岩下直行氏(京都大学)講演「仮想通貨とブロックチェーン」(5/12)

お知らせ

2018年4月11日

申込みは終了しました。

近年、BitcoinやEthereumなどに代表される仮想通貨が爆発的に普及しています。ここでいう仮想通貨とは、分散ネットワーク上に構築されたブロックチェーンと呼ばれる技術に基づく電子的な決済手段であり、信頼できる第三者を介さずにオンライン上の安全な支払いを可能にすることをその目標としています。
しかし、仮想通貨の送金が安全であるという事が、必ずしもそれを利用した取り引きの安全性を保証するものではありません。仮想通貨の盗難や詐欺事件が横行している現状は、仮想通貨を取り巻く技術的、制度的な環境が未熟であることを示しています。
本レクチャーでは、金融ITのエキスパートであり、日本銀行フィンテックセンター創設、初代センター長に就任された後、現在、京都大学大学院でご活躍中の岩下直行教授をお招きします。仮想通貨の現状と法整備の動向、中央銀行による仮想通貨発行の可能性、仮想通貨を活用した安全で公平な金融システムの実現など、今、最も刺激的なトピックについて熱く語っていただきます。

テーマ 「仮想通貨とブロックチェーン/最新の動向とその近未来」
日時 2018年5月12日(土) 14:00~16:00 ※受付13:30~
会場 Galleria商.Tokyo(丸の内サテライトキャンパス)
※公共交通機関をご利用ください。
アクセスマップ
定員 60名
対象者 どなたでも参加いただけます。
参加費 無料
お申込み方法 終了しました。
問い合わせ先 千葉商科大学 経済研究所
TEL:047-372-4863 FAX:047-373-0019
E-mail:info-keiken@cuc.ac.jp
9:00~17:00(平日)

講師:岩下 直行(いわした なおゆき)氏

萩原 静厳氏1984年3月、慶應義塾大学経済学部卒業。同年4月、日本銀行入行。1994年7月、日本銀行金融研究所に異動し、以後約15年間、金融分野における情報セキュリティ技術の研究に従事。同研究所・情報技術研究センター長、下関支店長を経て、2011年7月、日立製作所に出向。2013年7月、日本銀行決済機構局参事役。2014年5月、同金融機構局審議役・金融高度化センター長。2016年4月、新設されたFinTechセンターの初代センター長に就任。2017年3月、日本銀行退職。同年4月、京都大学・公共政策大学院の教授に就任。同年6月、PwCあらた有限責任監査法人のスペシャルアドバイザー兼務、同年8月、金融庁参与兼務。

【委員等】
経済産業省・FinTech研究会/FinTech検討会 委員(2015年~2017年)
金融庁・フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議 オブザーバー(2016年)
全国銀行協会・オープンAPIのあり方に関する検討会 委員(2016年~2017年)
全国銀行協会・ブロックチェーン技術の活用可能性と課題に関する検討会 委員(2016年~2017年) 他
総務省・情報通信審議会情報通信政策部会 loT政策委員会 基本戦略WG ブロックチェーン活用検討SWG 構成員(2017年)

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