本学の求める人材像"自ら創造して企画・提案し、実行できるプロデューサー型職員"
本学に新卒で入局し、実際に”プロデューサー型職員”として活躍している職員をご紹介します。
所属:入学センターオフィス 広報セクション
入局年:2011年
私は当初、大学職員=事務的なイメージがあり、大学職員は志望していませんでした。大学職員を志望するようになったきっかけは、金融機関の営業職に内定したことを母校(他大学)の就職課に届け出た際、「大学職員に向いていると思う。改革力や企画力が求められるので応募してみては?」とアドバイスを頂いたことです。
母校は既に応募が締め切られていましたが、大学職員の仕事について調べる中で、改革推進派の大学の取り組みは面白そうだと思い、興味を持ちました。
数ある大学の中で千葉商科大学を選んだのは、企業や地域と積極的に連携し、学びを社会課題の解決に繋げて実践的に展開する姿勢に感銘を受けたからです。
当時の私は、集団面接等で「大学生の自己PRに学業よりもアルバイトやサークルの話が多いのは勿体ない」と問題意識を感じていました。そこで「本当に社会で役立つ教育を実践している大学はあるのか?」と調べたところ、目を惹かれたのが千葉商科大学でした。
ここで教育の場を創る一員になりたいと思い志望しました。
私は、改革に挑戦する気概のある職員たち、それを応援してくれる上司や経営層の存在を魅力に感じています。
これまでにも改革が評価され、改革力や志願者数の増加率、また就職サポート力等、各種ランキングで上位に選出されていること、上司が大学業界の代表としてインタビューや講演を依頼されている様子を数多く見てきました。
私自身も、評判を聞きつけた他大学の職員から相談を受けたり、出張先でレクチャーの場をセッティングして頂いたこともあります。
今後も、日々変化する社会の中で改革に挑戦し続ける組織でありたいと思っています。
チャレンジ精神旺盛! です。
就職活動当時は「大手企業や大規模な大学に就職した方が大きな仕事を任せてもらえるのでは?」と考えた時期もありましたが、先に内定を頂いた大手金融機関と比較した結果、本学に中規模ならではの魅力を確信しました。特に、経営層と互いに顔が分かる距離感の中で、一人ひとりの成長を見守り大きなチャンスも与えられる自由闊達な風土はチャレンジの源泉だと感じています。
また仕事の対価(給料)に対して価値を生み出す、という意識も大切であると感じます。価値を生むには、業務に自分のエッセンスを加える必要があるので、「この業務の目的は何?」「なぜこの方法?」「もっとこうすると良いのでは?」などを常に考え、現状をより良くするための質問や提案等が増えます。
しかし、これらの意識が弱いと「間違ったら嫌だから質問しない」「提案しない」など判断がぶれてしまい、活躍のチャンスを逃すだけではなく、何をどう考えている人なのかが伝わりません。仕事における個性まで埋没してしまいます。
完璧な大学職員像は語れませんが、一人ひとりの個性や強みが発揮され相乗効果が生まれている組織は間違いなく良い状態です。
このことを理解し、自分が生み出せる価値を模索しながら、新入職員であろうと「考えること」「発信すること」にこだわってほしいな、と思います。
私自身も課長補佐として、部下が考える機会の創出や自由に意見を言えるような環境作りを意識しています。