02 大学で将来の夢に変化が
採用担当として学生と向き合う

櫻中 彩 さん

商社・小売

トヨタモビリティパーツ株式会社 管理部

商経学部 商学科 卒業

What is your job?

学生に寄り添い
新社会人として
スタートできるよう
寄り添う

求職者より求人が多いとされる「売り手市場」が続く中、企業の人材の争奪戦は激化している。そのため櫻中さんは、どこよりも早く優秀な人材にアプローチすべく、人材に寄り添うサポートを心がけている。就活が始まると、大学の会社説明会に赴き、パワーポイントを駆使して、自社の魅力をプレゼンしリクルーティングを行う。会社の魅力を十分に表現できているか、学生が興味を持てる内容かなど、プレゼン内容は重要だ。また、学生は会社説明会で出会った採用担当者から、会社のカラーや社内風土を判断することも多く、採用担当者が魅力的な人柄であるかも問われる。さらには内定を出した後のフォローも重要な仕事となる。

01 千葉に愛着がわくほど
大学生活を謳歌
地元企業で働きたいと
就活に奔走

宮城県の商業高校に通い、日商簿記2級を取得しました。将来、地元商業高校の先生になりたいという思いがあり担任教員に相談したところ、就職率の高い千葉商科大学を推薦されました。

在学中もっとも勉強になったのは、橋本隆子先生のゼミでした。パソコンの基礎知識を身につけながら、パワーポイントを用いたプレゼン力を磨くことができ、人前で話すことへの自信につながりました。在学中は女子軟式野球部に入部し、部活動にも励みました。江戸川で仲間たちと汗を流したのは今でも良い思い出です。大学4年間を謳歌するにつれ、ある心境の変化が。千葉県への愛着が増すにつれ、卒業後、地元宮城で教員になるより千葉に残って地元企業で働きたいという思いが上回っていきました。

弊社との出会いは、学内で開催された合同説明会。その時対応してくれたのは現在の先輩。丁寧でわかりやすく、なおかつ学生の悩みを真摯に聞いてくれました。この人と働いてみたいと思えたことが応募のきっかです。そして、なんとしても内定がほしい私が頼ったのは、大学のキャリア支援センターでした。履歴書の書き方から、社会人としての心構えを指導してもらった上で面接に挑み、無事に内定が決まった時は心底ホッとしました。両親を安心させるためにも、心から納得いく企業に就職したかったのです。

02 もっとも近い存在として
学生に寄り添い
「新卒の離職者ゼロ」を実現!

千葉県内のトヨタ販売店や自動車部品商、自動車修理工場などのお客さまへ提案・販売する会社の採用担当として活動しています。就活シーズンになると、千葉県内の大学を回り、会社説明会を行っています。一人で採用担当しているため何が正解かわからず思い悩むこともありますが、そんな時は、トライ&エラーの精神で、実践してみることを大切にしています。

今年は、例年6月に選考開始しているところを4月に早めるという取り組みをしました。また、内定者フォローも私の大切な仕事。入社式を迎えるその時まで学生さんは不安でしょうし、他社に興味を持つこともあるでしょう。そのため内定者全員に個人面談を実施し、どんな悩みも逃さず問題解決のサポートができるよう努めています。その結果、過去10年にわたり新卒の離職者ゼロを達成しました。私が弊社に入るきっかけとなった先輩の功績でもありますから、記録を途絶えさせてはいけないというプレッシャーを感じるとともに、より一層やりがいを感じています。

現在入社4年目、そろそろ異動も視野に入れています。現場に近い部署や営業企画に興味をもっているものの、どの部署であろうと「櫻中さんに聞けば確実」と言ってもらえるオールラウンダーを目指しています。