先生と同じく大学院の充実に務められ、政策情報学部及び政策情報学研究科修士課程並びに政策研究科博士課程及び会計ファイナンス研究科専門職学位課程を認可設置した。なお、専門職学位課程設置の平成17年4月に、東京の虎の門にサテライト教室を開設した。
    6. 同窓会には、平成8年8月に教育研究会、同年9月に体育会OB会、平成16年には会計人クラブの設置に尽力くださった。

株式会社市川ビル
代表取締役社長
田平 和精

千葉商大は地域間競争を闘う同志、地域の宝

千葉商大は地域間競争を闘う同志、地域の宝
株式会社市川ビル代表取締役社長
田平 和精

私は千葉商科大学に二つの恩が有ります。一つは街づくり組織「元気! 市川会」の誕生と育成、二つ目は経営者としての研鑽を積み人間力を高める「中小企業マネジメントスクール」の22年間の継続開催です。
市川駅周辺の風格・活気・賑い溢れる街づくりを進める「元気! 市川会」は、2001年3月31日貴学主催「中心市街地活性化フォーラム」後の懇親会が契機で発足しました。
もし本企画が無く、ヤル気溢れる産官学民有志の出会いが無ければ、街の魅力は低いままでした。当会には行政経験豊富なT教授に戦略・戦術策定等のご指導を頂きました。
一方S教授主導で1997年開始のスクールは机上学習ではなく、経営理念と実績に秀でた中小企業経営者にご登壇頂き、第一部は講演・質疑が中心です。
第二部「生々塾」例会は、講師を交えた懇親会(兼)異業種交流会でもあり、業種は違っても経営思想・社員を元気にする工夫等、示唆に富む知見・気付を沢山得られる「人間道場」「ビジネスマッチング場」で鍛えて頂いています。
私は地域の宝である貴学と協働し、自分が報恩出来る事を実行中です。
千葉商科大学が市川に在って良かった!

千葉商科大学名誉教授
熊岡 洋一

千葉商科大学創立90周年に寄せて

千葉商科大学創立90周年に寄せて
千葉商科大学名誉教授
熊岡 洋一

私が千葉商科大学の専任講師として赴任したのは1971年、29歳の時です。そして1978年に本学の50周年記念を体験しましたが、その時頂いた記念品・ソニー製の超小型トランジスタラジオが未だ健在で書斎の机上にあり、使用に耐えています。
50周年時の本学は商学・経済学・経営学の3学科からなる商経学部のみの単科大学であり、この年大学院商学研究科修士課程の設置がようやく認可されました。あれから40年経過した今年90周年を迎えましたが、本学の構成は5学部・5大学院研究科と多様となり、かつて石井頼三第3代学長が構想した「社会科学の総合大学」へと近づいてきました。
本学の50周年の頃、日本の18歳人口は150万人以上、学生数は60万人へと急増した時代でしたが、100周年を迎える10年後には18歳人口は110万人を割り、学生数は50万人台へと減少すると予測されています。
ソニー製のラジオではないですが、品質がよければ長持ちします。次の100周年にむけて、長持ちするコンパクトな「社会科学の総合大学」を築いてほしいと思います。

株式会社トキワ 代表取締役
CUC経営者会議 副会長
萩原 重睦

教育社会の信頼の学び舎として更なる発展を期待

教育社会の信頼の学び舎として更なる発展を期待
株式会社トキワ 代表取締役/CUC経営者会議 副会長
萩原 重睦

千葉商科大学創立90周年、誠におめでとうございます。私は今からちょうど40年前の創立50周年の年に卒業しました。当時は商経学部1学部だけでしたが、今日では5学部を有し更なる進化を続けられている事は、世の中が急速に変化する中にあって本学関係者がいち早くそのニーズに適応され、新しい事にチャレンジされた証と存じております。一口に90年と言いますが、その間教育社会も様々な変化をして「艱難辛苦」の連続だった事と察知します。しかしこれまでの90年の継続の歴史そのものが、「信頼の学び舎」として立証され、世間での認知に繋がっている事と思います。そして本学がこの90年間一貫として行ってきた教育が「実学教育」です。私もその実学を本学で学んだ一人ですが、今日会社経営者として当時のその教育が私の根底にあり、やはり本学を卒業し現在会社経営者となっている人達による「CUC経営者会議」という会で「実学交流」をしております。いよいよ大きな節目の100周年まであと10年。卒業生にとっては自慢の大學、教育社会の中にあっては信頼の学び舎として、今後も更なる発展を続けられる事を祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
(商経学部経営学科1978年3月卒業)

人間社会学部2018年3月卒業
中野 智仁

人間社会学部一期生として

人間社会学部一期生として
人間社会学部2018年3月卒業
中野 智仁

創立90周年おめでとうございます。
私は人間社会学部の一期生として千葉商科大学に入学しました。
新しい学部ということで先輩はおらず、自分たちでこの学部を作っていくんだという意識のもと、さまざまなことに挑戦してきました。振り返ると大学での学びは常に挑戦の中にありました。「るるぶ千葉商科大学ver.」の作成や青森県弘前市の地域活性化プロジェクトなど、新しい学部でありながらもさまざまなことに挑戦できたのは千葉商科大学に古くから挑戦する風土があったからだと思います。
この4年間、アクティブ・ラーニングとして学内だけでなく地域に出て学ぶ機会がありました。地域で活躍するプロフェッショナルの方々の仕事を実際に目で見て感じることで、活きた考え方や技術を学び、尊敬できる方々との出会いもありました。90周年という記念すべき年に卒業を迎えられること、うれしく思います。卒業後は私もプロフェッショナルとなれるよう、挑戦を続けていきます。千葉商科大学も挑戦し続ける大学であり続けてほしいと思います。

日本税理士会連合会 会長
神津 信一

千葉商科大学創立90周年に寄せて

千葉商科大学創立90周年に寄せて
日本税理士会連合会 会長
神津 信一

千葉商科大学が本年で創立90周年を迎えられたこと、心からお祝いを申し上げます。
日本税理士会連合会は、貴学に寄附講座を平成24~26年度に開設させていただきました。日税連は、次世代を担う若者にとって魅力ある税理士制度を、をコンセプトとして、全国の大学において寄附講座を開設しており、CUCの寄附講座ではOB・OG税理士が講師を務めさせていただきました。
また、貴学会計大学院会計ファイナンス研究科に設置されたアドバイザリーボードの一員を務めさせていただき、さらに、地元の千葉県税理士会においても、租税教育を核とした人材育成や地域貢献活動などを推進するため、平成25年2月に包括協定を締結するなど、貴学と税理士会との連携を深めさせていただいております。
貴学におかれては、税理士資格取得のためのキャリア教育に特に力を入れ、多くの税理士が輩出されております。貴学と税理士会との良好な関係を更に機能させることで、CUC出身の税理士が今後もさらに増加することを期待しており、併せて、CUCの更なる発展をお祈り申し上げます。

第16回キッズビジネスタウン®いちかわ 代表
組野 智仁

キッズビジネスタウン®いちかわのスタッフとしての3年間

キッズビジネスタウン®いちかわのスタッフとしての3年間
第16回キッズビジネスタウン®いちかわ 代表
組野 智仁

創立90周年おめでとうございます。
私はキッズビジネスタウン®(以下略:KBT)いちかわの幹部スタッフとして3年間活動してきました。この活動では子どもや保護者、スタッフや教職員など多くの方々と触れ合い関わることによってコミュニケーション能力を豊かにし向上させることができました。
さらに、子どもは元気で純粋であり、ときに危険な場面や瞬時に対応しなければならないことがある為、判断力が重要であり物事を見極める力を身につけることができました。
大学に入学した際、「ボランティア活動をしたい!」と考えていたところ先輩に誘われてKBTいちかわに入りました。初めは「子どもたちと楽しみたい!」としか考えていませんでした。しかし、先輩たちはどうすれば成功するか、子どもたちが安全に楽しめるか、など『自身のため』ではなく『子どもたちのため』に企画している姿を見て感銘を受けました。そして、自身の中に「より良いKBTいちかわを提供したい!」という想いが強くなっていきました。
その想い胸に第16回KBTいちかわの代表を務め、子どもたちの笑顔の為に最後までやり遂げることができました。
多くの方々の協力があり、支えられ3年間活動できたことを本当に感謝しています。
貴重な経験を幾つも体験・体感できる千葉商科大学での残り僅かな学生生活を大切にしていきたいと思います。

サービス創造学部長・教授
今井 重男

創立90周年とともにサービス創造学部開設10年目を迎え

創立90周年とともにサービス創造学部開設10年目を迎え
サービス創造学部長・教授
今井 重男

平成4年3月に商経学部商学科卒業後、平成17年間の企業勤務を経て平成22年にサービス創造学部教員に任用され、平成29年4月より学部長を務めています。

サービス創造学部は、多様なビジネス分野で活躍する人材育成をめざす「ビジネス人材開発学部」として、21年に本学3番目の学部として開設しました。ビジネスで必要とされるビジネスマインド、多様な知識と技能、能力を、「サービスマインド」と「サービス思考力」の大きな2つに括り、それを体得できるカリキュラム構成がその特徴です。しかもそれは、「教職員や大学の論理」でなく、徹底的に「学生や社会の論理」に立脚して考えられました。

学部開設10年目を迎える今年、これまでの学部運営に関わる暗黙知(暗黙の共通理解)の言語化作業を行い、学部Vision「新たなサービスを発想し、実現する」を定めました。先述した「サービスマインド」と「サービス思考力」を生かして新たなサービスを発想し、実現する人材(サービス創造人材)輩出に努めます。そしてその達成のために、教職員も研究や企業連携を通じて、広く社会に対して新たなサービスを発想し、実現してまいります。来る創立100周年がサービス創造学部設置20年目となります。「20歳=成人」を迎えたサービス創造学部が、新たなサービスを発想し、実現する人材輩出の学部として、母校の発展に寄与する姿となっているよう教職員はこれからも全力で学部運営に取り組みます。
(商経学部商学科1992年3月卒業)

株式会社ジェイコム市川(J:COM 市川) 代表取締役社長
森山 育子

「アクティブ・ラーニング」の実践の場に携わって

「アクティブ・ラーニング」の実践の場に携わって
株式会社ジェイコム市川(J:COM 市川) 代表取締役社長
森山 育子

創立90周年、おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。

2016年より国際教養学部の学部評価委員として、学生の海外短期研修の結団式や報告会などに参加させていただいております。約2ヶ月間の海外留学とはいえ、ミッションを持って出発、トラブルやホームシックにあいながらもさまざまな体験をして帰国した学生たちの表情はとても輝き、自信に満ち溢れていて、自分のことのように嬉しく、また羨ましくもあり、毎回報告会を楽しみにしております。

また、私どもJ:COM 市川ではネットワーク放送プロジェクトの学生が制作した番組を地域のコミュニティチャンネルで放送しています。番組制作や技術面でのアドバイスなどもさせていただいておりますが、内容は市川市の街や人、歴史などがほとんどで、多くの市川市民の方に楽しんでいただいております。まさに、千葉商科大学が全学で取り組んでおられる『アクティブ・ラーニング』の実践としての「異文化交流」と「地域密着」に多少でも携わらせていただくことができたことに感謝するとともに、これからもグローバルな人材を輩出し続け、更に飛躍される事をご祈念申し上げ、お祝いのご挨拶とさせて頂きます。

商経学部長・教授
太田 三郎

90周年に向けて

90周年に向けて
商経学部長・教授
太田 三郎

この度千葉商科大学創立90周年という記念すべき年に、教員として携われたことを真摯に嬉しく、また感慨深く感じております。
今まで教育の現場に立ち続けてきた中で、学生像の変遷というものを考えたときに、流行や服装は時代の流れとともに変わりますが、学生の持つ自由闊達な精神というものは、いつになっても変わらず、いまも彼らからは新鮮な刺激を受けています。

私は学生が大学に入学した際、2つの視点を大切にしてほしいと考えています。1つは、大学が自分に何を与えてくれるのかということ。社会に必要とされる人材となるために何を学ぶべきかを真剣に考え、計画的に授業を選択していく姿勢が大切です。もう1つは自分が将来、社会にどのように貢献できるかを模索することです。

大学ではさまざまなアクテイブ・ラーニング等のプロジェクトが、授業と並行して行われています。それらに積極的に参加することで、実社会での自分の役割を明確にしていくことが大切に思われます。

千葉商科大学が創立90年から100年へと続いていく中で、日本や世界に貢献できる人材を育てる「実学尊重の教育を実践する大学」として、益々発展していくことを祈念いたします。
(商経学部経済学科1971年3月卒業)

湖山医療福祉グループ 代表
湖山 泰成

新たな価値を創造する高徳な実業人の育成を期待

新たな価値を創造する高徳な実業人の育成を期待
湖山医療福祉グループ 代表
湖山 泰成

千葉商科大学が創立九十周年を迎えられますこと、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
私が最初に千葉商科大学を訪れたのは、2013年学園祭期間中でした。これからの将来を担う学生たちがキラキラと目を輝かせ、そして青春を謳歌している姿を見て、期待で胸がいっぱいになりました。

マーケティングの第一人者である、フィリップ・コトラー教授は「私の履歴書」の最後に、マーケティングの目的として、「社会を良くしていくこと」と再定義し、マーケティング学の次のフィールドは、ソーシャル・ビジネスであると提言しています。その分野において、高齢者医療・福祉・介護は最も公益性の高い、しかも、サービス業として最大の成長分野であります。千葉商科大学で学んでいる学生の皆さんが希望をするどの分野に就職しても、この分野を担当する可能性は高いのです。

私が代表を務めている湖山医療福祉法人グループは、医療法人・福祉法人・株式会社29社で、病院から老人ホームまで、520事業所を経営していますが、毎年、400人位の職員に介護福祉士を取得させています。実は、湖山グループは施設運営グループであると同時に、日本最大の介護福祉士養成学校でもあるのです。当グループは上海へ日本式の医療連携ホームを展開します。現地の研修生は、湖山グループで教育しますので、職員はインターナショナルコミュニティーを経験することになるでしょう。それは日本人としてのアイデンティティを確立する機会でもあります。医療は科学で介護は文化です。グローバル化が進む中で、人間と社会の基本を学び、皆さんが拓くのは、既成概念にとらわれない、新たな価値を創造する未来なのです。

これから創立百周年、百五十周年に向けて更に歩み続ける千葉商科大学に、既成概念にとらわれない、新たな価値を創造する高徳な実業人の育成を期待しています。

学生自治会執行委員会 委員長
野宮 夢加

4年という限られた時間で

4年という限られた時間で
学生自治会執行委員会 委員長
野宮 夢加

私は4年間を通じて学生自治会執行委員会に入り、多くの力を身に付け学ぶことができました。一つの企画を考える発想力や物事の先を見ながら考え動く力、さらに自分の考えや思いを多くの人にどうすれば100%に近い形で伝えることができるかというプレゼンテーション力を学び、吸収することができました。

大学は高校までとは違う環境で個々が自由に学びたいことに対して取り組まなければいけません。
自分には何が足りていないのか、どのような人間になりたいのかを考えた時に入りたいと思ったのが執行委員会でした。先輩たちは自分の意見をしっかりと伝える力や行動力、周りを見る洞察力が優れていて、共に活動していく中で「もっとこうしてみたい!」「自分を変えたい!」という思いがますます強くなりました。執行委員会に入ったことでそのとき思っていた人物像に近づくための大きな一歩を掴めたと確信しています。
また、教職員の方々にも助けていただき、無事に執行委員会委員長を全うすることができました。この4年間で得たものを今後、社会で自分なりに発揮していきます。
これからも千葉商科大学がより発展し一人でも多くの学生が新たな一歩を踏み出してほしいと思います。

千葉県税理士会 会長
杉田 慶一

千葉商科大学創立90周年をお祝いして

千葉商科大学創立90周年をお祝いして
千葉県税理士会 会長
杉田 慶一

千葉商科大学創立90周年、誠におめでとうございます。
貴学は、建学の精神である社会に役立つ実学の尊重と「治道家」の育成を教育理念として、多くの実務家を育成され、多数の起業家・経営者を輩出されるなど、社会に貢献しておられます。

また、伝統的に会計教育に力を注ぎ、税理士をはじめ会計実務家の育成に素晴らしい環境を整備されており、全国的に簿記検定や税理士試験の受験生が減少している中でも、実学重視の熱心な指導のもとで「全国大学対抗簿記大会」において、団体5連覇を達成され、税理士試験合格者も着実に増やしています。

千葉県税理士会とは、2012年に日本税理士会連合会の寄附講座を当会の推薦により実施されたことをきっかけに、2013年には包括連携協定を締結させていただいております。その後のマイナンバーフォーラムの共催や本会研修事業にご協力をいただくなど良好な関係を築いてまいりました。今後も更に関係の強化を図り、ともに社会に貢献してまいりたいと思いますので宜しくお願い致します。

結びにあたり、学校法人千葉学園・千葉商科大学の益々のご発展を祈念するとともに、引き続き、私ども税理士業界へフレッシュな人材を輩出していただくことをお願い申し上げ、お祝いのご挨拶とさせていただきます。

国際教養学部 特命講師
里崎 智也

母校を誇れる人に

母校を誇れる人に
国際教養学部 特命講師
里崎 智也

千葉商科大学創立90周年おめでとうございます。

私と千葉商科大学との関わりはもう6年になります。ゲストスピーカーとして、学生を前に講演やトークショーを行った現役時代。現在は、2015年から国際教養学部の特命講師を務め、年に4回の講義を担当しています。私の学生時代に比べ、今の学生はとても真面目で、授業も真剣に耳を傾けている姿に感心します。現役引退後の仕事で、教壇に立つことが一番難しいと感じるのも、授業で嘘を教えることはできません。自分の経験を話すなら簡単ですが、学生の知識となることに間違いは言えないので、私も授業の準備に余念がありません。特命講師を引き受ける時、学生と一緒に自分も成長できるように頑張ると話したことを覚えていますが、教えることも自分の道となり、振り返った時にそれを誇れるように取り組んでいます。

学生も同じです。出身校は自分の看板となり、一生背負っていくものです。自分の行いでその看板は良くも悪くも見られてしまいます。大学の発展やブランド価値を高めることに、誰もが関わっている。在学中だけでなく、卒業後もそれが変わることはありません。学生時代を振り返り、自分の歩いてきた道、母校を誇れるようになってください。

花巻温泉株式会社 代表取締役社長
CUC経営者会議 副会長
安藤 昭

同じ節目の90周年を迎えて

同じ節目の90周年を迎えて
花巻温泉株式会社 代表取締役社長/CUC経営者会議 副会長
安藤 昭

千葉商科大学創立90周年誠におめでとうございます。これまでの先輩諸氏のご労苦に敬意を表すると共に、現原田理事長先生、原科学長先生始め、教職員の皆様に心よりお祝い申し上げます。本学は、100周年に向けての通過点と位置づけ、少子化の厳しい時代でも本学の理念を掲げ燦然と輝かしい時代を迎えて頂けるものと確信致しております。

小職は1982年に商経学部経済学科を卒業し、現在はCUC経営者会議の副会長として、本学との関わりを持たせて頂いております。当時は、単科大学でございましたが、近年の発展ぶりは卒業生としても、大変喜ばしく誇りに思う所でございます。現在、私が勤務する花巻温泉株式会社も節目の90周年を迎えた所であり、何かの縁を感じております。

私ども観光業も、少子高齢化の逆風に直面しており、学校経営と同じ環境かと思います。この事は、ピンチでもありますが、チャンスでもあり、グローバル化の中で更に飛躍される事をご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせて頂きます。
(商経学部経済学科1982年3月卒業)

千葉商科大学付属高等学校 校長
遠藤 行巳

生き続ける建学の精神とチャレンジ精神で発展し続ける大学と確信

生き続ける建学の精神とチャレンジ精神で発展し続ける大学と確信
千葉商科大学付属高等学校 校長
遠藤 行巳

先進的な課題に積極的に取り組み、発展を続けています千葉商科大学90周年誠におめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。

千葉商科大学は商科系の大学として多くの先達を輩出してきました。また、多くの高校生に信頼され、学生に満足を与えてきました。近年は文系の総合大学を目指し、いろいろな学部を立ちあげてこられました。そのようなチャレンジ精神と教育に対するひたむきな態度は創立者遠藤隆吉先生の建学の精神が生き続けているたまものと深く感銘しています。

これからはAI時代・ブーカ時代と言われ、大きく世の中が変化していきます。多くの職業が無くなるとも言われています。でも落胆してはなりません、逆に多くの職業を生み出すチャンスでもあり、希望に満ちているのです。千葉商科大学に生き続ける建学の精神とチャレンジ精神はそのAI時代・ブーカ時代においても活躍できる人財を輩出し続けるものと確信しています。今後とも学生の為、日本の為、地球の為になる教育を展開する千葉商科大学であり、発展し続ける大学であることを祈念いたします。

千葉商科大学大学院
経済学研究科 客員教授
瀬戸山 隆三

千葉ロッテマリーンズのファンサービスやチーム強化など、学生の共同歩調からプロ野球史に残る偉業を達成

千葉ロッテマリーンズのファンサービスやチーム強化など、学生の共同歩調からプロ野球史に残る偉業を達成
千葉商科大学大学院 経済学研究科 客員教授 瀬戸山 隆三

千葉商科大学が2018年5月に創立90周年を迎えるにあたり、心よりお祝いを申し上げます。

私は約30年にわたりプロ野球球団のフロント業務に従事してまいりましたが、2004年から2012年まで千葉ロッテマリーンズの球団社長や球団代表をつとめました。その中で、千葉商科大学には試合協賛していただくなどいろんな形でバックアップしてもらい共に歩んでまいりました。その間、球場改革やファンサービスそしてチーム強化と多方面で千葉ロッテマリーンズは成果をあげることができたのです。2005年に31年ぶりのパリーグ制覇そして日本一、2010年にはリーグ3位から勝ち上がり下剋上での日本一といずれもプロ野球史に残る偉業を達成できたのは、千葉商科大学との共同歩調の賜物と言っても過言ではありません。

どうか今後も千葉商科大学が、千葉県をはじめ日本や世界の経済や文化やスポーツなどの発展に大いに貢献されることを祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。

政策情報学部2010年3月卒業
若木 一真

社会人になってから実感した「三言語」。現役学生は基礎を抑え、活用できる機会は最大限使い、目標に向かって欲しい

社会人になってから実感した「三言語」。現役学生は基礎を抑え、活用できる機会は最大限使い、目標に向かって欲しい
政策情報学部 若木 一真

私が入学した2006年当時、「三言語」というワードを学内各所でよく耳にしました。三言語とは英語・会計言語・プログラミング言語のことで、これは昔教養とされていた読み・書き・算盤に対し、現代の教養を表す標語だと伺いました。

私は働き始めてようやく三言語の重要性に気づいたのですが、幸いなことに、カリキュラム上、この三言語については卒業までに最低限の知識が自然と身につくようになっていました。私事ですが、大きな苦労なく、実務レベルまで知識・ノウハウを積むことが出来たのはこのおかげだと思っております。

また、現役学生と話すと、当時に比べて学ぶ機会に恵まれていると感じます。例えば、当時は英語を学ぼうにも、その機会を学内に求めるのは難しい状態でした。それが今は、全世界から学生を呼び、他方で希望すれば留学も出来るとのことです。そのプログラムの一環として、当時からあるGPAC(アジア学生交流会議)が引き続き母校に息付いており、90周年の節目に本学で開催予定というのは、いちOBとして嬉しいものがあります。

現役学生には、是非基礎を抑え、活用できる機会は最大限使い、目標に向かって励んでいって欲しいと思います。本学OBとして今後も微力ながら応援して参ります。

日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
中津 攸子

前途に光

前途に光
日本ペンクラブ会員/日本文芸家協会会員/全国歴史研究会会員/俳人協会会員
中津 攸子

千葉商科大学の建学の理念は、幅広くものを見て変化に柔軟に対応し、高い倫理観のもと課題解決のため適切な判断を下せる指導者である「治道家の育成」と聞いています。

今日本は世界に例のないスピードで少子化、高齢化、人口減少が進み、2011年には巨大地震、原発事故。世界は地球温暖化に伴う気候変動、環境、エネルギー、貧困、地域紛争など多くの問題を抱えています。こんな時ですから治道家の求められること切です。

ハーバート大学のシャハー教授は「より良く生きるとは」のゼミを2002年に8名の学生相手に開くと4年後に855名の学生が聴講したそうです。その内容は幸せこそ人生の価値、行動が大切、事実や批判を受け入れ、過ちや失敗は成功の要素など、自分たちを取り巻く世界を理解し、状況に上手に対処できる知識を教え、己を全うし社会に尽くせる人材を育てるものでした。要するに世界最先端の大学が治道家の育成に力を尽くしているのです。このように学び方や生き方を教える学校が今後栄えるそうです。

先日、国際交流の会で楽山の学生二人とその世話をされたご夫婦と同席しました。爽やかで謙虚で楽山の学生にも信頼され慕われている素敵なご夫婦は千葉商大の卒業生でした。他にも私の知る卒業生は人として優れた方々です。生きた広告塔と言われる人材(卒業生)を世に送り出し、就職率は100%に近く、社長の人数は諸大学の中で抜群と聞く千葉商科大学の前途に明るい光を私は感じています。

日本ビューホテル株式会社 取締役会長
CUC経営者会議 会長
石井 一男

学生が集まりにくいという状況下、全学をあげてさまざまな改革に取り組んでいることは、他大学の見本になる

学生が集まりにくいという状況下、全学をあげてさまざまな改革に取り組んでいることは、他大学の見本になる
日本ビューホテル株式会社 取締役会長/CUC経営者会議 会長
石井 一男

CUC経営者会議の会長を仰せつかっております、石井でございます。千葉商科大学創立90周年おめでとうございます。文学博士・遠藤隆吉先生の建学の精神に基づき脈々と発展をしてまいりましたのも、理事長先生・学長先生・多くの先生方の奮闘があったればこそと思いますし、卒業されたOBの方々の活躍を見れば、千葉商科大学ここにありと思います。歴史を振り返りますと、約70年前には、不幸な戦争があり、その焼け跡から見事立ち上がって日本の発展に寄与しましたのも、まさに教育であり、そこに学んだ学生たちの奮闘に他ならないと思います。情況は変遷し、少子高齢化とすべての産業で人材難になってくることは、明白であります。そして学生が集まりにくいという状況下、第1期中期経営計画を策定し、全学をあげてさまざまな改革に取り組んでおられることは、他大学の見本になるものと思います。

平成29年度の入学者数は1,647名と、募集人員1,400名を大幅に上回っているとお聞きしております。ご同慶の至りでございます。これは単科大学から総合大学にシフトを変えたことも大きな要因と思っています。

我々CUC経営者会議も、発足して間もない団体でありますが、大学への支援、卒業生の受け入れ、企業家を目指す学生への支援と、皆様の力をお借りして、支援をさせていただく所存でございます。千葉商科大学のますますの発展を祈念いたしております。
(商経学部商学科1971年3月卒業)

商経学部商学科
宮崎 龍輝

全国大学対抗簿記大会では、今まで学んできた知識及び技術を活かし、個人戦・団体戦共に優勝

全国大学対抗簿記大会では、今まで学んできた知識及び技術を活かし、個人戦・団体戦共に優勝
商経学部商学科 宮崎 龍輝

商業高校で簿記・会計の勉強をはじめ、その過程で会計分野に興味を持ちました。もっと深く会計分野の勉強をしたいと思い、千葉商科大学に入学をしました。また、入学前のオープンキャンパスで、日商簿記検定や税理士試験の講義を行い勉強のサポートを無料でしてくれる瑞穂会に入会することも、この時に決めました。

入学後、瑞穂会に入会し、大学の授業と両立して日商簿記検定1級の合格を目指しました。長期休暇期間にはほぼ毎日学校に通い、精神的に辛くなる日もありましたが合格したいという気持ちの一心で勉強を続けました。その結果、合格することができ、私たちの為に熱心にご指導頂いた先生方には深く感謝しています。

瑞穂会として参加した全国大学対抗簿記大会では、今まで学んできた知識及び技術を活かし、個人戦・団体戦共に優勝する結果を残すことができました。改めて勉強を毎日続けてきて良かったと思いました。また、仲間と喜びを分かち合うことができとても良い経験となりました。千葉商科大学では日商簿記検定や税理士試験以外にも資格取得などのサポートが整っているため、今後は他の資格にも挑戦してみようと思います。

教育後援会 顧問
宮下 律江

いつまでも保護者OBとしてCUCサポーターでいたい

いつまでも保護者OBとしてCUCサポーターでいたい
教育後援会 顧問 宮下 律江

創立90周年、誠におめでとうございます。心より御祝申し上げます。

私は教育後援会役員を1年、会長を3年務めさせていただき、CUCの魅力を肌で感じながら、感動と楽しい思い出をたくさんいただきました。

CUCは社会の変革に対応して次々に新学部を創設し、幅広い教育に取り組んでいますが、「実学」をモットーに「社会に通用する力」をしっかり身につけられるプログラムが多種多様に用意されています。私の息子(サービス創造学部2016年卒)も今年就職したばかりのホテルでは、大学の「プロジェクト」で学んだことが正に役立っているようで、新入社員にも関わらずホテルのイベントの企画立案と運営をかなり任せていただいています。

CUCには、学業の他にも、スポーツや特技で全国レベルの大会で優秀な成績を収めたり、地域貢献の活動をしている学生さんがたくさんいらっしゃり、教育後援会は学生さんへの支援を拡大しています。

これからもCUCが「大学×学生×保護者」の相乗作用で益々発展し、社会へ大きく貢献し続ける大学であることを心から願うと共に、いつまでも保護者OBとしてCUCサポーターでいたいと思います。

募金のご案内

千葉商科大学が更なる発展を遂げていくために、皆様の温かいご支援を賜りたくお願い申し上げます。

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